劇場公開日 1991年3月16日

「辻谷耕史さん、ありがとう。」機動戦士ガンダムF91 akiraさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0辻谷耕史さん、ありがとう。

2021年2月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

他の方々のご指摘の通り中盤の作画の乱れと展開の早さは当時の制作側の大人の事情が透けて見えます。
がしかし、富野監督が仰る通り「アニメーターが物理的に無理な事をやってのけた」といわれるシーブックとセシリーの月をバックにクルクルまわるシーンはガンダムシリーズ屈指の名シーンだと思います。

シーブックも
今までのガンダム主人公とは違いフツーのこ。ニュータイプではあるんだけど最初から優等生。初陣でMSを撃ち落とした時の心の葛藤もしっかり表現していて辻谷耕史さんの声の演技も相まって素敵な主人公。
森口博子さんの歌手人生を決めたという主題歌も神がかり的な美しさ。
30年経った現在に
大画面でF91と辻谷耕史さんの声を堪能できることに感無量でした。

akira