機動戦士ガンダムF91のレビュー・感想・評価
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前作よりかなり質感低下
総合:50点 ( ストーリー:40点|キャスト:50点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
物語の設定と展開がどうにも強引だし、登場人物も敵味方陣営を切り替えて変わり身が早いし、何かと受け入れがたかった。
ウイキペディアによると、時代設定は一年戦争から40年以上、第二次ネオ・ジオン抗争からは約30年の年月が経過しているらしい。それまで活躍していたジオンは出てこないが、代わりに時代錯誤な貴族が率いるクロスボーン・バンガードというのが暗躍していて、各種先端兵器が開発されるほどの国力を持っている。
その割にやっていることがしょぼくて、孫娘一人確保するのに平和に迎えを派遣するのではなく、わざわざ危険な攻撃を仕掛ける。戦闘に巻き込まれて彼女が死んだらどうするつもりだったんだろうか。宇宙居留地が攻撃されて損害を受けていて大きな穴がいくつも開いているのに、人々は普通に生活も出来ている。突っ込みどころに事欠かない。
特に物語の展開が後半に急激に進行して、内容が希釈されてしまっていて薄っぺらになる。脚本がしっかりしていなくて無理やりに展開を圧縮して詰め込んだ印象。
登場人物はころころと陣営を変えてしまうし、たくさんの人が死ぬ大きなことをしようとしている割には、家族でのいがみ合いをしているだけだったりする。それも権力闘争とかではなく、感情的な人間関係のいがみ合いが原因なのがなんともしょぼくて。そんな登場人物にも魅力がない。
前作でシャアが世界を変えようと命を懸けたことに比べると、この人達はいったい何のために何をしているのだろうかと思いながら観ていた。
BS12放送録画 実質120分
映像娯楽作品として…
この作品、歴代シリーズでは評価が低いようだが、私はコレを評価している。
まず、敵がジオンや連邦の内乱組織でなく、新たな時代に発生した敵で
あること。
そして、過去の作品の知識を知らなくても、全く新しい世代の物語として
見始める作品と、なっていること。
その2つだけでも、ガンダム・ワールドを大きく広げた作品として、評価
できる。
よく、内容量が消化しきれていないと言われるが、主人公シーブックの
感情や主義は伝わる表現方法を行っているので、主人公の視点で
作品を見るとしては、失敗した作品ではない。
何より、アニメというのが「映像娯楽」であることの、絶対条件のツボは
押さえているわけで、受け手側が見て楽しむ作品となっているから、
30年以上、VHSテープ、DVD、Blu-ray、4Kと映像ソフトが変わっても、
売れ続けているのではないのですか?
辻谷耕史さん、ありがとう。
他の方々のご指摘の通り中盤の作画の乱れと展開の早さは当時の制作側の大人の事情が透けて見えます。
がしかし、富野監督が仰る通り「アニメーターが物理的に無理な事をやってのけた」といわれるシーブックとセシリーの月をバックにクルクルまわるシーンはガンダムシリーズ屈指の名シーンだと思います。
シーブックも
今までのガンダム主人公とは違いフツーのこ。ニュータイプではあるんだけど最初から優等生。初陣でMSを撃ち落とした時の心の葛藤もしっかり表現していて辻谷耕史さんの声の演技も相まって素敵な主人公。
森口博子さんの歌手人生を決めたという主題歌も神がかり的な美しさ。
30年経った現在に
大画面でF91と辻谷耕史さんの声を堪能できることに感無量でした。
4DXを見て
人生初の映画館で見た映画をこの年でもう一度映画館で見れるとは!
4DX自体はそれ程ではなく、風や水は温和しい。
振動と傾きはモビルスーツが動いている限り、絶えずありましたが
残念ながらそれ程 感動はありませんでした。
感動が無いのかというと、この作品を映画館の大画面で見れるのが素晴らしい。
当時やビデオ・4KULTRAHDBlu-rayでも見てきましたが映画館の大画面で見ることで
今更気付いた点を発見できるなど驚きもありました。
そして、Zガンダムではなく、この作品で素晴らしさを味わった
歌姫 森口博子様の歌唱力を味わっていきながらエピローグ。
感動できる本作のテレビ続編が作成されなかった事が改めて残念でならない。
閃光のハサウェイが時を超えて、映像化されるのだから、これを機に
テレビ続編の作成をして頂けないだろうか。
ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜
私、ガンダム世代であります
食い入るように見てました
突然、「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」森口博子さんの歌声を聴きたくなりYouTubeで見つけて酔いしれたいたのですがふと
何の作品だったのだろうか? どの疑問が!
この映画だったのですね
ゼータかな?、と思ったのですがF91だったとはね〜
でもね、この歌が1番心に残ってるんですよね
何十年ぶりかで見ましたよ
複雑な人間ドラマと絡めてのロボット達の戦闘
懐かしいね〜
でね、思うわけですよ私は
もうガンダムはアトムの上を行っちゃってるんじゃないかってね
ガンプラはあるけどアトプラは無いでしょ
歌も映画も書籍もね上なわけですよ、もう断トツに抜いちゃってるんです
それでもね、やっぱり『鉄腕アトム』にはどうしたって敵わないわけですよ
元祖であり祖先であり始まりの一歩目なんだからね
ビートルズが居なかったらって映画があるでしょ
だったらアトムが無かったら漫画やアニメの世界はどうなのかなーと思うわけですよ
ジャパニメーションとかそんな言葉も無かったかなってね
だからやっぱりガンダムはアトムには百年経っても勝てるわけがないのだなって
森口博子さんの歌声を聞きながら思っちゃたんだな〜
早く続きを。。
モビルスーツ同士の戦いが迫力あってよかった!くるくると縦横無尽に回転しながらアクロバティックに戦う姿はカッコよかった。機動戦士ガンダムの劇場三部作を見てから直でこの作品を見たので、この映像の進化は感動的です♫「F91ガンダムは、シーブック・アノーでいきます!」のセリフがカッコよく印象的でした。
前半〜中盤のストーリー展開のスピード感からするとこれ完結するの?と思ってたけど、後半かなり強引にストーリーを区切りまで持っていきましたねぇ。ザビーネとの戦い、ドレルとの戦いとかもっと見てみたいシーンがあったのでなかなか消化不良気味でしたね。。あと、セシリーもモニカも、決断して行動した後に「私はどうすればいいの?」と他人に決断をあずけるスタンスはどうだろう。モニカの「自分の息子を乗せるためにガンダムを作ったんじゃない」発言にはドン引きでした。ルースの「じゃあ、他人の子供ならいいのか!」がまさに代弁してくれました。よく言った、ルース!だからか、なんだか2人とも最後まで印象よくなかった。。しかし、ガンダムっていうのは、民間人でド素人なニュータイプパイロットと仮面かぶった敵のパターンしかないのかねぇ。どうもワンパターンに感じますね。
"This is the only Begining"と打ち出しているものの続編の製作はないんですかね。。クロスボーンがあのまま終わるわけなさそうだし、シーブックの活躍をもっと見てみたいし。是非ともお願いします!
なんとー!
ガンダムの映画は全部見てるけど
これが一番やね
初代から続く物語
アムロやシャアなどは出てこないけど、モビルスーツやコロニーなどで時代を思い出す事が出来る
サイドストーリーではなくそれ自体だけで物語を作れる想像力(まぁ映画だけで完結ではないけど)
映像ではこの映画でしか出てこないけど好きなキャラやMSの上位にランキングされるくらい魅力的な要素がかなり入ってる作品
この後の物語は漫画で繰り広げられてるが(未読)、なかなかに不評w
新たな宇宙世紀100年を作るみたいやけど、個人的に1番作って欲しいのはこのF91の続編
漫画通りにする必要はないですし
当初の予定通りOVAででもいい
出来ればユニコーンみたいに劇場でやって欲しいけど
望み薄やけどずっと待ってますよ
ぜひ続きを、って漫画でやったのか
元々TVとして企画していたものの1クール分を2時間の映画にしたからか、詰め込みすぎ感がありました。
が、青春ものとして骨組みはしっかりしていました。
物語の上での各キャラの役割が、うっすらながら見えていて、続きが観たくなる作品でした。
作画では、あのビームの描き方が好きです。
続きは漫画で^_^;
映画館で観たり、ビデオで観て以来かな〜
元々はTVシリーズ化が前提だっただけに、敵MSのバリエーションが多かったり、話が飛んだりしてるけど、
まぁ見応えはあるかな〜
クロスボーンバンガードも映像化して欲しいが…
漫画版のアクが強いからな〜
最近観たUCでも、この作品でもジェガンはやられメカだった…
テーマは家族
主人公のシーブックやヒロインのセシリーの家族中心に物語は進む。
人が死ぬシーンが多くグロテスクではないものの、
人があっけなく死ぬ絶妙なリアルさを感じさせられてよかった。
続編のクロスボーンも是非映像化して欲しい。
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