「サイコフレームに戸惑う。」機動戦士ガンダム 逆襲のシャア しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
サイコフレームに戸惑う。
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「機動戦士ガンダム」完全新作劇場映画。
Netflixで10年ぶり、2回目の鑑賞。
テレビシリーズは未見、劇場版三部作は鑑賞済みです。
アムロ・レイとシャア・アズナブルの因縁がついに決着!
ネオ・ジオンの総帥に就任し、コロニー落としによって地球の寒冷化を企むシャアに、アムロやブライト・ノア率いるロンド・ベルが壮絶な戦いを挑みました。
人類の可能性を信じる男と地球を見限った男の死闘は、周囲を巻き込んだ濃密なドラマを生み出し、新たな物語の種を蒔きつつも、モヤモヤしたものが残る結末となりました。
そもそも、νガンダムとサザビーなどに搭載されている"サイコフレーム"の意味が分かりませんでした。
ニュータイプ能力を利用するための外装甲と云うことはなんとなく分かりましたが、パイロットのニュータイプ能力が発現し、それが最大まで高まると、開発スペック以上の性能を示し始めると云うのが、どうもピンと来ず…。
なのでクライマックスの展開もご都合主義感が強くて、これが許されるのならば、ガンダムすら必要無くなりそうだし、もはやなんでもありなのではないかと思いました。
クェス・パラヤに振り回されました。男は惚れたが最後と言うかのように巻き込まれたハサウェイ・ノアが不憫で仕方ありませんでした。自ら死地に飛び込んで、自業自得で死んでしまったような展開に、ニュータイプの悲哀を感じました。
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