劇場公開日 1988年3月12日

「無かったことにして再構築して欲しい作品」機動戦士ガンダム 逆襲のシャア うれしいお財布!さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5無かったことにして再構築して欲しい作品

2020年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

この作品を思いついたように時々見返すが、ZZガンダムの乗りで作った感がとっても強い。キャラクターの台詞回しやちょっとした無意味なギャグ、仕草、そんな所が残念たっぷり感。キャラクター作画そのものが安彦ワールドでは無いし、効果音もオリジナルガンダムに属するものでは無い。Zガンダム【テレビ放映】が始まった時も効果音がザブングルと同じで軽くて嫌悪感さえあった。メカデザインも系列が変わりおもちゃっぽい物に置き換えられてしまった。

ここは一つ昨年のハリウッド映画【ターミネーター〜ダークフェイト〜】のように過去の同作品を無かった事にして、再構築して作りなおして欲しいと感じる。オリジンの作り込みに近くストーリーももう少しシリアスに、メカデザインも機械っぽく作って欲しいですな。

でも時々観たくなるのはなぜだろう?
おまけとしてブライトさんとミライさんの白目は嫌です。

うれしいお財布!
ばるすパパさんのコメント
2020年6月28日

>時々観たくなるのはなぜだろう?

自分もそうですが、歳をとったという事だと思いますよ。
この作品は監督自身が対象年齢を30以上としています。富野世界での年齢設定は+10歳なので、社会人としてベテランの域に達した人だけがわかる悲哀、怒りが込められてるため、それがわかる年齢に達したと言う事でしょう。

ばるすパパ