「初対面の女にいきなりビンタされるカイ・シデン」機動戦士ガンダムI 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
初対面の女にいきなりビンタされるカイ・シデン
テレビアニメの方は何度も鑑賞したが劇場版は初めて
テレビアニメの再編集三部作の1本目
『哀戦士』『めぐりあい宇宙』』と2本目3本目には素敵なサブタイトルがあるが一本目にはない
映画業界の慣例らしいがもうそろそろサブタイトルをつけてもいいではないか
アムロとガンダムの出会い
ザビ4きょうだいの末っ子の戦士
地球に帰還し母との再会
グフのほんのご挨拶
矢継ぎ早だが悪くない
シャアとセイラがきょうだいという事実も早くもわかってしまう感じ
なぜかアムロの母親の声当てだけが目まぐるしく変化している
テレビ版は沢田敏子
劇場版は倍賞千恵子
特別版は池田昌子
理由はよくわかない
僕は声当ては声優養成学校出てないとダメだとは思わない
昔は舞台俳優が主流だったし戸田恵子のようにタレントから転身する者もいる
僕は声当て専門以外お断りという閉鎖的な思想はない
ただなぜ沢田敏子だけ外したのか
そしてなぜ倍賞千恵子が抜擢されたのか
さらにいえば沢田敏子ではなくなぜ池田昌子なのか
なぜだろう
疑問は深まるばかり
エンドクレジットで倍賞千恵子の扱いが大きすぎてシャアの人が映画会社に抗議したのはガンダムファンの間では有名な話らしい
実際はどうだったのかわからない
観たのは劇場版ではなく特別版だからだ
映画.comでは倍賞千恵子だが池田昌子に変更するべきだろう
映画やドラマの慣例では大物が脇役として登場する場合は最後に表記するのが慣例だ
東映時代劇オールスターキャストで片岡知恵蔵主演なら最後に市川右太衛門が来るように
テレビドラマなら主演小泉今日子が最初に出て最後に宇津井健が出る
エンディングテーマは作詞作曲谷村新司
歌はやしきたかじん
富野由悠季の趣味だろう
テレビアニメの方はあのお馴染みのオープニングテーマが話が進むにつれて違和感を覚える
正義の怒りとは連邦軍側だけの言い分ではあるまい
よくあることかも知れないが細かい内容は作詞家には伝えてないのかもしれない