機動警察パトレイバー the Movieのレビュー・感想・評価
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4DXとの相性、抜群!
名作と4DXとの相性は、バツグン♥
パトレイバーは、最高のストーリー・監督が相なす見応えたっぷりで最高でした。野明のアルフォンス(イングラム)への愛情・遊馬と後藤隊長らによる容疑者の謎にせまるリアルな謎解きなど今みても、古さを感じさせません。
名シーンの多い、秀作です。
架空の世界。コンピューターウィルスを用いたテロを防ぐために、パトレイバー隊員が活躍する物語。
パトレイバー隊員が活躍する近未来アクション映画です。
特にクライマックスのアルフォンスの闘いは秀逸です。「丁寧さ」、「精密さ」、「迫力」、「緊迫感」。台風一過の日の出も印象的な名シーンです。
この映画はストーリーも、映像も凄く良いのですが、印象的なシーンが多い作品でもあります。
例えば、出動準備のシーン。大規模テロを防ぐ責任と自負、失敗した時の不安、危険に直面する恐怖、そして近づく大型台風。効果的なBGMをベースに、隊員達の「高揚する気持ち」が描かれます。
例えば、中盤で刑事が寂れた街を歩くシーン。セリフ一つなく、淡々と再開発される直前の街並みを映します。社会の無常を効果的に映し出されていて切なくなります。
徐々に小難しい映画ばかり作り始める押井監督ですが、この作品は万人に紹介できる良作だと思いました。
あっ軽い人びとが大活躍! SF映画史上に残る大傑作!
1988年より開始したメディアミックス作品、『機動警察パトレイバー』シリーズの劇場用アニメーション第1作。
突如として頻発するようになったレイバー暴走事件に、警視庁特車二課第二小隊のメンバーが立ち向かう。
監督は『うる星やつら』シリーズや『天使のたまご』の日本アニメーション界の巨匠、押井守。
『パトレイバー』シリーズですが、漫画版は既読済み。アニメーションも劇場版を含めほぼ全て鑑賞済み。実写版だけは全くの未見。
熱狂的ではないですが、まずまずのレイバーファンのレビューになります。
あくまで私見ですが、チームものとしても、お仕事ものとしても、近未来を描いたSFものとしても、ロボットものとしても、『パトレイバー』以上のコンテンツはほとんどないと思っています。
キャラクターはみんな最高!時代設定も秀逸!舞台設定も完璧!
何故近年新作が作られないのか不思議でしょうがない(実写版はあったけど…)。
『ガンダム』や『エヴァ』以上に魅力的なコンテンツだと個人的には思っています。
そんな思い入れのあるシリーズの劇場版第1作な訳ですが、久しぶりに見返してみて驚きました。
いや、面白すぎる❗️
80年代のアニメーションとは到底思えない圧倒的なリアリティを持った映像のカッコよさ。
コンピュータウィルスを物語の核に置く先見性。
鳥肌の立つような恐ろしいサスペンスと、お馴染みのキャラクターが織りなすコメディのバランスの完璧さ。
都市再開発に伴い消えていく、昭和の街並みに対するノスタルジア。
何から何まで最高すぎる。
シナリオには全く欠点が見られない、完璧な完成度。
最大の悪役が既に故人であるということの異様さが、映画全体の緊張感を引き立てています。
本当に最初から最後まで物語をかき回し続ける。
どう足掻いても彼の思惑通りに進むという展開には舌を巻きます。
最高のSF映画であることは疑いようがない。
クライマックスがちょっと薄味だったことが残念といえば残念なのだが、頭からお尻までつまらない時が無い。
あまり知名度が高く無いのが本当に残念。みんな観てくれ〜!
終わりなき日常の内破
零式が好きです。
機械に立ち向かう人類の知恵と勇気
作業用レイバーがコンピュータウィルスによって暴走し始める。台風が海上プラント通称方舟に影響を及ぼして、8,000台のレイバーを暴走させるテロリスト帆場暎一(エホバ-ヤハウェ)。
1989年とは思えないほど2016年でも現代的なテーマを扱ってて見れる作品。各登場人物がそれぞれの立場で緊急事態に適材適所の働きをする過程が丁寧に描かれてる。
今なお色褪せぬ「先見の明」が光る
"機動警察パトレイバー(映画)" シリーズ第1作。
DVDで4回目の鑑賞(劇場公開版)。
OVAは未見。
本作がきっかけで「機動警察パトレイバー」と云うシリーズを知った。元元、刑事ドラマや警察小説が好きだったので、アニメでもこの手のジャンルの作品があるのかと驚いた。
レイバーが存在していること以外、現実に則した世界観と設定が構築されているところがとてもリアルだし、警察官たちの日常を描くところに主眼が置かれているのが斬新で面白い。
コンピュータ・ウイルスを使ったテロ事件を題材にし、情報化社会の脆弱性について警鐘を鳴らすストーリーは、製作された年代を考えると時代を先取りしていて驚かされる。
今観ても色褪せることの無いテーマ性であるし、人工知能などの技術が発達してだんだん「未来」では無くなりつつある今こそ、観る価値を持っている作品ではないだろうか。
帆場暎一の犯罪を紐解いていくミステリであると同時に、特車二課のはみだし隊員たちが繰り広げる活劇でもあり、後の劇場版よりもエンターテインメントに振り切った作風が爽快だ。
帆場の仕掛けたテロ計画の巧妙さは意表を突くものであり、物語を盛り上げる。クライマックスの「方舟」でのバトル・アクションはとても迫力があり、手に汗握り見入ってしまった。
[余談]
「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督はパトレイバーの大ファンだそうだ。演出の参考にしているらしく、言われてみれば湾岸署の面面にヒーローはいないし、作劇にも似通った点がチラホラ見受けられる。その際たるものは「交渉人真下正義」だろう。犯人の正体の見えなさ加減がそっくりだなと思った。
[以降の鑑賞記録]
2021/02/14:DVD(サウンドリニューアル版)
2024/09/27:DVD(劇場公開版)
※リライト(2021/02/14)
※修正(2024/09/27)
無理したんでしょうね。
色褪せない傑作
ドラマがなく徒にストーリーを追ってしまっている。
わたしは駄作を見てしまうと、怒りがこみ上げてくる性質なのですが・・・この映画はどちらかというと腹が立ちました。
前評判が良すぎたせいかもしれません。
コンピューター暴走ネタの作品でこれの類に入る一番古いものは
ウォーゲーム
です。この作品や、サマーウォーズをみても、その点で新しいとか感じることはありませんでした。また、コンピューターの暴走というネタでいくと、かの有名なキューブリックの作品や、ブリンナー主演の異色西部劇があります。
主人公たちの敵がハッキリしてないので見ていてもイマイチ興奮できませんでした。具のないカレーライスを食って腹が膨れてしまったような感覚です。
でも、まるっきり駄作でもないと思います。押井守監督の次回作に期待します。
問題意識含めて全く色褪せていない作品。
『1980年代に予想されていた10年後』を描いた本作シリーズ。
私は漫画から本シリーズに入りましたがその世界観、キャラクター、機体に魅せられOVA、TVアニメ、劇場3作品、SFソフト、小説…と色々なメディアミックス作品を渡り歩きました。
非常に好きなシリーズです。
で、劇場1作目の本作。
主人公達が駆け回り、苦悩し、活躍する。
パトレーバーと暴走レイバーが派手に格闘する。
そして、帆場の捜査を通じて変化する東京、取り残される東京が描かれる。
笑って、アガって、考えさせられる。
そして劇中の音楽も格好いい。
最高です。
2013年の今観ても全く色褪せていません。
今回、劇場の大きなスクリーンで観る機会に恵まれて非常に良かった。
2014年に実写版公開予定ですが個人的には本作で取り扱ったHOS事件か廃棄物13号を取り扱った派手な映画にしていただきたいものです。
今夏公開予定の映画「パシフィック・リム 」みたいな映画にしてくれれば嬉しいんですが…ならないだろうなぁ。。
本作はオススメです。
当時としては何もかもが先進的
最高のSFエンターテイメント。
多分、押井守監督の最高傑作でしょう。
20年以上先を見据えた鋭利な先見性と、それに逆らうアナログ人間たちの「知恵と勇気」の奮闘が、ギャグを交えて存分に発揮されています。
古い話で恐縮ですが、「交渉人真下正義」はこの名作の丸パクりです。
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