「贖罪」鬼畜 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
贖罪
印刷屋を営む夫婦がいた。
ある日、夫の愛人が幼い3人の子供を押し付ける。
激昂した妻は夫に子供を処分するよう迫り…。
“子供殺し”というショッキングな題材の問題作。
今の世なら間違いなく御法度だろう。
見ていて、恐ろしく辛く悲しく苦しいが、最後は深い感動と余韻に包まれ、贖罪が込められている。
いや、今の世だからこそ逆に見て欲しい映画。
そしてこの映画から何かを感じ取って欲しい。
「砂の器」と並ぶ、野村芳太郎監督による松本清張映画の傑作。
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