「凄いよねぇ。ど畜生!」鬼畜 バカさんの映画レビュー(感想・評価)
凄いよねぇ。ど畜生!
実際の事件が元のストーリーなのですよね。
緒方拳さん演じる父親が旅館で泣きながら昔話を吐露するシーン。
昔味わった惨めさを吐露する姿、あれは惨めさに負けた本当に惨めな人間のシーンだ。
それと対照的なのが、最後の長男の固く口を閉じた姿だろう。
どちらがより惨めで強いのか。
辛い目に合った人間には、同情したい。
だが、それを子どもに同じ目に合わせるような愚かな人間には、同情しない。
鬼畜になり得るからだ。
みんなお父さんが大好きなんですよね。無実な子どもたちはずっと人間でした。
あと志麻さん怖すぎ(笑)実生活では子煩悩なのに笑
シンプルに養子に出せ!と思ってしまいました。
あまりの役者陣の鬼畜ぶり、生々しさにとても見応えがありました。
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