キスより簡単
劇場公開日:1989年1月28日
解説
自由奔放に生きる女子大生とそれを取り巻く男たちとの恋愛を描く。石坂啓の同名漫画の映画化で、脚本は「箱の中の女2」のガイラこと小水一男、監督は「松居一代の衝撃」「スクラップストーリー ある愛の物語」の若松孝二、撮影は「香港絶倫夫人」の伊東英男がそれぞれ担当。
1989年製作/94分/日本
配給:東映クラシックフィルム
劇場公開日:1989年1月28日
ストーリー
女子大生の泉まあこはそれぞれ父親の違う四人姉妹の三女。ママは三度結婚し、まあこを産む時にはロクさん、シンちゃん、梶さんという三人の男性と付き合っていたので本当の父親がわからないのだ。複雑な家庭環境に育ったまあこはママを理想として自由な恋愛を追い求めていく。ある日まあこは恋人のスズナリを家に連れてくるが、彼はシンちゃんの息子だった。近親相姦かもしれない危険な関係だか、スズナリはまあこの魅力から離れられない。しかし、まあこは独占されるのを嫌がった。まあこはロクに「おまえは本気で人に惚れたことがない」と言われ、次第に父親以上の愛情を感じてしまう。そしてロクとまあこはある晩ベッドを共にするが、それがスズナリの嫉妬を買った。公園でスズナリはロクに喧嘩を売るが、ロクは彼の若さに呆れ二人を残して去っていく。久しぶりにスズナリはまあこから電話をもらい会いにいくが、彼女は胸に赤ん坊を抱いていたのだった。