Kamome
劇場公開日:2000年3月4日
解説
昭和57年、松山市で実際に起こったホステス事件の犯人・福田和子の15年に及ぶ逃亡生活とその生き様を描いた実録ドラマ。監督は「元気の神様」の中村幻児。脚色は中村監督と「サディスティック・ソング」の佐藤俊城の共同。撮影を中村監督自身が担当している。主演は「元気の神様」の清水ひとみ。スーパー16ミリからのブローアップ。
2000年製作/96分/R15+/日本
配給:アルゴ・ピクチャ-ズ
劇場公開日:2000年3月4日
ストーリー
1982年、愛媛県松山市内にある高級クラブのナンバーワンホステスの悦子が、元同僚のホステスに殺された。犯人の福間和江は彼女の恵まれた生活に嫉妬し犯行に及んだのだ。犯行後、悦子の家財道具を売り払い、夫に手伝わせて悦子のしたいを山中に埋めた和江。その後、彼女は逮捕された夫と子供を置いて逃亡生活を送るようになる。整形し、愛人を作ってはその度に水商売やラヴホテルの清掃など仕事を変えて、各地を転々とする生活。名古屋、東京、大阪、北は青森へ彼女の逃亡生活は15年に及んだ。時効成立一ケ月前、和枝逮捕に躍起になる警察が四百万の懸賞金を出した。その頃、和江は福井に滞在していた。そして、行きつけの小料理屋の女将・雅美と常連の野上の通報で、彼女は遂に逮捕されることになる。逃亡生活通産5459日目、時効まであと21日の日のことだった。