劇場公開日 2020年11月27日

ガメラ 大怪獣空中決戦のレビュー・感想・評価

全43件中、1~20件目を表示

4.0古くても少しチープでも愛せる映画

2024年11月17日
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約30年前の味のある怪獣映画。
ガメラシリーズ再始動リアル路線三部作の第一弾。
こんな特撮映画が観たい、こんなシーンが観たい、そんな願望を叶えてくれた。

怪獣出現でパニックの日本に駐留している米軍が何をしているのかは知らない。
見どころは鳥類学者の長峰真弓(中山忍)の言動、女子高生の草薙浅黄(藤谷文子)と怪獣の心の交流、敗れざる自衛隊の活躍、そして何よりもガメラとギャオスの登場シーンが味があってとても良い。エンディングクレジットで流れる主題歌「神話」(爆風スランプ)も作風に似合っている。

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Don-chan

4.0わあ、ありがとー。

2024年6月27日
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鑑賞方法:その他

楽しい

興奮

「東京カウボーイ」を観て、勾玉を貰った時の浅黄ちゃんの棒読みを思い出しました。来るよ、きっと来るよ! も大概でしたがね。
三部作の中では怪獣色が一番濃いと思います。鳥の習性を残したペリットとか上空で翻るギャオスの姿の怖ろしさ。ガメラも福岡ドームで回転ジェットを始める所が激燃え。最後も必殺技を西部劇のように撃ち合う!
しかし藤谷文子さん、勾玉が割れても呪縛からは逃れられないようですね・・。

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トミー

2.0タイトルなし

2024年2月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

ストーリーはともかく、人の言動に説得力が無さ過ぎて自分には全くハマらなかった。最近は邦画を観る事も増えたが、自分が邦画が嫌いだと言う事を思い出させてくれた。ちょくちょく流れるニュースのシーンは良かった。

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ソルトン

4.0怪獣 VS 怪獣作品では群を抜く出来♪ 俳優陣のキャスティングも◎

2023年12月11日
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対怪獣同士の作品では出色の出来です。
ガメラの出現、ギャオスの捕獲など理にかなった演出が、無理なく物語を進め、あっという間に見終わります。

俳優陣も小野寺昭さんのよいパパ風自然な演技、中山忍・伊原剛志のひたむきさ、螢 雪次朗のコミカル感、役人=本田博太郎・軍人=長谷川初範の存在感 等々キャスティングも適材適所で申し分ありません。

唯一、スティーヴン・セガールの娘である藤谷文子が、ガメラと意思疎通出来る共鳴体になってしまうところが、当初違和感がありますが、そういう設定と受容下さい。

そして当時の本物のニュースキャスターがニュース映像で出演しているシーンもリアルです。

戦車・トラック・ヘリ・艦船など、自衛隊が本物で撮影協力しているシーンも搭乗してる方も本物の自衛隊員?など、考えながら見入ってしまう♪
ガメラの着ぐるみ感がやや気になりますが、暗いシーンでごまかしたCGハリウッド作とは異なり、ハッキリ見せてくれている事をむしろ英断に感じる。

「ゴジラ-0.1」の制作費1500万ドル(約20億円・ハリウッド作は10倍以上)が低すぎるのに、すごいクオリティと驚愕している海外ファンが多いですが、本作は恐らく5億未満の制作費です。
その点を甘受してご視聴を♪

今作は平成ガメラ3作のうち1作目(1995年)ですが、昭和ガメラシリーズの「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」(1967年)も傑作ですので、機会あれば♪

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レオン

4.5日本怪獣映画の最高傑作のひとつ

2023年9月3日
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鑑賞方法:VOD

何回みただろうか。
何度みても面白い!
確かにCGも無い特撮なので粗は目立つ。
だけどストーリーと特撮ならではのアングルで、迫力とテンポの良さは最高ですね!
アニメが新しく放送されますが、伊藤和典さんの脚本でCGのガメラがみてみたい!

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A1_Godzilla

5.0神話‼️

2023年8月22日
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楽しい

怖い

興奮

これぞ映画ファンが本当に観たかった "シン・怪獣映画" ‼️高度経済成長を経た現代の日本に怪獣が出現したらどういう事になるのか❓国民、国家、自衛隊、メディアの反応‼️ゴジラシリーズやウルトラマンで描かれてきた怪獣プロレスによって、どういうリアルな事態が発生しているのか❓特に面白かったのは、ギャオスに対する自衛隊の作戦‼️福岡ドーム、今はPay Payドームにギャオスを閉じ込める作戦なんですが。光に弱いギャオスをヘリコプターで誘導。ギャオスが餌である大量の肉を食っている間に、開閉式の屋根を閉めようとする。それに気づいて襲いかかるギャオス。後ずさる中山忍さん。ライトフラッシュと麻酔銃のW攻撃でギャオスを捕獲、逃げた一羽を博多湾から出現したガメラが一撃で仕留める‼️なんかガメラと自衛隊の連携作戦みたいでカッコいいですよね‼️そして藤谷文子さんの少女が勾玉を使ってガメラとテレパシーというかシンクロ出来るという設定。ギャオスが古代文明が作り出した生物兵器であり、手に負えなくなった彼らが対抗策としてガメラを生み出した、という設定も面白いです‼️ ギャオスが列車の車両を襲うのも、キングコングやゴジラへのオマージュだし、夕暮れをバックにギャオスが壊れた東京タワーに巣を作るビジュアルも素晴らしいですね‼️そしてラスト‼️対峙するガメラとギャオス。一瞬の静寂。次の瞬間、放たれるガメラのプラズマ火球とギャオスの光線‼️粉々になるギャオス‼️「あばよッ」とばかりに飛び去ってゆくガメラ‼️これは「椿三十郎」だー‼️スゲーッ‼️

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活動写真愛好家

3.5【”超古代文明が産み出したモノ。”シンゴジラもビックリの本格的怪獣映画。金子修介が監督である事にもビックリである。やるじゃん!金子修介監督!】

2023年5月15日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

幸せ

■太平洋上で巨大漂流環礁が発見された頃、九州の姫神島で謎の人間消失事件が発生。
 調査に訪れた鳥類学者・長峰真弓(中山忍)は、そこで巨大怪鳥を目撃する。
 一方、巨大環礁に上陸した海上保安庁の米森(伊原剛志)と保険会社の草薙(小野寺昭)は、環礁上にあった石板の碑文を解読する。

◆感想

・軽ーい気持ちで観たら、この作品、実に面白いし、良く出来ている。

・ギャオスが人間を捕食するシーン等は、ヒッチコックの”鳥”である。

・美しき中山忍さんが、愚かしきギャオス捕獲を指示する政府高官(本田博太郎)を一括するシーン等も、大変宜しい。

・アトランティスとか、勾玉などを出しながら、ガメラと草薙浅黄(藤谷文子)の思想がシンクロしていたり、福岡ドームでギャオスを捕獲しようとしたり、ナカナカである。

・東京タワーをぶち壊し、折れた部分に留まるギャオスの絵なんかも、良い。

<いやいや、金子修介監督、やるじゃないの!面白き、平成怪獣映画である。支持。>

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NOBU

3.0今や超有名な人も、今となっては懐かしい人も。そこは楽しめる。いやに...

2023年2月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今や超有名な人も、今となっては懐かしい人も。そこは楽しめる。いやに評価高いですね。私はそれほど…
・主演級、中山忍の棒演技。顔は姉よりいいのだが(笑)
・カメ🐢は空飛んだらあかんやろ(笑)宇宙まで行ったで。
・勾玉により突如ガメラと一体化するセガール娘。勾玉めちゃいっぱいあったやん、なんでこいつだけ?
でもなんだかんだで怪獣映画、楽しいね。他のガメラ作品も見てみたい。
BS12

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はむひろみ

5.0従来のミニチュアワークと光学合成の特撮から、CG とデジタル合成の特撮への変革を、この平成ガメラ3部作が推進したからこそ今日の日本の特撮界はあるのです

2022年6月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

平成ガメラシリーズ3部作の第1作

日本の特撮映画、怪獣映画の最高峰の作品での一つです
1954年の最初の「ゴジラ」に次ぐものでしょう
あとは比肩できるものは「シン・ゴジラ」ぐらいです

平成ガメラシリーズも「シン・ゴジラ」も「シン・ウルトラマン」も特撮は樋口真嗣監督です

この本作もいわばシン・ガメラともいえるものでそれは共通している事です

シン・ウルトラマンも、シン・ゴジラも原点は本作にあると言えると思います

1995年3月11日公開
本作は、撮影している最中からラッシュをみた撮影所のスタッフからこれは凄い映画ができそうだと評判になり、公開されるやオタクの特撮ファンだけにとどまらず、怪獣映画なんてといつもは小馬鹿にしているようなうるさがたの映画評論家の先生方まで絶賛の嵐を巻き起こしました
なにしろ1995年度キネマ旬報年間ベストテンに入っているほどなんです
もちろん大ヒットしました

3部作という構想は当初は無かったといいます
しかし本作がこれほどの素晴らしい完成度を示して成功すれば 、自然と続編と言う話になります

そして2作目も高いクオリティを示し大ヒットになります
それなら、普通3部作だろうという風になって言ったそうです

つまりそれほどに作品自体に勢いがあり、スタッフにも勢いがあり、観客もまそれを多いに支持した作品シリーズだと言うことです

平成ゴジラシリーズは、本作公開のの9ヵ月後の1995年の12月に最終作が公開されて終了しました
ハリウッド版ゴジラが製作される為でしたが、実際のところコンテンツ疲労というべきものだったと思います
いや特撮技術の敗北だったのです

1993年の「ジュラシックパーク」のCG による恐竜の映像は日本の特撮を完膚なきまでに打ちのめしたといえます
「スターウォーズ」や「未知との遭遇」が黒船なら、「ジュラシックパーク」は太平洋戦争に敗れたようなものです
逆立ちしても勝てない
それがハッキリしたのです

ジュラシックパークを観たなら、もうチープな着ぐるみの怪獣映画なんか馬鹿馬鹿しい
内容もマンネリ化して変わり映えしない
大人向けなんだか子供向けなんだかわからない
誰も満足しない映画を惰性で撮り続けていたのです
コンテンツ疲労そのものです

それなら映画化ライセンスを売り渡した方が、ゴジラというブランドを永続させるための戦略として当然の事です

しかし、CG とデジタル合成の特撮技術の発展は始まったばかりだったのです
ここで日本の特撮界が諦めていたなら今日の日本の特撮はなかったのです
本作がそれを救ったのです

従来のミニチュアワークと光学合成の特撮から、CG とデジタル合成の特撮への変革を、この平成ガメラ3部作が推進したからこそ今日の日本の特撮界はあるのです

第1作の本作は、何もないところからどうすれば良いものを作れるのか
第2作では、一部CG とデジタル合成を取り入れ、第3作では日本の特撮もCG とデジタル合成で特撮をやれるようにしたのです

それこそが平成ガメラシリーズの最大の功績であり、意義であり価値であると思います

中山忍のヒロインの美しさ、東京の都市破壊シーンの説得力、破壊シーンされた東京タワーに巣をつくり夕焼けのなか佇むギャオスのシーンの絵
どれもこれも語り草ですが、何よりも本作が日本の特撮界に与えたインパクトの巨大さをまず語るべきだと思います

キネマ旬報年間ベスト10になったのはそこまでいれての評価なのだと思います

この平成ガメラシリーズにかかわった95人ものスタッフのインタビューが、2009年に発売されたブルーレイに特典映像として収録されています

彼らが平成ガメラシリーズを経験したことが今日の日本の特撮の土台になっていることがハッキリと分かると思います
ぜひこちらを全員分ご覧になるべきです
もちろん本編の金子監督、特撮の樋口真嗣監督のインタビューも収録されています

最後にかなり長文ですが、この樋口真嗣特撮監督の証言を引用させて頂き多ますます

特撮ファンなら大変に重要な証言だと分かると思います

まだCG やデジタル合成が主流になる遥かに前の時代の事です
ガメラを作る直前、私は自分たちの作れる特撮の可能性について考えてばかりいました
どうして日本の特撮はリアルな説得力が無くてちゃちなんだろうか?
アメリカからやってくる特撮のような画はなぜ作れないんだろうか?
10年近く特撮の現場に参加しているうちに、「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」と同じクォリティのものは到底作れない事も判ってきたのです
ミニチュアワークに依存せずに、合成を中心とした画作りがリアルな説得力に繋がるのは判っていたけれども、それを実現するための予算を獲得する事はまず無理でした
ところが、「ターミネーター」彗星の如く現れた監督が作り出した「エイリアン」の続編を見て、「モンティ・パイソン」のメンバーが監督したファンタジー映画を見て、驚きました
撮影規模から類推するに決して潤沢な予算が投入されているとは思えないのに、ミニチュアワークのみで臨場感と説得力を獲得しているのです
おこがましい表現ですが、「フレンドリーな特撮」
ーつまりこの程度のなら自分たちが与えられるであろう予算規模でも成立するのではないか?
技術ではなく画面構成や色調表現、ライティングでカットのリアリティは飛躍的に上がるのではないか?
あとはどうやってその試案を検証するか?
そんな事を悶々と考えていました
そんなに時に舞い込んだのが森田芳光監督の「未来の思い出」1992年の映画の特撮でした
主人公の恋人を乗せた旅客機が嵐に突っ込み、あわや墜落、でも危機一髪脱出する、というシチュエーションを、綿で作った雲海とピアノ線で吊ったミニチュアで撮影しました
雲のフォルムを自然に再現し、丁寧にライティングするやり方はジェームズ・キャメロンやテリー・ギリアムの映画で学んだ方法です
しかし、その旧態依然とした方法に依頼した本編スタッフの全員が懐疑的だったので、テストフィルムを撮影して観てもらったのです
それから彼らのミニチュアに対する、特撮に対する不信感は払拭され、私たちはそのやり方に対して自信を深めました
それが始まりだったののかもしれませんが、特撮を試せるチャンスはなかなか訪れません
アメリカで製作する「ウルトラマン」の現場に立ち会い、アメリカとはいえ予算が無ければ日本よりも条件が悪くなる事を身を持って味わい、帰国した時点で「ガメラ」の企画を脚本の伊東和典さんから聞きます
それまでの閉塞感を打開する最後の機会だったので、今まで同じ意識を抱いていたスタッフを集め、生まれて初めて制作会社、大映に売り込んだのです
「我々に、特撮をやらせて下さい」
あれほどまで積極的にアプローチしたのは、あとにも先にもあの時だけです
現状に対する不満と大胆な行動力のなせる業だったなと思います
面映ゆいですが、あれこそ「若さ」だったのでしょう
あの時期でないとできない仕事だったし、あの時期に出会えて良かったと思います
いまでもひたすら感謝です

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あき240

3.0当時の特撮技術では最高峰だったものの今や

2021年12月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

福岡ドームを、怪獣の捕獲に使うという発想が、独創的で、なかなか面白かったのですが、肝心のガメラの存在がいまひとつはっきりしないまま、映画が終わってしまったのが残念です。

そのほか、中山忍さんの好演が意外に光っていたり、特撮技術が、「ゴジラ」に比べればいくらかマシだったり、主題歌のウルフルズがハマっていたりと、好きな映画にしたいところですが、細かいアラが気になって、違和感が最後まで消えませんでした。

特に、現地リポーターが恐怖のあまり、途中から方言丸出しになってしまうところは「あり得ない」演出です。なぜ彼女は逃げようとせずに、リポーターの職務を放棄して伝わらない言葉を選択したのか。「本能的な恐怖に、冷静さを失ったあまりに、本来の正しい日本語を使うという職務を忘れ、博多弁丸出しになってしまった」という演出だそうですが、本能的な恐怖が勝つなら、その場を逃げ出すのが本当でしょう。なぜ、台風のリポーターは雨風にさらされながら、言葉遣いが正しいままなのか考えたことがなかったのでしょうか。

2017.9.10

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うそつきカモメ

4.0平成の世に復活したガメラ

2021年8月23日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

興奮

ガメラシリーズで人気の高かったギャオスとの対決を現代的考察、リアルで凶暴なモンスターとして復活、ガメラも子どもの味方等と言わない問答無用のモンスターに。

ガメラが東宝で作られ、東宝で公開される事に違和感よりも、よく製作してくれた声が多かったし自分もそうだった。

リアルに人間を貪るギャオスにこの位凶暴でなくちゃ…と納得したが当時の子どもにはここまでの刺激があるとは思わず観に行った子どもたちもいるんだろうな(笑)

セットも火炎放射(火炎弾)も昔のショボさはまるでなく、ゴジラばりに綺麗に作られている。

人間ドラマもソコソコあるし、パニック映画のそれでギャオスをワナに掛ける展開も熱い(笑)、オカルト要素(娘とガメラが同調)する展開はちょっと??みたいには思うが平成三部作には付きまとってくる要素なので我慢我慢。

同じ怪獣ではあるがやはりガメラとゴジラは違う なぁ。

ギャオスとの戦闘は文字通り空中戦も多く、首が回らない等の欠点など無くなったギャオスは強さはともかく、凶暴さは中々のもの。
ラスト、ガメラのタメからの一発はまずまず良かった。

終の文字も鳴き声に合わせて出てくるのは昔のオマージュか?

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

5.0ギャオス最高!

2021年8月14日
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福岡ドームにギャオス襲来!九州人の血が騒ぐ!
ギャオスの何がいいって、人を食べるところです。

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真理

3.0今見ると。。

2021年6月9日
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鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

 今見ると、やはりセットのミニチュア感というか、映像の合成感というか、ニセモノ感っていうのは感じますね。裏を返せば、それだけ特撮技術が進化しているってことなんですが。。
 ゴジラは基本人類の敵という存在に対して、人類の味方としての存在・ガメラはなかなかおもしろいですね。ギャオス、ガメラに対する自衛隊の動き、人々の行動、テレビの報道などリアリティがあったと思います。この辺りは、『シン・ゴジラ』のよかった点でもあったので、良い点が継承させていてよかったです。
 ただ、ストーリーの中で浅黄の存在意義が何だったのかよくわかりませんでした。なぜ、彼女がガメラとシンクロしたのかも詳しくはわかりませんが(勾玉持ってたからだけ?)、「浅黄がいるからガメラが活動できる」わけでもなく、「浅黄がガメラにエネルギーを与える存在」っていう分けでもなく、ただただ攻撃されたところが一緒に傷ついてるだけの存在という印象で、必要性を感じなかったです。しかも、受けた攻撃全部がシンクロするわけじゃないっぽいし。。
 最後に、シン・ゴジラのゴジラを見た後に、このガメラを見るとめっちゃかわいく見えました(笑)

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かつ

3.5福岡ドームと東京タワー

2021年5月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 丁寧に作ってある感じは見受けられた。幼い頃に観たガメラを完全にリメイクしたという監督の思いも伝わってくる。冒頭からのプルトニウムといい、特撮技術といい、どことなく東宝ゴジラシリーズをも想起させる。2001年の金子修介監督のゴジラも似たような雰囲気だった。そして美少女を使うのも特徴の一つ・・・

 実際に怪獣が出現したら自衛隊はどう判断するのか?といった描写も少なからずあったり、防衛庁の協力により実際に怪獣が出現したらどうなるのか?ということも考えさせられる。

 ギャオスを生け捕りするために福岡ドームを利用するといった大胆な発想に感心したり、東京タワーを追尾ミサイルによって破壊させる驚き。しかし、この折れた東京タワーに巣を作ったギャオスが夕日を浴びて逆光に映るシーンは美しすぎる!ちょっと神がかり。それもあってか、古代アトランティスで生まれたと思わせるストーリーも秀逸だ。さらに数多く発見された勾玉が未知の金属(オリハルコン?)でできていること。古代の神秘を感じるのです。

 まぁ、それよりもギャオス内藤対ゴジラ松井の戦いがあればもっと面白いし、そこへ大魔神佐々木が登場すればさらに面白いハズ!プロ野球界に“ガメラ”と異名を持つ選手がいたら、もっと盛り上がったのになぁ・・・

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kossy

4.0リアル怪獣が現れると、魚の値段が上がるんですよ!

2021年4月29日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

「アフター6ジャンクション」の映画祭で上映されたので
私がドルビーシネマで観た時の感想を再投稿しておきます。

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怪獣映画好きの中で評価の高い平成ガメラ三部作の一作目。
平成ガメラ三部作4Kデジタル修復版のブルーレイが
昨年末に発売され,、
これを記念して
全国7館のドルビーシネマにて

本作「ガメラ 大怪獣空中決戦」が期間限定上映されました。
で、お馴染みライムスター宇多丸さんの推薦で行って来ました!!

いや〜〜よかったね!!!
超巨大生物が実際の世の中に現れたら
人々は、政府は、自衛隊はどんな風に動くのか?
そこをしっかりリアリティーを持って描いてるのが

平成ガメラ三部作の高評価のもとであり
この平成ガメラ三部作を踏んまえて
「シン・ゴジラ」や
ハリウッド版モンスターユニバースが
作られたと思うと怪獣映画史的に大事な一作だと思います。

大きなモノが動く映画は大きな画面で観るべし!!
その上、今回は最新のドルビービジョンと

立体音響技術「ドルビーアトモス」の
「ドルビーシネマ」にての上映ですもの!!
観ないわけないでしょう!!
迫力と画像の美しさが格段に違うし、
全方向から迫ってくる音の洪水は流石に臨場感が最高っす!

で、月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては

この映画がここまで評価されるのは
リアルに大怪獣が現れたら、国は自衛隊はマスコミは
そして何より、一般市民はどんな動きになるのだろう?
それを盛り込んだ設定が当時としては画期的だった訳で、
正直、演技的にちょっとどうかな〜て言う
ツッコミ所もあるんだけど、
そこはちょっと横に置いて、
まずは設定と迫力を楽しんで頂きたいですね。

東宝「ゴジラ」に対抗して作られた大映「ガメラ」
作られた事情は映画会社のライバル争いという
まあ大人の事情なんだけど、それでもそれを

形の有るものとする人間の想像力って凄いなあ〜

「ゴジラ」が常に核の脅威を
背負っているのに対して

「ガメラ」はその背負うものが
これまでの作品では
何かとブレていたため、ちょっとインパクトが弱かったものを
平成ガメラ三部作では、はっきりと
「地球の守護神」という立ち位置を与えられて
大人でも飲み込める存在になっている。

ただただ、デカい生き物が暴れまわるだけでは

もう人々は納得しないんだよね。

「ガメラ」も「ゴジラ」も人間の愚かさを
諌める存在として
これからも君臨していて欲しいと思う。

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星のナターシャnova

4.0面白い

2021年2月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

怪獣映画として骨太かつ王道の出来です

演出のチープさ、一部俳優の演技など細かいところが気になりますが

観て後悔することはないでしょう、お勧めです

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ultramonstar

3.5映画館4K HDRで見た!

2021年2月14日
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設定や撮り方、リアル志向と言うのだろうか、金子監督の功績。例えば、人間目線と怪獣目線を交えたカメラワーク。バックグラウンドの見えないポッと出タクシー運転手は今見るとヤバいやつな気もする。子供のときの記憶がところどころ蘇ってくるようだった。やっぱり実写ならではの良さってあるよな〜と再認識。大迫力の特撮に大満足!子供時代再訪・再履修!中山忍への淡い恋心も…?

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とぽとぽ

3.5古い映画のリバイバルである点は理解できますが…。難がありすぎ。

2021年1月31日
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鑑賞方法:映画館

今年20本目(合計87本目)。
この映画があまりにもうーん…だったので、この映画をみてポイントがたまった関係から、心を洗う目的で、ヴァイオレット~をまた見ました(心の洗濯)。ただ、こちらはもうレビュー済みなのでもう省略します(とはいえ、花言葉の理解など、ヴァイオレット~も、何度も見て「味がある」映画だとは思います)。

さて、こちらの映画。日本を舞台にした映画で、かなり古い時代(私が生まれる時代)からあったようです。それが何度かアニメ・映画化され、今回はそのリメイク版?にあたるようです(どうやら、近い将来に最新作品が放送されるようで、その前ぶりとして古い映画を流してみてほしかった、という趣旨の模様)。

内容的には1995年の映画のようで、今から25年前になりますので、映画の品質等については若干難はあります。ただそれは技術の問題であり、それを今どうこういうのはフェアではないですし、「映像が雑すぎて意味が理解できない」ものではないので、そこは減点要素などからは一切外しています。

内容はもう多くの方が書かれている通り、戦後からある映画のアニメ・映画版の一環で、日本を代表するアニメであるようです。内容も単純明快であり、ストーリーもわかりにくい点はないので(突然、こういう映画で何らの意味もなく大人の営みが出ても困る)、その観点では見ても「意味が分からなかった」ということはないかと思います。

ただ、下記の2点が意味不明であり、知識がある人が混乱する内容になっています。知識のある人が混乱するような映画は正直減点対象にせざるを得ないです(さもないと、資格を取るな、知識を吸収するな、という愚民政策にほかならない)。

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 (減点0.6) 「衆議院の可決に伴って戦争の準備を~」という部分。日本国憲法では衆議院の賛成のみで何かができることは限定列挙されています(日本国憲法参照)。本来は参議院の同意も必要であり、そこで決議が分かれた場合にのみ、(状況に応じて)両院協議会などが開かれるのであり、衆議院「のみ」で物事が決まるものは憲法では列挙されています。今回はそれにあたらず「なんで衆議院の可決だけで物事が決まるのか」不明であり(参議院の存在を没却している)、何がなんだか不明です…。

 (減点0.9) 「政府からの通達で、本怪獣を××と呼ぶことになりました」というニュース報道の部分。通達というのは、「上級行政機関が関係下級行政機関および職員に対してその職務権限の行使を指揮し、職務に関して命令するために発するもの」です(判例)。つまり上級行政庁が下級行政庁に対してのみ効力があるものであり、一般の国民やニュース報道関係者(これとて公共性を帯びても、民間と変わらない。NHKだとやや微妙)には無関係な話です。どうすると「通達」になるのか不明であり(政府は報道機関に「要請」はできても「通達」は出せません。報道機関は何の行政機関ではないから)、言いたいことがまるで不明であり、「んんん?」状態であり、ここで一気に興ざめしました。

 ただ、もとの映画は1995年で、当時はまだ「通達」や「行政指導」「要請」などの定義があいまいであったため、去年(1994年)に行政手続法ができたばかり(今は一部改正されていますが、成立は1994年。このときに行政指導とは何ぞや、通達とは何ぞやというような点が次第と整備されるようになった)で、「言いたいことは一応理解するが、子供さんとみると公民の理解で支障をきたす」という点で大幅減点は免れないかと思います。
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 ※ こういうマニアックなところをつついているのは、先日、とある法律系資格に合格したからであり(はがきも来ています。合格証書は2月中旬とのこと)、さすがにこれは看破できない、と判断したものです。
ただ、一方で「いや、まぁそれはそれとして理解はするけど、一応理解はできるから」という点であればまだわかるのですが、問題は「お子さんと連れてきた場合に、小中の社会(公民分野)で支障をきたすから」にほかならず(当然、今回の私の事例のように、資格を取得した人が逆に理解を妨げられる、という「資格を取った人が逆に意味不明になる」という本末転倒な状況は趣旨を没却するのであり(それなら、資格は取るな、勉強をするな、ということにほかならない)、そういう意味での論点です。

ただ、そういう「子供とみると混乱する」「頑張って資格を取得した人は逆に何が言いたいのか理解不能で趣旨を没却する(資格を取るな、勉強するな、の論点)」であり、それに目をつぶるのであれば、3.5→4.5(各0.25減点程度)にとどまるでしょう。

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yukispica

3.5席に座ったら最後。心は幼少期へタイムスリップ!

2021年1月31日
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楽しい

単純

興奮

55周年記念ドルビーシネマ上映にて。

HDR映えする映像と大迫力のドルビーアトモス(立体音響システム)と聞いていたので、あえて前から2列目で観たのですが…
もう低音の暴力よ!
音圧が前から後ろから上から、そして左右からドドドーン!と襲ってくるようなイメージ。首は疲れるけど、いい体験でした。

ストーリーはあるようでないようなもので、巨大亀「ガメラ」vs巨大鳥「ギャオス」が戦う話。SF路線ではなく『シン・ゴジラ』のように、もし怪獣が現れたらどうするのか?という現実路線で自衛隊がどうのこうのとか、退治より捕獲だ!とか避難勧告だとか(指示は当時無かったのかな?)社会風刺たっぷりで面白い。

それに音楽の盛り上げ方が最高で身体の中から高揚感が湧き上がる!
怪獣の描写も以外とホラー的な演出が多くて、最初からドキドキが止まりません!

社会風刺とドキドキが上手く混ざり合い、如何にも日本映画的な面白さ。
だけでは終わらず!
もちろん特撮がメインな訳ですから!
特撮の可能性を存分に味わった、というか浴びた。バカバカ建物をぶっ壊して、ドッカーン!と爆発させて……
もう爽快もんよ!
観終わった後、名古屋駅のビル群が脆く見えて蹴ったらぶっ壊れるんじゃないか?と少し考えてしまった。
正直、最後の方はただ戦うだけで、最初から続く高揚感とドキドキが無かったのは残念だったけど、まだまだこれからの世界観なので、とりあえず2に期待!ということで。
人生初ガメラでした。

「来るよ。2もきっと来るよ。」
待っててね。ドルビーシネマ

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Pegasus

3.5怪獣映画はこうでなきゃ。

2021年1月23日
iPhoneアプリから投稿

伝奇SF的タッチでいながら、実際に怪獣が出現した時の状況が結構リアルで楽しめました。人間がギャオスの捕獲作戦を行う工夫も面白いし、夕陽をバックに破壊された東京タワーを玉座とするギャオスのシルエットは映像的にも魅力的です。金子修介監督は、怪獣映画のツボの押さえ方が上手く、ゴジラ、ガメラ両方の監督をやってのけた唯一の監督さんだけあって、さすがのお手並!

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