劇場公開日 2020年11月27日

「【”超古代文明が産み出したモノ。”シンゴジラもビックリの本格的怪獣映画。金子修介が監督である事にもビックリである。やるじゃん!金子修介監督!】」ガメラ 大怪獣空中決戦 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”超古代文明が産み出したモノ。”シンゴジラもビックリの本格的怪獣映画。金子修介が監督である事にもビックリである。やるじゃん!金子修介監督!】

2023年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

幸せ

■太平洋上で巨大漂流環礁が発見された頃、九州の姫神島で謎の人間消失事件が発生。
 調査に訪れた鳥類学者・長峰真弓(中山忍)は、そこで巨大怪鳥を目撃する。
 一方、巨大環礁に上陸した海上保安庁の米森(伊原剛志)と保険会社の草薙(小野寺昭)は、環礁上にあった石板の碑文を解読する。

◆感想

・軽ーい気持ちで観たら、この作品、実に面白いし、良く出来ている。

・ギャオスが人間を捕食するシーン等は、ヒッチコックの”鳥”である。

・美しき中山忍さんが、愚かしきギャオス捕獲を指示する政府高官(本田博太郎)を一括するシーン等も、大変宜しい。

・アトランティスとか、勾玉などを出しながら、ガメラと草薙浅黄(藤谷文子)の思想がシンクロしていたり、福岡ドームでギャオスを捕獲しようとしたり、ナカナカである。

・東京タワーをぶち壊し、折れた部分に留まるギャオスの絵なんかも、良い。

<いやいや、金子修介監督、やるじゃないの!面白き、平成怪獣映画である。支持。>

NOBU
CBさんのコメント
2023年5月15日

面白いっすよね〜。俺も、平成ガメラシリーズ、大好きです。だから樋口特撮監督推し、とさえ言えよう。中山さん(忍)は綺麗だけれど、とてつもない棒読みで、でもそこがまた怪獣映画らしく、より一層、特撮シーンの素晴らしさを引き立たせている、と勝手に解釈して絶賛です。やっぱり自衛隊の「引け、退却!」がリアリティあって、昭和怪獣映画と一線を画していると思います!

CB