「すばらしかった」ガメラ 大怪獣空中決戦 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
すばらしかった
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公開当時は映画館で見なくてレンタルビデオで見てあまりに面白くて魂消た。それ以来で見たら合成がちょっとしょぼかった。当時できたばかりの福岡ドームに閉じ込める作戦とかワクワクする。作戦は完璧なのに遂行で失敗するところが、あり得そう。自衛隊の兵器がガメラにダメージを与えているほど強いのもいい。ギャオスが人喰いなのもすごくいい。藤谷文子のカタコトっぽい日本語が変。
金子監督の怪獣映画は最高なのだが、庵野監督に全部持って行かれてしまった感じがあるのが悲しい。
(追記)
4Kリマスターの上映で初めてスクリーンで見ることができた。おそらく3回目だ。当時の技術でやれることをすべて全力でやりつくそうとしている感じがみなぎっている。SFの枠組みで語ろうとしているところがいいのだけど、それにしてはガメラの目がかわいい。
ギャオスが東京タワーを破壊して折れた部分に巣を作ってるのが夕陽に映える。経済に与える影響が大で、日本経済に大きなダメージを与えているが、今現在日本は怪獣が暴れていないのにコロナとウクライナ戦争で経済が深刻だ。30年間ずっと悪化し続けていてここにきての物価高で最悪だ。怪獣の方がまだ退治すれば回復の目途が立つのでマシな気がする。
藤谷文子のエキゾチックな感じがガメラとの交信には必要だ。交信自体が必要かどうか不明でもある。
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