「0010 昭和ガメラ最高峰」大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス NWFchamp1973さんの映画レビュー(感想・評価)
0010 昭和ガメラ最高峰
1967年公開
子供が主役だが大人向きの映画。
ギャオスの光線はガメラの体に当たるもさらに貫いて
進んでいく。超音波光線の誕生。
円谷英二は人知を超えたモノとして怪獣を表現したが
大映は動物の延長線上として扱い、血も出す、痛がる。
お日さんに弱いギャオスが追い詰められる名古屋港の
対決はガメラも血まみれになるも咥えた足を離さない。
ここは滅茶苦茶緊張感が増す。
結局ギャオスは自ら足を切断し窮地を脱出。
特撮もかなり進歩して物語との違和感はない。
難を一つ言えば名古屋急襲の時ギャオスは
空を旋回するだけで終わってしまい
ラドンのようなソニックブームは見せられなかったか。
音楽は山内正。
伊福部曲に勝るとも劣らない対決シーンを生み出す。
エンディングは過去2作品も含めてダイジェスト。
なかなかのサービス。
場面も陸海空とさまざまで
今でも面白いんじゃないの。
75点
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