「山田洋次監督の名作」学校(1993) なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)
山田洋次監督の名作
YouTube 昭和100年映画祭にて。
山田監督の作品は劇場公開時に観るようにしているので
(僕は小学生の頃から寅さんはスクリーンで観ていた。
当時はレンタルビデオや円盤がない時代だったから。)
もちろん「学校」も観た。
映画館で泣いて泣いて泣き尽くした。周りが驚くほど泣いた。
今回昭和100年映画祭という番組で、久しぶりで観た。
タイトルが出るまでに涙が止まらなくなった。
そうだ、僕はこの映画を涙無しに観られない、
そう思い出した。
山田洋次監督は真面目である。
真面目でまじめでマジメで、真面目である。
真面目つくしである。
でも人情が隣に居てくれて、必ず光がある。
どのシーンも光がある。
是枝裕和監督やショーン・ベイカー監督のようにマイノリティを描きながらも、違うところに着地するのが衝撃ではなくお涙頂戴とされるのか。
ただ山田洋次監督はマイノリティを描いているという意識はないだろう。
人をみつめているのだろう。
その瞳を、この作品にもみる。
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