「不知火おりんは鬼より怖い。見事な背中の菩薩」陽炎(1991) eさんの映画レビュー(感想・評価)
不知火おりんは鬼より怖い。見事な背中の菩薩
情けな顔の本木雅弘にいかつい島木譲二!
大阪来たのに地元熊本へ蒸気機関車の旅。
仲代達矢の不動明王の刺青凄い。
清水ひとみの獣の彷徨を思わせる喘ぎ声と白竜の角刈り
力を抜くんだ、その風車のように。
喪服より水色の着物のほうがよかった。
「往生しなっせ!」最後の最後にもう一回いう。
ド派手な爆発
恒例の女同士の取っ組み合いは清水ひとみとかたせ梨乃の番外編
仲代達矢の殺陣が大仰でいい、最後まで大仰。
白竜が細くて殺陣がへぼい。
親の仇との禁断の恋っていいなぁ、世の中を恨むのはちょっと違う気がするけどこれは時代か。
真っ赤月とエンディングのキャストの顔出す演出からのタイトルの編集、エンディングのロック調がそれまでの時代感を全く無視していてポカーンとなる。赤い玉の伝説しかも聖飢魔Ⅱを起用する理由が全く分からない。これまではいうことないのに。
手本引のルールが知りたくなった。
コメントする