劇場公開日 1991年2月9日

「重厚で濃淡な五社作品」陽炎(1991) としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5重厚で濃淡な五社作品

2018年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

かつての作品は味のある傑作が多かった。
脚本は単純で音楽も単調だが俳優と作品の醸し出す
深みや重みが絵的にハイスピード重視の現代作品
とは大きく違っており見応えがある。

博徒の世界に殺る、殺られるの渡世人。
愛ゆえに人を殺め、愛ゆえに人を守る。

そうそうたる面子の俳優陣が作り上げる
壮行な重みと監督が描く世界観。

昔の作品なのに何度も観たいと思う。

としぱぱ