女必殺拳のレビュー・感想・評価
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志穂美悦子さんのアクションを堪能!
作品全体に散りばめられた笑いが止まらない突っ込みどころと、志穂美悦子さんの魅力が炸裂した作品でした。
この時代は大真面目にこの作品を撮っていたと思うと映画の進化に賞賛せざるを得ない(笑)
ホントに、爆笑ポイントが多数。
・ずっと拳法着で捜査する紅竜(目立つでしょ!?)
・突然現れた紫道着の鎖鎌男(しかもこいつ最後の方までいるし)
・謎の笠仮面集団(仮面は戦い始めるとすぐ外す(笑)邪魔なんじゃん!)
・蒼心流武術 スピンゲル(笑)(最初の自己紹介テロップだったので、吹いた(笑))
・琉球湖城流空手 湖城しのぶ(笑)(鬼滅の胡蝶しのぶと1字違いは偶然?)
・高砂流吹矢 鉄頭僧(こいつはヤバい(笑))
・プールサイドは、武術芸人オールスター(笑)(なにあのハート様みたいなやつー(笑))
・硬直して落下していく紅竜ー!(人形丸出しー!(笑))
・白仮面のアマゾネス集団(演技する気ないだろ、おまえら(笑))
・首を180°曲げられた林亮三(服を後ろ前に着てるだけー(笑))
・顔に3つ鏡の破片刺さっただけ死ぬ犬走(それでは致命傷にはならんだろ)
・雑な終わり方(空手バカ一代でもそうだったけど、ホントにこんな投げっぱなしの終わりなのね(笑))
・そして、最後まで、戦わなかったエヴァ・パリッシュ(笑)
めちゃくちゃ笑わせてもらいました(笑)
それと対極にあるのが志穂美悦子さんのアクション!これはホントに見事ですね!この時代にここまでのカッコいいキレのあるアクションできる女優さんがいたのが驚きです。特に、足技の華麗さは惚れ惚れしました。千葉さんも往年のアクションスターだけど、アクションのクオリティは志穂美さんの方がこの時点で上のように見えました。
さらに、その上で、美人なのは、もはや反則ですね。はにかんだ笑顔がかわいかったー♪
もっと彼女の作品が見たくなりました!
殺しに拳銃多用しないのはご愛嬌
74年東映。志穂美悦子主演のシリーズ第1作。
少林寺拳法使いということだが色々アバウト。筋もだいたいザックリ悪と闘うでOK。若きエッちゃんのキレ味鋭いアクションは本物で可愛さもあるし人気が出たのも分かる。まあ70年代東映なのでクオリティは想像通り。分かりやすい音楽と馬鹿っぽく出る字幕は笑う。千葉ちゃんもちょいと出演してるよ。
志穂美悦子が初々しいシリーズ第一作目
東映プログラムピクチャー時代の志穂美悦子主演空手アクション。
香港警察の依頼で日本の麻薬組織に潜入捜査していた兄を捜しに女ドラゴン紅龍が横浜で大暴れな作品。
敵の麻薬を輸入している集団は世界各地から招聘したいろんな武術を使う「仮面ライダー」に出てくるショッカーの怪人並に変な連中が画面狭しと大暴れ。
「燃えよドラゴン」に影響を受けた作品?って気もした。
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