折鶴お千

劇場公開日:1935年1月20日

1935年製作/90分/日本
配給:第一映画
劇場公開日:1935年1月20日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

4.0 京都文化博物館のフィルムシアターにて鑑賞

2025年7月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:その他

悲しい

斬新

ドキドキ

「折鶴お千」(1935)監督:溝口健二 原作:泉鏡花。サイレントだがサウンド付き映画。クラシック音楽が面白く使われていて新鮮!枠構造の映画で枠の箇所はムソグルスキー「はげ山の一夜」、最後の悲しい箇所はチャイコフスキーの色んないい曲を使ったバレエ音楽「オネーギン」!可愛らしく美しく優しく壮絶な山田五十鈴17歳!宗ちゃんが自殺しそうになるところをお千が助ける場面なかった(もしかして寝てたか?)ので彼女が彼の学費稼いで助ける動機がよくわからなかった。お話としては「瀧の白糸」(舞台で一度見た)の方が華やかな場面もあり女が男の学費を工面する説得力がある。サイレントの「瀧の白糸」は溝口健二監督のがあるのかー!見たい!

京都文化博物館のある三条通りは、和洋の建物やお店が調和をもって並んでいる。雰囲気と風情ある素敵な路地でとても気に入った。

コメントする 1件)
共感した! 1件)
talisman