「愛は一本の紅の花の如く。」男はつらいよ 寅次郎紅の花 さかもっちさんの映画レビュー(感想・評価)
愛は一本の紅の花の如く。
渥美清氏死去により、本作が「寅さん編」最終作となりますが、
やはり、寅さんの人生の旅路には、リリーさんが必要だったんだ。
たくさんの人々に愛情を注いできた寅さんも最終的にたったひとり、
愛を永遠に向けられる人は誰か。
その人こそがリリーさんだったんだと染々感じました。
その寅さんの魂は、正に、ひとりの人に一心に向けられた、一本の紅の花のようなものだと、想いました。
その寅さんの魂を引き継ぐように、甥の満男も泉に一心に紅の花を向けて、いよいよ、50作目に結実します。
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