男はつらいよ 寅次郎の縁談のレビュー・感想・評価
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稚拙で時代遅れで甘っちょろくてご都合主義な話
このウマシカ甥っ子には就職は絶対に無理。
啖呵売やれば良いんじゃない。
10月解禁はこの頃まだあったはずだ。
大学の卒論はどうしたんだ!
この演出家の語る旅って、東京中心座標なんだよね。
東京の何処から来たか解らない様な馬の骨を、無条件に受け入れる様な地方文化は日本には無い。右へならえ、左にならえで迎合する様な社会。
真面目に僻地医療に従事する人達に大変に失礼だ。
タンゴ踊るなら、きちんと振り付けしなけりゃ。安直過ぎる。
就職なんて頑張ってするもんじゃない。この映画の演出家も頑張ってマツタケ映画に入社したのかなぁ?
あの大災害まで、あと二年。
行き先を定めぬのが旅というもの。
「男はつらいよ」シリーズ第46作。
Huluで「HDリマスター版」を鑑賞。
就活中の満男。目下30連敗中…。今日も最終面接を受けた会社から不採用の電話が…。何もかも嫌になって自暴自棄になってしまい博と大喧嘩の末、旅に出てしまいました。やることが段々と寅さんじみて来ましたなぁ…(笑)
その寅さんと言えば、柴又に戻って来て早々満男のことをさくらと博から相談され、「俺に任せとけ」とばかりに安請け合い(笑) タイミング良く満男から届いた小包の荷札を手掛かりに、香川県の琴島に向かうのでした。
当地で満男はせっせと島の住人のお手伝い。すっかり陽に焼けてちょっとは逞しくなった?(笑) 島の診療所の看護婦・亜矢ちゃんといい仲に…。手編みのセーターを貰い、そしてキスまで…。おい、泉ちゃん忘れてないか!?(笑)
満男を連れ戻しに行った寅さんは、久し振りに恋に落ちました。その相手・葉子も寅さんに好意を抱いている様子で…。満男のコーチは置いといて、自らの恋に奮闘するものの、結果はやっぱり…身を引いてしまいましたとさ…。
満男も一緒に東京に帰ることになりました。亜矢ちゃんとの短い恋もここに幕を閉じました…。見送りのシーンが何とも切なかったです…。「男たるもの、引き際が肝心よ」―我らが恋愛マイスター、車寅次郎氏の談です(笑)
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寅さんが琴島にいる頃、大雨が降る柴又で、くるまやの前を横切った釣り人姿のその男…浜ちゃんじゃないか! まさかの登場に驚きました。松竹喜劇映画ユニバース?(笑)
御前様の娘・冬子が「奮闘篇」以来の再登場! さくらとの会話の中で、御前様はまだ存命という設定が明かされました。自宅の縁側で寅さんのことを心配し、「困ったぁ、困った」と呟いてらっしゃるのでしょうか…?
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琴島で寅さんが階段を上るシーンがありましたが、とても辛そうに見えました。座っている場面も多かったですし、いよいよ別れのときが近付いているんだなと実感させられました。いよいよ、後2作を残すのみ…。
旅というのは行き先を決めてから行くもんじゃない!
「瀬戸の花嫁」が何度も聴ける懐かしさ。さすがにタンゴはわかんないけど、やけのやんぱち日焼けのナスビだ!
この46作目を見ていると、大学時代の就職活動を思い出すとともに、その息子を心配する両親の気持ちにも心打たれる。最終面接も嘘をつこうとするためにシドロモドロになる満男。不採用の電話が掛かってくるときのさくらの顔見るだけでも涙できるのです。やっぱり寅さんの影響が大きく、自由に生きたいという満男。香川の琴島では手伝いをするうちに住みついてしまった満男。村の人たちには看護婦の亜矢ちゃんとお似合いだと噂されるが、連れ戻しにやってきた寅さんはその家の娘に一目ぼれ・・・
西田敏行がちょい役でゲスト出演でびっくり。さすがに釣り人の通行人だった。細かなことですが、ポンシュウが売っていた恐竜はスピルバーグ提供の「ジェラシックパーク」のモノだ。誰にジェラシー感じているのやら・・・(笑)
就職は上手くいったけど、「満男!また振られたぞ!」と、亜矢ちゃんが恋人を連れて初詣に来ていたシーン。あぁ、やっぱり満男くんてば・・・。
そんなワンパターンの振られ具合で終わるかと思っていたら、ラストの正月シーンで松坂慶子がとらやの手伝いをしているという珍しいパターン。こんな感じだったら、次回作で結婚というのも有りじゃないかとほっこりさせてくれるエンディングでした。
タイトルなし
満男が就職氷河期で琴島に家出する。不景気が叫ばれていたのだが、今よりずっと景気がいいので困る。当時の人は大変だろうけど、もっとひどくなるぞと思う。満男は琴島でナースの女の子に告白された途端、ケツをまくって逃げる。
寅さんの声がうわずったような感じで弱々しい。顔も張りがなくて、目が引っ込んでいる感じだ。
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