「このシリーズで、主人公を笑った事は一度も無い。恋愛を無様と思った事も一度も無い。」男はつらいよ 寅次郎の告白 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
このシリーズで、主人公を笑った事は一度も無い。恋愛を無様と思った事も一度も無い。
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たまたま、テレビでやっていたので、見てみたが、やっぱり、全く共感できない。他人をディスるのは良いが、ディスられた相手の心に刺さって来るようなディスり。あとから『とんでもない事言ってしまってすみません』って言って謝れる様な内容ではない。こんな奴いたら、絶対に許せない。
この映画では、就職と言うハンディを直ちに諦めているが、幾らでも方法はある。東大の法学部ばかりが大卒資格ではない。夜間の大学もあるし、それこそ短大だってある。働きながら、勉強すれば良いではないか!
『大企業が、定年を60歳にしたから、中小企業は困る』ってセリフがあるが、まだこの頃、団塊の世代は46歳と働き盛り。人手が足らないのは、戦争で沢山の人間が亡くなっているからだ。最近、この監督は『プラン75』なる映画を褒めていたが、どういった見方を、この日本社会に当てているのだろう。 全く、監督として、そして、文化人としての資質が疑われる。
僕には偏見がある。
商業主義な映画が、ノスタルジーを語っても、欺瞞だらけの表現であり、所詮、偽善でしかない。
2024年11/11再見する
鑑みれば、ポーランドのオシフィエンチムで切符を買おうとした時『お客さん、中で買ってください』って言われた事を思い出した。
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