男はつらいよ 寅次郎の休日のレビュー・感想・評価
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やっぱり、このシリーズは人を見下している。
湯婆婆がマドンナはこっちか?!
葛飾柴又から八王子迄バイクで行けば、順調に行っても1時間21分かかる。当然、渋滞を考慮すれば、電車で行くべきだ。
映画の中でも『3時間かかった』って言っている。
このウマシカ男は誰のDNAを受け継いでいるのか?ましてや、イズミはこの男のどこが良いのか?僕には分からない。
帝国大学はいざ知らず、昭和の私学には勉強をすると言う概念は無い。大学へ入っちまえば、大学の名前だけで就職出来るのが、大日本帝國の現状であろう。
博多行きの最終は17時00分である。ブルートレインなんて高くて高くて。
追記
とにかく、男目線な言い訳映画だと思うけどね。とにかく、そんな惜しい大人の、恋愛とは思えないけどね。す
若い心には炎が燃えている。
「男はつらいよ」シリーズ第43作。
Huluで「HDリマスター版」を鑑賞。
本作から年一作ペースの公開となりました。
「男はつらいよ」から夏が無くなってしまいました…。
いよいよ、別れのときが近付いて来たんだなぁ…。
――
久し振りに夢のシーンでスタート!
ちょっと安心しました…。
若い心には炎が燃えている。
そこへ「恋」を投げ込めば、もう消すことは不可能…!
泉ちゃんが上京。舞い上がる満男(笑)
今は佐賀の親戚の元を離れ、名古屋で母親と暮らしているという…。東京へ来たのは、女をつくって出て行った父親を連れ戻すためだということで、満男も手伝うことにしました。ところが勤め先を既に退職していて、今はその女性と共に大分県の日田に移り住んでいるそうな…。
消沈の泉ちゃんでしたがさくらたちに説得され、名古屋に帰ることにしました。しかし、東京駅のホームで見送ろうとしていた満男に見せた切符の行き先はなんと博多! 諦め切れず、やっぱり日田に行こうとしていたのでした。咄嗟に新幹線に乗り込んだ満男、驚きながらもそれを嬉しく思う泉ちゃん…。ふたりの様子にほっこりしました。ここでも徳永英明!(笑)
一方、知らせを受けたさくらたちは大騒ぎ。ところが寅さんは別段驚くでも無く…。「そうなるだろうと思ってたよ」とばかりに、まるで見て来たかのように東京駅新幹線ホームの出来事を自慢のアリアで聴かせてくれるのでした…(笑) そこへ入れ違いに泉ちゃんの母・礼子が訪ねて来たことで、寅さんと一緒に日田へ急行するのでした。
日田で再会した父親は、恋人と慎ましくも幸せな生活を送っていました。その姿を見てしまうと「戻って来て」と言うことも出来ず、辛いけれども区切りを付けて帰ろうとしたところで、ふたりを探す寅さんと礼子とバッタリ遭遇して同じ旅館に泊まることになりました。その旅館での一夜を描くシーンが印象的でした。女の悲哀、男の恋情…。
満男と泉ちゃん―。
取り敢えずふたりの恋はそれほど進展しませんでしたが、その前途には揚々たるものが待っていそうな予感が…。しかし、一筋縄では行かないのが人生というものの恐ろしさよ…。
――
本作でまたもや名言が誕生しました。
「困ったことがあったら風に向かって俺の名前を呼べ…」
カッコ良過ぎるぜ、寅さん!(泣)
ラストの満男の哲学的モノローグ―幸せとは何ぞや?
人とは、幸せ求めてもがく生き物…。
若者二人の恋や作品的にはさほど進展しないが、幸せについて問い掛ける
シリーズ43作目。
OPの夢は、平安時代。月を見ながら詩を詠む平安貴族(寅さん)の元に、兄を探す女(さくら)が現れ…。
久々に“らしい”寅さんの夢。
晴れて大学生になった満男。が、ぐうたらな毎日。果ては一人暮らししたいとまで言い出し、顔を合わせる度には両親と喧嘩ばかり。
前作に続き、年頃の一人息子とその両親の問題抱える家族関係。
そんな時、泉が訪ねて来る。
両親と毎日喧嘩ばかりの満男だったが、泉の前では急にいい息子になる困ったくん。
今は母親と名古屋に住んでいる泉。東京に来たのは、離婚した父親の会いに。
父親の勤め先を訪ねるも、残念ながら父親はすでに退職。今一緒に暮らしている女性の故郷・大分に居るという。
落胆する泉だが、ちょうど帰ってきたおじちゃま=寅さんとも再会出来、名古屋に帰る事を決意する。
新幹線のホーム。泉は名古屋に帰らず、大分に父親に会いに行くという。母親とヨリを戻すよう説得する為に。
ドアが閉まる間際、満男も新幹線に飛び乗る。
尾崎豊の曲をバックに、照れ臭そうに嬉しそうに微笑み合う二人は、THE青春ラブストーリー!
前作に続いて、満男と泉のラブストーリー第2章。
満男が新幹線から電話を掛けて事情を話し、突然旅に出た若い二人にくるまや一同大心配!
が、寅さんは満男たちの味方。恋する若い二人に何の心配も無い!
そこへ、泉の母親・礼子が訪ねて来る。事情を聞くなり、心配する。
すると寅さんも、若い二人だけじゃ心配だからすぐ迎えに行こう!…と、いつもながら。
寅さんと礼子も寝台列車で大分へ。
これはこれで心配。
何故なら、泉の母・礼子はスナックのママで色っぽい美人さん。
演じるは、夏木マリ。前作でも顔出し程度で出演していたが、本作ではゴクミと共に母娘役でWマドンナ。
満男と泉は、泉の父親・一男に会う。
妻子を捨てて別の女性を選んだどんなに最低男かと思いきや、真面目そうで穏やか。
相手の女性も誠実そう。
泉の父親役に寺尾聰、相手の女性に宮崎美子。後に黒澤明の遺稿『雨あがる』でも夫婦役で共演。
幸せそうに暮らしている二人を見て、泉は何も言えず、別の意味でショックを受ける。
涙を流す泉を慰める満男。
その後二人は、迎えに来た寅さんと礼子と合流。
宿屋に一泊するが、礼子がお酒を飲み過ぎ、寅さんを「お父さん」と呼んだり、「本当に家族になっちゃおう!」と言い出す始末…。
夜遅く、ヒステリーを起こす礼子。慰める泉。
何故一男が別の女性を選んだか分からなくもないが、泉だけじゃなく、この母親も深く傷付いていたのだった…。
翌朝、泉母娘は一足先に発つ。バス出発直前、駆け付けた満男と別れの言葉を交わして。
話的には遠出した満男と泉の二人を寅さんと礼子が迎えに行くってだけで、さほど二組の恋は燃え上がらず進展せず。全体的にちとこじんまりとして、物足りなくも。
なかなか進展しない若者二人の恋だが、ラストの正月では再び再会。
泉の母親、泉の父親、さくらや寅さんら周囲を通じて問い掛ける、家族の在り方や幸せ。
最後にこの場をお借りして、先日からNHKでスタートした寅さんの少年時代を描いたTVドラマ『少年寅次郎』の簡易レビュー。
映画でミヤコ蝶々が演じた父の妾で産みの親・お菊が、“くるまや”に預ける所から始まる。
映画では台詞でのみ語られたろくでなしの実父、秀才だが身体の弱い兄。
おいちゃんおばちゃん、御前様の若かりし頃。
ファンならニヤリ必至のネタの数々、お馴染みの帝釈天や完全再現した“くるまや”を見ただけで感動。
でもやっぱり、少年寅次郎。よくぞ見付けた!
笑った四角い顔が渥美清を彷彿。
この令和時代に、THE昭和のガキ大将がよく居たもんだ…。
喧嘩して笑って泣いて、後に出会った多くのマドンナや人たちに愛情や人情や優しさを届ける寅さん。
その源は、育ての母親・光子の深い愛情あったからこそ。井上真央、好演!
第1話は可愛い妹さくら誕生、第2話は父の出兵~兄の死まで。
まだ2話しか見てないが、思ってた以上に面白い!
全5回。次も楽しみ♪
よかった
ゴクミのお母さんが夏木マリで、お父さんである寺尾聡の浮気相手が宮崎美子なら、そりゃあ宮崎美子がいいに決まっている。夏木マリに怒られたり泣かれたりする生活ではストレスがひどくて体を壊してしまう。
満男が大学生。いつの間にか自宅をリフォームしたのか玄関が引き戸だったのがドアになっていて、場所ももしかしたらちょっと江戸川寄りに変わっているかもしれない。
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