劇場公開日 1986年12月20日

「【寅さんシリーズって、ホント恋のキューピッドなんだねえ。今作は、頭髪ツンツンだった細身の長渕剛さんと志穂美悦子さん演じる男女の恋物語である。】」男はつらいよ 幸福の青い鳥 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【寅さんシリーズって、ホント恋のキューピッドなんだねえ。今作は、頭髪ツンツンだった細身の長渕剛さんと志穂美悦子さん演じる男女の恋物語である。】

2024年6月29日
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鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

ー 数作前から寅さんシリーズは、寅さんが若者に対する恋の手ほどきをする内容が多くなってきていたが、今作では寅さんが手ほどきする前に、既に若き男女が密かな恋心を抱く構成になっている。
  今作の渥美清さんは50代後半位だったのだろうか。ー

  それにしても、田中裕子さんと沢田研二さんと言い、今作のお二人と言い、寅さんシリーズ自体が恋のキューピッドに成って来ているね。

  長渕剛さんの若き頃の、不愛想だが何処か優しき態度が今作では良い風合となっている。志穂美悦子然りである。

  最早、寅さんはそんな二人の為に奔走する、心優しきオジサンになっているのである。時の流れは郁子なるかな・・、である。

NOBU
Mr.C.B.2さんのコメント
2024年7月14日

本作の時、渥美清さんは58歳ですかね。

Mr.C.B.2