「AIは己を知ることへ向かう旅ができるのでしょうか」男はつらいよ 葛飾立志篇 ユッキー ウッキー(略して ユキウキ)さんの映画レビュー(感想・評価)
AIは己を知ることへ向かう旅ができるのでしょうか
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16作目、今回のテーマは「学問」もありました。
はっきりしたテーマがあり、
スッキリした仕上がりになっていると
感じました。
なぜ学問を行うのかの問いに対して
「己を知るため」というひとつの答えは
なるほど、寅さんっぽい。
山田洋次監督っぽい。ぽい、ぽい。
急に例えばの余談ですが、
AIは膨大な様々な情報量をインプットして
はたして自己、AI自身を知ることへ向かう旅が
できるのでしょうか。
さらに「愛」とは?に対して寅さんが答える
シーンがあります。
いい女だなぁ〜と思う。
話しかけたいなぁ〜と思う。
もうちょっと長くそばに居たいなぁ〜と思う。
気持ちが柔らかくなって、
この人を幸せにしたいなぁ〜と思う…
そして最後のフレーズへ突入。
それはさすがに明記しないことにします。
「気持ちが柔らかくなって」の部分が
わりとすきでした。^_^
あと、
「学問が無いってことは悔しいよ」の
しごくまっとうな問いに対して、
学問なんてできなくても、いくらでもしてあげることはあるわ的な返しの言葉は、ひろく深く浸透してゆけぇ〜と希望的観測を抱きました。
つまり、何かを相手へしてあげる時、
まわりへやさしさをふりまいてあげる時に、
学問うんぬんじゃないってこと。
ともすれば学問があり、高い視点からや
素早く脳で状況を計算すればするほど
感情面でのサポート面でのスピードは落ちるかも。
もしかしたら、考え過ぎることが足かせに
なるのかもと、ふと思いました。
観たあとに、一番自分がためになった
内容でしたとさっ
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