男はつらいよ 私の寅さんのレビュー・感想・評価
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この映画は田中村にかつてあった映画館で封切りで見た。 高校の先輩の...
この映画は田中村にかつてあった映画館で封切りで見た。
高校の先輩の親が営む菓子店の斜め向かいの二階にあった。その先輩が凄い美人でこの辺りのマドンナで有名だった。もちろん、僕にとってもマドンナだった。あれから、50年も経つんだね。僕達のマドンナどうしているのだろう。
とにかく、空気が読めないくせに計画性のない人達が織りなす寓話。いつもいつもアドレナリン出しっぱなしで、言い合いで終了。
追記
ジョ〇アカなんて上手くない。ジ〇ニクロも不味い。
『あの曲はなんて曲かなぁ』
『ショパンの練習曲作品10-3よ。』
【”キリギリスとらっきょ”寅さんが恋した絵描きの女性を演じた岸恵子さんの喜怒哀楽の表情が印象的な作品。満男が初めて喋ります。】
ー ご存じの通り、岸恵子さんは文筆家でもあり、それで彼女が若き時にフランスの映画監督と恋に落ち、巴里に移住された事は知っていた。
その後、波乱の人生を送られるのだが、今作でも岸さんは洋画家を演じている。
山田洋次監督が、決めたのだろうが良く合っていると思う。-
◆感想
・序盤、さくら夫婦がおいちゃん夫婦への感謝の意味を込めて九州旅行に出かけるシーンで、ふらりと戻って来た寅さんが拗ねる姿を見て”相変わらず、しょうがないなあ。”と思いつつ、寅さんが彼らが帰って来た時に、食事、風呂の用意をする姿が珍しいなあ、けれど良い男だなあと思いながら観賞。
・小学生時代の級友のへそ(前田武彦)との久しぶりの再会からの彼の妹、りつ子(岸恵子)の作品にイタズラしたことから、彼女と大ゲンカになるシーンなども、岸さんの(本で読んだだけであるが。)気性を表しているようで、何だか感慨深い。山田洋次監督が、脚本をあてがきしたのかと思ったな。
<翌日、謝りに来たりつ子は朗らかで、寅さんはいつも通りに恋に落ちるのだが・・。前々作から寅さん、”モテキ”に入ったのかな・・、と思った作品である。
ワンシーンだけであるが、若き津川雅彦さんを見れたのも嬉しかったな。寅さんシリーズを見る楽しみの一つに、後年、大成された俳優さんの若き姿が見れる事があるんだよね。>
連作では中位。
寅に背を押され男に庇護されぬ自立に踏み出す女性。
岸恵子のハマる勝気で知的な才女が寅に寄せる敬意と謝意の正しさが良い。
序盤のただ僻みっぽく五月蝿い寅のクドさが惜しい。
だから連作では中位。
ここまでのシリーズで一番つまらない
初めての⭐️2
今回のマドンナは岸惠子さん。
この人、どーしてもヨーロッパの雰囲気を出さないとダメなのか?
寅さんは永遠のマンネリで読める展開がウケている。
そう言う意味ではこれも同様。
ストーリーの構成って大事なんだな。
最悪の出会いでマドンナと知り合うも、お詫びから急展開。
反省の意味もあるだろうけど、そんな風になるかな??
ここから違和感だらけで最後まで。
終始しらじらしい⤵️😞
いじめてた同級生と河川敷で偶然出会い、その妹が美人。
う〜ん😞
勝手に想像してそれが完全に邪魔をした。
そう言う想像をさせないのも作り手は気にするべきだろう。
岸惠子さん側のオファーなのか。
私も寅さんシリーズに出してよ、と聞こえてきそうなマドンナありきのストーリー。
12作目ともなれば、みんな若くなくなってくるので、その年相応の寅さんにしていくターニングポイントになる頃。
まだ、どうすればいいか手探り感が否めない。
そう見てしまった⤵️
九州ロケに飛び出したレギュラー陣。
せっかく行ったんだから、もっとこの旅行ネタで展開したら良かったのにとあれこれ想う消化不良の一作。
冒頭、夢の定番発進。ここしか出ないおっさんに笑える。 今回、旅をす...
冒頭、夢の定番発進。ここしか出ないおっさんに笑える。
今回、旅をするのはとらや一行、立場逆転(笑)
楽しめない旅が面白い。帰りをもてなす寅の優しさ。
旧友デベソとの掛け合い、ほんと楽しそう。
今回のマドンナとは王道の展開。失恋シンクロ(笑)
源公のポジションUP、登はどうした(笑)
ゲストは前田武彦と津川雅彦。芸能界での最サヨクの人と最も保守系の人がこの作品中では共演していることが興味深い。津川雅彦の気障な感じがよく出ていて、前田武彦の軽妙な感じが気持ちいい。
BSテレビ東京で映画「男はつらいよ 私の寅さん」を見た。
劇場公開日は1973年12月16日。
マドンナは岸惠子。
うちの母親よりも年上のようだ。
撮影当時は41才。2020年現在は87才。
ゲストは前田武彦と津川雅彦。
芸能界での最サヨクの人と最も保守系の人がこの作品中では共演していることが興味深い。
津川雅彦の気障な感じがよく出ていて、
前田武彦の軽妙な感じが気持ちいい。
脚本とストーリーは単調。
寅さんが同級生の前田武彦の妹である画家の岸惠子に惚れてしまう。
男はつらいよのシリーズでいちばん芸達者は倍賞千恵子だと思う。お芝居がいつも安定している。
上映時間は107分。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
最悪で最高な出会い
"男はつらいよ" シリーズ第12作。
Huluで鑑賞。
九州旅行の一悶着に大いに笑いましたし、その後のマドンナとの物語がいつにも増してエモーショナルでございました。
出会いは最悪でしたが、そこから始まる新たな恋。りつ子に想い人がいて最近失恋していたことを知り、恋患い発症。
見舞いに来たりつ子を幻と勘違いし、図らずも恋心を告白する珍しいパターンとなりましたが、またもや振られました。
「いい友達でいられたのに。バカな寅さん」が印象に残りました。こうなってしまってはあの頃のままではいられない。
私の好きな、中年期に差し掛かった岸惠子がマドンナとあって、いつもより鑑賞に力が入りました。コケティッシュだ…
※修正(2024/05/23)
寅とキリギリス
シリーズ12作目。
OPの夢は、大飢饉の“葛飾郡柴又村”で、悪漢に酷い仕打ちを受けるさくらを、無謀人の兄の寅が助ける…という定番ネタ。
九州へ旅行に行くとらや一同。
こういう時、タイミング悪く帰ってくるのが寅さん。
嫌味や文句を言いながらも、留守番を引き受ける。
いつも家に居るさくらたちが旅行に出掛け、いつも旅してる寅さんが留守番するという珍しいパターン。
セット撮影や柴又ロケばかりだった倍賞千恵子ら演者も、九州ロケは楽しかったのでは?
家にポツンと一人で、不機嫌で面白くない寅さんが面白い。
毎夜、酒呑みに付き合うタコ社長も偉いよ。
寅さんの事が心配で、予定より早く旅行を切り上げたさくらたち。
帰ってくると…
軽食や風呂を用意し、帰りを迎えてくれていた寅さん。
今回の留守番で、自分が旅をしてる時心配ばかり掛けている家族への有り難みを改めて知る。
という事で、今回はいつにもなく柴又に暫く留まる。
小学生時代の友達・柳と再会した寅さん。
大病院のお坊っちゃんだったが、今は放送作家。
話が弾み、呑めや笑えや、誘われるがままに彼の家へ。
とっくの昔に廃院となり、今は画家の妹の住まい兼仕事場。
うっかり画を汚してしまった寅さん。
妹がやって来て、激怒。大喧嘩。
言うまでもなく、この妹・りつ子が、今回のマドンナ。演じるは、岸恵子。
いつもならマドンナとの初対面はポ~ッとなる寅さんだが、今回は、“熊さん”と呼び間違えられたりして、「憎たらしい!」「あの女!」と、これまた珍しいパターンの最悪印象の出会い。
翌日、とらやを訪ねてきたりつ子。
昨日はちょっと嫌な事があってむしゃくしゃしてただけ。売って変わって穏やか。
寅さんの機嫌もコロッと変わって…、いつもの展開の始まり始まり~。
痩せっぽっちで、子供時分から寅さんに“キリギリス”と呼ばれていたりつ子。
画家と聞けば大層だが、実際生活は貧しい。
お気に入りの画は手離したくなく、かと言って、下手な画を売る事は出来ない。
芸術家はつらいよ。
そんなりつ子を温かくもてなす寅さんやさくらたち。
ある日、りつ子が体調不良に。
病気ではなく、実は恋の病。
長年片想いしていた人が結婚し、失恋の痛手。
それを知って、寅さんもショック。本気でりつ子に惚れていた。
寅さんも恋の病で寝込んでしまう。
お見舞いに行くりつ子。
寝言でりつ子への想いを漏らしてしまう寅さん。
それを聞いて、りつ子は動揺。
寅さんの事は好きだが、あくまで友達として。
異性として考えた事は無かった。
勿論女性としては嬉しいが…、自分は画家としてやっていきたい。
仕事か恋かで悩むりつ子。
りつ子をそんなに悩ませるくらいなら…。
ある日、りつ子を訪ねた時…。
隣家からピアノの音色で奏でられるショパンの『別れの曲』…。
よかった
マドンナの岸恵子がはっきり寅さんを振るので驚いた。マドンナのけっこうな人数が寅さんの恋心を全く気づかない無神経ぶりで、人をなんだと思ってるんだと悲しくなっていたのだが、彼女は素晴らしかった。みつおで九州からの電話で「おならぶー」という幼児ギャグが面白かった。
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