「とてもよかった」男はつらいよ 純情篇 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
とてもよかった
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弘の独立騒動で話をまとめてやると啖呵を切った寅さんが全く何もせず混乱させるばかりでみんなに糾弾される。俺もいい年こいた大人なのに先日、きつく叱られることがありこうして寅さんはいたたまれない気持ちで旅に出るのかと、見ていて非常に癒された。
若尾文子は歯が黄色くてヘビースモーカーなのかな、今のご時世の女優さんとは違った佇まいを感じた。彼女の夫が売れない小説家で、芸術家なのに心から笑ったりできない家庭を運営していたとは、相当つまらない小説な感じがした。出て行かれて何日も過ごしていたのに平然としていて肝の座った人物だった。
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