劇場公開日 2022年10月28日

王立宇宙軍 オネアミスの翼のレビュー・感想・評価

全45件中、1~20件目を表示

2.5期待が大きすぎたんだな。うん、きっとそうだ!

2022年11月11日
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鑑賞方法:映画館

そのうち来るはず。まだか?そろそろか?
、、、、、、終わったやないか。

通好みの伝説の映画のようだし、1900円という一切の割引が効かない強気の料金設定もあり、大いに期待した自分がバカでした。あらすじから地味目な感じはしていたが。

兎に角フラストレーションが溜まった。特に彼女!なんも解らんまま、変化ないままやないか。これじゃ「ちょっと変わった女」なだけやん。

大御所たちが制作に携わっているので俺が分からないだけで実は深いのかもしれない。アニメの歴史においてエポックメイキングな作品なのかもしれない。
でもね。小難しい講釈があってようやく面白さがわかる映画ってやっぱちょっと違うと思う。映画って観終わった後「あー面白かった!」がまずないと。

✳︎良かった点も。ロケットのカウントダウンから飛び立つまでの臨場感と画の美しさ。それから独特な架空の世界の描写。どことなく『ファンタスティック・プラネット』を彷彿とさせた。

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momokichi

4.0スタジオカラーの原点のような作品

2025年5月12日
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鑑賞方法:VOD

元ガイナックスの岡田斗司夫さんがたまにワードとして出すので、いつか見ようと思ってやっと見れました。画風やテーマ設定は古臭さを感じますが、絵の力強さをや情報の多さに驚きました。おそらく、対ジブリを意識してたのではとも感じました。一方で戦争の要素や爆発も多用されており、庵野監督を思わせるようなシーンも多々ありました。エンドロールを見ても今も活躍されている方々の名前がちらほらと見え40年前から仕事しすぎだろう驚きました。

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ねりうめ

3.5出来は良い!出来は。。。

2025年3月30日
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鑑賞方法:VOD

ただ、いかんせん全てが地味。ストーリー、主人公(声も)、ヒロイン。当時、おそらく会社の存続もかけたビッグプロジェクトに、この内容を持ってきた勇気(蛮勇?)や実現にこぎつけた実行力には敬意を表する。

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ダビ

2.530年以上ぶりに観たら

2025年2月9日
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鑑賞方法:VOD

アマプラに上がってきたので観ることに。

懐かしいなぁ、どんな話だっけ···
そんな気持ちで「実質初見」。

うむ、絵がすごく綺麗だ。
これが全部手描きだなんて信じられない。
マクロスの「愛·おぼえていますか」並の神業。
こんな作品は日本人にしか作れまいなぁ。
まさにジャパンアズNo.1。

話の内容は何だかよくわからない。
淡々と話が進み、森本レオの声も相俟って眠くなる。

主人公が女性をレ◯プしかけるのには吐き気。今ならコンプラ違反で上映禁止かも。
(ただし、この作画レベルで描かれる女性の胸の揺れ方など描写は世界遺産のような生々しさを誇る素晴らしさ。このシーンだけ何回も観た。今では観ることのできないシーンだ。)

主人公が宗教に入っていくのは何だかよくわからない。
あの子に会っても「神の教え」なんか聞きたくないけどなぁ。

そしてラストは意味不明。

総論。

当時の時代背景を知り陶酔できる方には神作、それ以外には凡作であろうと思う。

やるときゃやるボンクラ主人公っぷりは「美味しんぼ」の山岡さんの完全勝利です。声優も含めて。

まぁ、過去の遺物···ですかね。
私は神を信じません。

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ぢょにぃ7566

3.0当時の時代背景が分からなければ伝わらない

2024年10月16日
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鑑賞方法:その他

メジャーのアニメ制作会社に対する独立系だったガイナックス。
そこに才能の数々が集結し、立派な映画を一本作り上げてしまった。この快挙も、今となっては背景を知る人物が減り、隔世の感がある。

ロシアがソビエト連邦だった時代。
ガンダムがヒットし、映画会社がSFアニメに積極的に投資していた時代。
バブル全盛で、物質の価値が底辺まで落ち、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた時代。

だから、あえて架空の国のロケット工学を背景に、あまりパッとしない主人公に、脱力感のある森本レオというキャスティング。華のない主題歌。など、全部彼らが決断して行ったのだ。

今日、ゆるぎない評価を受けているガイナックス出身の才傑たちの力を世に知らしめた作品。

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うそつきかもめ

4.5曲、映像、ストーリー全てにおいて完成されている

2024年6月26日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

楽しい

知的

学生の頃に予告を見て興味を持ちました。
ストーリーもさることながら曲が最高。
打ち上がったロケットを見上げる戦場の敵対する兵士たちが印象的。
今見ても何の遜色もない完成度。
見るしかないです。

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mint

4.5前へ進もうとする人たち

2024年1月15日
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鑑賞方法:TV地上波

GAINAXは認識してたはずなので、観たのは90年代のはず。そらを目指す話にはめっぽう弱いとはいえ、手作り感如実に残しながらも、このクオリティには脱帽する。ある意味製作サイドの狂気の産物なんだと思う。

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なお

4.0はるか昔に見た映画。当時劇場で見たがラピュタと同時上映だった。 一...

2023年11月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

はるか昔に見た映画。当時劇場で見たがラピュタと同時上映だった。
一緒に行ってた友達がいまでいうアニメオタクで、ラピュタはその日2回、これは1回見た。
だけどこっちの方が自分としては見たかったな。とにかく映像がすごかった印象しかない。

内容はというと、なんともいえない青春時代の話。わざとらしいセリフもあるしエロ要素もある。
女の子がちょっとかわいそうな境遇だったが、話に引き込まれた。
人工衛星の話もよかった。人工衛星の仕組みをわかりやすく話してるシーンがあるが、今でも誰かに説明するときにそのシーンを思い出す。
人工衛星は常に落下しているっていうフレーズを聞いたときは「ほお!」と感動したものだった。

最後のロケット打ち上げシーンは友人から「このシーンはセル画を〇枚かさねて書いているんだよね」と教えてくれた。
何枚だったか忘れたが、ありえない数字と教えてくれたことが記憶に残ってる。

今じゃCGバリバリで書かれているアニメが大半だと思うが、CGを使っていない最後の超大作アニメはこれだと思う。

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みにまに

4.0自分にとってはMVです!

2023年6月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

擦り切れるほど(CDなのに?)サントラ聞きまくっている自分としては、本作品はMusic Videoでした。それもリマスタリングしてくれているので極上の。どうしても、BGMのたびに感情が動き、画面があとから追いかけてくる感じでした。

正直、ストーリーはなんてことなくて、厄介モノ集団というかお荷物集団というかドロップアウト軍団である王立宇宙軍が宇宙戦艦と称する有人衛星を打ち上げるまでのことにシロツグの成長、宇宙軍の意識変化、宇宙軍の立ち位置や宇宙戦艦の相対性だったりが絡んでくる「だけ」のことで、そんな面白いか?と問われればその面白さを肯定はしきれないです。ただ、改めて、映像の質だったり編集具合、BGMの使い所だったり、映画作品の外側は稀有な名作であることは間違いなく、それも20代の青年達が成し遂げたことは称賛されるべきだなあと改めて感じながらエンドロールを眺めながら、ところどころ驚きがやってきました。え?この人がこんなところで?とか。

今の時局に上映してくれたことに感謝です。ありがとうございました。

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zem_movie_review

5.0久しぶり、映画館は初鑑賞

2022年11月9日
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鑑賞方法:映画館

緻密で勢いのある描写、緊張感のない主人公とじんわりした緊迫感。
ものづくりに命を燃やす愛すべき馬鹿者達。
異国情緒があるのに自分の国のようでもある美術と音楽。
初めて観た時は、ただただ凄いものに触れた感で興奮した。
改めて観ても、やっぱり凄い。
スタッフ陣の前の方にいる何人かは違和感を覚えるひともいるけど、良いものは良いな。

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kawa

3.5こんな尖ったものをよくぞ作った

2022年11月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 今の地球とは、異なる文明として発達したパラレルワールドにある地球。制作陣は、完全な異世界を目指したというが、その言葉に偽りはなく、言語、服装、建築物、電車、料理、貨幣に至るまで今まで見たことがない文明世界が構築されている。

 その反面、ドラマ部分が弱い。登場人物のバックボーンが描かれていないため、彼らの行動の多くが唐突に感じる。

 なぜ、宇宙を目指さなければならないのか。明確なストーリーラインがないまま終盤に突入するが、終盤で登場する戦闘機、戦車などのメカのクォリティが凄い。被弾して墜落していく戦闘機の様子は実写以上の迫力がある。
 ロケットの打ち上げのディテールも尋常ではない。見たことのない形状のスイッチ、異世界数字が表示される真空管、ロケットのデザインは、異星人のそれではないが、ギリギリ人類のものだと判別できるフォルムをしている。

 ヒットする要素は全くなし。こんな尖ったものをよく作った。そんな作品でございます。

 4Kリマスター版公開にて

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bion

5.0恐るべき才能たちの、洗練されていない泥臭さ。

2022年11月2日
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鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

興奮

知的

難しい

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かせさん

4.5驚くべき情熱

2022年10月31日
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鑑賞方法:映画館

生きることへの情熱こそがこの作品のテーマだと思う。
そしてその作品の内容そのままに当時のスタッフの情熱を感じる。
感動した。

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ドラゴンミズホ

4.0ロストテクノロジー作画アニメ長編大作

2022年10月29日
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サラ

3.0「スゴい」と「面白い」は別だな、と感じた作品

2022年10月27日
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この作品はとにかく「スゴい」の一言。
作画、演出、世界観…どれをとっても何十年も前の作品とは思えない、現代に新作として出してもなんら遜色ないクオリティで見てて圧巻。セル画の時代にこれだけよクオリティを追求することはもはや「狂気」だと言ってもいいくらい、とにかく「スゴい」作品。

ただ自分は基本的にレビューをする時は「面白いかどうか」で評価するので
「この作品は面白いか」を考えてみる。

・内容は面白いか→これはもちろん個人的感想になるが、手放しで「面白い!」とはとてもじゃないが言えない。内容は全編複雑かつシリアスで、少なくとも軽い気持ちで見た人は内容がイマイチ入ってこないだろう。何度も言うがこの作品は「スゴい」。「面白い」より「スゴい」が勝ってしまう。これが良いことなのか悪いことなのかはわからない。

・人に薦められるか?→よほどアニメ好きな人にしか薦められないし、この作品を薦められるくらいのオタクはもう大体この作品を見ている。少なくとも軽い気持ちで「オススメのアニメある?」と聞かれてもこの作品の名前を挙げる事はない。

・何度も見返したいか→これは微妙。見返す事があったとしても「面白いから見返した」ではないと思う。

…など、色々考えて見たが
感想は上記の通り。
非常に素晴らしいモノではあるが
「面白い」とはまた別ベクトルの作品。
ということで間を取って★は三つ。

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サイレンス

5.0こころが震える名作

2022年6月4日
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泣ける

興奮

知的

初めて観た時、なんかよく分からないとんでもない衝撃を受けた映画。

それから幾年月、今まで生きてきた私という人間の、少なくとも十何パーセントくらいは「オネアミス」成分で出来ていると言っても過言ではない気がします。
自分にとっても、おそらく日本にとっても、その名が残されるべき重要な異世界SFアニメーション映画。音楽も至高。

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keebirdz

4.0圧倒的な作画と世界観で描かれる「未知への憧れ」

2022年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ほんの半世紀前まで、人間にとって宇宙は残された数少ないフロンティアだった。本作は、常に危険と隣り合わせでありながら、愚直に未知を追い続ける男たちを、そして常に醜いものを生み出してきた人間の進化を、それでも肯定することを描いた映画だ。伝説的なロケットの打ち上げシーンはその作画力はもちろん、サターンVやR-7ロケットといった、実際に打ち上げられたロケットの映像を思わせるカットがある。作中においては「戦わない軍隊」と言われているが、実際には軍事利用が盛んにされている宇宙技術の発展を肯定的に描きながら、それでもあくまで平和を祈る、平和のためにというメッセージが、登場人物の一見平坦に見える会話劇や演出から伝わってくる。細部まで練られた世界観も含め、スクリーンの中で、技術が生む黒い部分と格闘しながら、それでも情熱を燃やす男たちのドラマに心を打たれる。宇宙ファンであれば一見の価値ありだ。

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糸川恵

3.0スチームパンクだね。ブレードランナーの臭いがする

2022年1月26日
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マサシ

4.0時代感のチグハグ気になる

2021年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

もう一つの地球で初めて有人宇宙飛行に成功する主人公、現状を変えたい立候補、訓練、葛藤、緊迫した打ち上げ... 主人公、神の教えを宣教する少女、仲間たちの描写も感化されたり心境の変化も伝わってくる。この時代も日本のアニメはしっかりしている。
地球の歴史に重ねてしまうせいか、冒頭の空母と戦闘機の最新鋭像と、街並みや庶民生活の風景、あるいは宇宙軍の時代感が合わないのが気になって仕方なかった。ガガーリンの記録映像を思い出させるシーンもあり、こちらは1950年代。なにかモヤモヤし、とても居心地が悪かった。

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Bluetom2020

4.0戦争が文明を破壊する

2021年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

笑える

知的

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tktk
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