劇場公開日 1981年11月7日

駅/STATIONのレビュー・感想・評価

全23件中、1~20件目を表示

4.0“熱いの一本!”に、友との語り合いが最大の酒の肴だった昔のことをしみじみと…

2024年11月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この11月は高倉健の没10年
ということもあり、
彼の映画やドキュメンタリー番組を
たくさん目にしていたので、
TV放映分のこの作品を再鑑賞した。

久々に観てみると、
個人の犯罪と国家の裁き、
裁いた相手への心の在り方、
そして、孤独と家庭への希求、
等々、色々な要素が散りばめられた作品
のように感じた。

そんな中、
特に主人公と居酒屋の女将のシーンでの
“熱いの一本!”
にしみじみと昔のことが思い出された。

私が学生時代に通っていた居酒屋では、
置いてあるお酒は、銘柄の明示の無い
日本酒と焼酎とビールくらい。
だから日本酒の注文の場合は
熱燗か冷やを言うだけだったし、
手頃な僅かなつまみだけで、
ただただ出される徳利を倒しながら
飲むばかりだった。
多分に、友との語り合いが
最大の酒の肴だったのかも知れない。

この映画の中での
語りの無いような語りの二人のシーンが
色々と考えさせる。
居酒屋のメニューに留まらず、
バリエーション豊かな世界が
果たして人間にとって
本当に幸せをもたらすものなのか、
そんなこともしみじみ考えながら
八代亜紀の“舟唄”に耳をそばだてた。

コメントする 2件)
共感した! 5件)
KENZO一級建築士事務所

4.5健さんと、北海道の雪

2024年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

健さんは大好きだが、健さん映画は何か健さんを神格化し過ぎて

心なしか敬遠してしまう、健さんが晩年に近づくにつれて。

この映画も期待せずに見たが、予想してたよりは、楽しめた。

この頃の健さんは年齢的にも円熟みが出てる、その健さんを見れるだけで、

価値がある。それに雪。

理屈や道理ではどうしようもない人の情けなさも、雪が優しく包んでくれる。

倍賞美津子の役は、もっと、悪女だが根はいい女をリアルに演じられる女優のが

良かったかな、素人意見です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
藤崎敬太

5.0健さんもう没後10年

2024年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

真面目に寡黙に生きる程に、関わる人間の哀しみが自身に積み重なっていくような健さんの演技に心震えました。
やっぱり健さんはかっこいい。
思いやりがあって、真っ直ぐで、不器用すぎる!
烏丸せつ子さん、可愛かった-

コメントする (0件)
共感した! 0件)
トトラ

2.5寡黙な健さん

2024年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

高倉健扮するメキシコオリンピックに選ばれた刑事三上英次はいしだあゆみ扮する別れた妻直子と息子を電車に乗せ見送った。

本編の様な刑事任務とオリンピックは両立しないと思うけど、果たしてどうなんだろうね。烏丸せつ子が妙に幼く感じたな。全体的に単調でちょっと面白みに欠けてたね。まあ寡黙な健さんの事だから仕方ないか。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
重

5.0健さんのための映画

Mさん
2022年9月25日
Androidアプリから投稿

健さんの格好よさに、圧倒されます。この映画を見たら、必ず高倉健さんのファンになります。

コメントする 2件)
共感した! 4件)
M

4.0倍賞千恵子、妙演‼️

2022年6月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

超豪華キャストの中、倍賞千恵子が輝いてました。
1979年大晦日のシーンはとても雰囲気があり圧巻でした。
因縁のあるストーリーもとても良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tuna

3.0山田洋次との力量の差が出た❗

2022年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

作品構成が雑で高倉健と倍賞千恵子が可哀想。山田洋次の描く高倉健と倍賞千恵子を使って違うキャラを描き出そうとしてるのだが、ドラマの軸が何本もある上に、オムニバス形式で最後は伏線回収になるのだが自ら設定したスタイルに縛られ物語のダイナミズムが損なわれた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mark108hello

1.0みましたー

2022年2月13日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

うぃす
健さん高倉様だいすき!
がちかっけえ
そして俳優さんたち、キャスト陣がこの時代にしてはだいぶ豪華だなぁと、おもいました。ぼそ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
歩夢の妹

4.05回ほど見たか

2021年12月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

倍賞千恵子、最高。せつない。

いしだあゆみ、中学生で見てから、この役、ずっと忘れられない。

この歳、今になってみて、深く感じる

コメントする (0件)
共感した! 1件)
昔から映画好き

3.0レクターとクラリス。日本ではカウンター越しの健さんと倍賞。

2021年3月1日
iPhoneアプリから投稿

地下牢の硝子越しに向き合うレクターとクラリスに対抗出来るのは、小料理屋のカウンター越しの高倉健と倍賞だろう。
孤独な男女の出逢い。
冒頭の啼き嗤いだけで全編を支配するいしだあゆみ、平凡パンチな肉を秘めた妖演の烏丸せつ子。
良い。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
きねまっきい

3.0高倉健×倍賞千恵子×北海道×刑事

2020年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2019年3月15日 #駅STATION 鑑賞
北海道を舞台に #高倉健 扮する刑事のお話なのだが,高倉健×北海道×刑事×倍賞智子とおいしい組み合わせで構成されているのでどこかで既視感がある作品となっている。当時の歌謡曲がよく使われており,舟唄,SACHIKO,Mr. BOOなどがでてくる。武田鉄矢と汽車で同乗する。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
とし

4.0暗闇の彼方に光る一点をただ駅舎の灯と信じつつ行く 一度の不倫を許せ...

2020年1月10日
Androidアプリから投稿

暗闇の彼方に光る一点をただ駅舎の灯と信じつつ行く
一度の不倫を許せない不器用な男は節操のない女に心を寄せる
北の大地に交錯する幾つもの思い
北の大地に響く舟唄

コメントする (0件)
共感した! 0件)
十二滝わたる

5.0大ヒット曲舟歌の映画化と言って良いと思います

2019年10月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1981年公開で物語は1968年と1976年と1979年の三つの時間軸で展開されます

舟歌は1979年の大ヒットで実際に劇中にあるように紅白歌合戦の紅組のオオトリで歌われています
本作はこの歌を映画化したものと言って良いと思います

孤独な中年の男女が辺鄙な町の小さな居酒屋で出会う
確かにそうなのですが、そんな薄ぺらい物語ではなく、そこに至るまでに大変に重厚にその男の過去と背景を丁寧に描いていきます
ですから、私達は彼の人生の重さと深さを自分のように感じることができるのです
だからこそ、そのシーンのつかの間の心が休まる一時を共感できるのです
そしてそのシーンの溶けるような甘さと美しさを心から感じる事ができるのです

舟歌は二度かかります
歌そのままの世界と、その先の世界を映像化して見せてくれます
一番目は照れ臭く、二度目は胸がつぶれそうになって聴くことになります

高倉健50歳、いしだあゆみ33歳、倍賞千恵子40歳
高倉健は北海道の荒涼とした雪景色が本当に良く似合います
いしだあゆみの美しさ、はかなげさは男の記憶にいつまでも焼き付くものでものすごい説得力があります
この配役が駄目なら全てぶち壊しになるところ大成功の配役でした
倍賞千恵子もまた高倉健との相性が素晴らしく
文句のつけようがありません
そのやつれ具合が絶妙です

また宇崎竜童が素晴らしい脇役ぶりをしています
日本アカデミー賞助演男優賞をとるのは当然だと思います

男も女ももはや若くない
先もみえている
お互いに重い過去をいろいろしょいこんでいる
その風情が見事にでています

主要な出来事は駅で展開されます
駅は別れと出会いの場です
それぞれの運命という列車にのり、下りてくるところです
でもその切符を買うのは本人の意志なのです
主人公三上は札幌行きの切符を買ったのです
そうして今度は東京行きの切符を買うのかも知れません
そのような予感を持つ終わり方でした

雄冬は離島ではありませんでした
増毛から南に海岸線沿いに20キロ程、劇中でも台詞にあるように当時は道が悪く陸の孤島で連絡船で行くところだったのですね
いまは増毛駅も北砂川駅も線路自体が廃線され駅もなくなっているようです

久しぶりに冬の北海道を訪れてみたくなりました

コメントする (0件)
共感した! 9件)
あき240

3.5女たち、事件と絡みながら一人の警官の生き様を描く。倉本聰脚本で何か...

2019年6月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

女たち、事件と絡みながら一人の警官の生き様を描く。倉本聰脚本で何か深いテーマがあるのでしょうが、私には分かりません(笑)
石田あゆみはちょっぴりで残念。烏丸せつこは足りない扱いでお気の毒。そして真打ち倍賞千恵子登場。健さんには倍賞さんだとは思っているのですが、今作の彼女はちょっと…なんとイケイケじゃありませんか、これは私は嫌だ。
「樺太まで聞こえるかと思ったぜ」(笑)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はむひろみ

5.0日本人の心〜紅白歌合戦

2019年4月3日
iPhoneアプリから投稿

男と女
人生
健さん
紅白歌合戦
ジュリーがライバル
そして舟歌

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Ryuichi Sekiya

3.0有名俳優をぜいたくに使った映画。

2018年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

有名俳優をぜいたくに使った映画。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
kossy

4.0思ったより・・・。

2017年6月17日
PCから投稿

思ったより残酷でびっくりしました。
バンバン人が死んでいくから・・・。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ハワイアン映画道の弟子

3.5男と女、出会って、別れて…

2017年3月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

倉本聰が高倉健の為に脚本を書き下ろした人間ドラマ。
一人の男と彼に携わった女たちとの宿命的な出会いと別れ。

3部構成。
1968年。オリンピックの狙撃選手に選ばれた刑事の英次は、冬の函館駅のホームで妻・直子と幼い息子に別れを告げる。ある日の検問で、先輩刑事が連続警官射殺犯に殺され…。
1976年。オリンピックを断念する事になった英次。赤いスカートの女性ばかりを狙った事件が発生、犯人とされる男の妹・すず子をマークする…。
1979年。刑事の仕事に嫌気が差した英次。年の瀬の夜、ふらりと立ち寄った居酒屋を女一人で営む桐子と出会い、互いに惹かれ合う。が、桐子の前の男は…。

刑事サスペンスとしてはちと弱い。
立て籠り犯に呼びかける年老いた母親とか、チープでさすがに古臭さを感じる。
何かの因果のようなクライマックスの展開はなかなかだが。

やはり、男と女の物語として見るのが正しい。
妻・直子やすず子は間接的ではあるが、英次の彼女たちへの想いや眼差しは悲哀を感じさせるに充分。
直接的な関係を持つ事になるのが、桐子。
倍賞千恵子のいい女っぷりも必見だが、昔見た時も、あるシーンが印象に残った。
大晦日の夜、紅白を見ながら、肩を寄せ合う二人。そこにかかる、八代亜紀の「舟唄」。
男と女のロマン、冬、酒、演歌…。
綺麗事や昨今のおままごと的なものじゃない、男と女の関係を、情感たっぷり、しみじみと謳う。
そして、それが画になる、高倉健の佇まい!

コメントする (0件)
共感した! 3件)
近大

5.0舟歌が、北海道の雪景色にぴったりと合うなんてビックリ!!傑作

2016年7月31日
Androidアプリから投稿

舟歌が、北海道の雪景色にぴったりと合うなんてビックリ!!傑作

コメントする 1件)
共感した! 2件)
もっもしー

4.5フルスクリーンの似合う男

2015年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

は、やっぱり健さんでしょお!と思いながらウキウキで見に行ったら…忘れてたわ!何てこと!甚八さまがおられたでないの!!!もう満腹でございます…。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
rie530