ウルトラマンゼアスのレビュー・感想・評価

1996年公開
ウルトラマン生誕30周年記念『ウルトラマン・ワンダフルワールド』三本のうちの一本
併映『甦れ!ウルトラマン』『ウルトラマンカンパニー』

2度目の鑑賞
前回はTSUTAYAレンタルDVD
今回U-NEXTで鑑賞

監督は『矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ』の中島信也
脚本は『飛び出す人造人間 キカイダー』『小説吉田学校』『ゴルゴ13（1983）』『ロストクライム　閃光』の長坂秀佳

中島信也監督の本業はCMディレクターのようで日清カップヌードルの『hungry ? 』シリーズやアミノ式の回転少女のあの一連のCMを制作した人物である

粗筋
地球侵略を狙うベンゼン星人から地球を守るため戦うウルトラマンゼアスの物語

『ウルトラマン80』以来16年ぶり新作ウルトラマンシリーズがTVではなく劇場公開
出光石油のCMとのコラボとして誕生したウルトラマンゼアス
『仮面ノリダー』同様にコメディータッチ
Mydo全隊員が俳優ではないのでそこは大目に見るべき

ウルトラマンゼアスは地球人と合体したわけではなく地球人に変身している設定
怪獣や宇宙人と戦う組織の見習いでしかも潔癖症でヘナチョコ
電動歯ブラシで歯を磨き変身する
デザインも赤の割合が多くダサい

地球防衛軍的存在のMydoだが表向きなぜかガソリンスタンド
店の看板からなぜか戦闘機スカイフィッシュが飛び出すCG技術

Mydoの戦闘機スカイフィッシュが怪獣が吐いた火で撃墜され留守番の関口以外負傷を負う
3人の男は大怪我だが最年少の女性隊員はなぜか軽傷
木梨演じる副隊長の
包帯の足が逆向きになっているのが笑える

どこが30周年だといちゃもんをつける大人げない人も世の中に少なからずいるようだ
しかし16年ぶりに新作制作が劇場公開されたそれ自体30周年に相応しいのだ
しかもウルトラマンの続編とアニメを合わせた3本立て
まさにお祭りさ
それがのちのウルトラマンシリーズに繋がっていると信じたい

とんねるずが戦隊モノのパロディーをやったら復活するかな
そういう時代じゃないか

配役
宇宙物理学の博士号を有するMydo隊長の大河内神平に石橋貴明
臆病で剽軽なMydo副隊長の小中井仏吉に木梨憲武
潔癖症に苦しむMydoの見習い隊員の朝日勝人（ウルトラマンゼアス）に関口正晴
Mydoの紅一点で主に通信連絡を担当するフルート奏者の星見透に高岡由香
Mydoの中堅隊員で主にコンピューター分析などの計器類を担当する武村岩太に大久保博元
子供のケンイチに中井悠人
子供のアキラに西田優介
子供のミヨ子に川口沙織
子供のチー子に寉岡瑞希
警備員に渋谷くん
ワイドショーのレポーターに林尚司
エジプトのニュースキャスターにマジド・シャイエステ
インドのニュースキャスターにアリー・アーメット
フランスのニュースキャスターにナタリー・デロン
アメリカのニュースキャスターにブラッドリー・ワーナー
湖で小舟に乗る釣り人に小林昭二
日本銀行で勤務する新成警備株式会社の警備員に黒部進
ヘリから毒舌を吐くレポーターの嵐龍三郎に毒蝮三太夫
金閣寺を撮影していた写真家に二瓶正也
スカイフィッシュ出撃を目撃する主婦のフジ子に桜井浩子
凶悪な宇宙人のベンゼン星人の人間態の悪神亜久馬に鹿賀丈史
Mydo日本支部基地の地下に設置された巨大な釣鐘型のスーパーコンピューターのミドリの声に福島まりこ
ナレーターに浦野光
ウルトラマンゼアスのスーツアクターに長谷川恵司
ベンゼン星人のスーツアクターに岡野弘之
コッテンポッペのスーツアクターに三宅敏夫

最近の小難しい設定のある特撮作品よりも遥かに面白い。
ストーリーもテンポ良く進むので、飽きずに最後まで観ることができた。

　「ウルトラマンゼアス」シリーズ第1作。
　ウルトラマン生誕30周年記念作品。

　Huluで鑑賞。

　鑑賞して一言…寒い！

　とんねるず出したのが間違いの元かもよ？(笑)　ダダスベりじゃねぇか(笑)　面白くしようとしているのが全て裏目に出てしまっていました(笑)　ふざけ過ぎてて正直シラケた。

　ストーリー自体もテンポが悪い！　ゼアスと怪獣が戦うまでが長過ぎるぜ…。こんなんじゃ子供たち飽きちゃうんじゃないかしら？　当時の評判が気になりました。

　これが30周年記念作品？？？
　残念やなぁ、と思いました。

　唯一、コッテンポッペの造形は秀逸(笑)