「ゆけ!我らのヒーロー!」ウルトラマン(1967) しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
ゆけ!我らのヒーロー!
クリックして本文を読む
※正式タイトル:長篇怪獣映画 ウルトラマン
"ウルトラマン(映画)" シリーズ第1作。
TSUBURAYA IMAGINATIONで2回目の鑑賞。
初代ウルトラマン、初の劇場版。完全新作ではなく、テレビシリーズのいくつかのエピソードをまとめた総集編でした。
カラーテレビがそこまで普及していなかった当時、本作で初めてカラーでウルトラマンを観た子供たちが多かったとか…
○第1話「ウルトラ作戦第一号」
本編がほぼ丸ごと使われていた印象。但し、ベムラーは科学特捜隊が倒したように改変されていました。何故かは不明。
○第8話「怪獣無法地帯」
レッドキングを筆頭に計5体の怪獣が大暴れする、子供にとってはおもちゃ箱みたいなエピソード。これは確かにスクリーン映えする回だな、と…。ピグモンの活躍は涙を誘う。
○第26・27話「怪獣殿下(前・後篇)」
神戸・大阪ロケが行われた前後篇エピソード。ゴモラの圧倒的怪獣感に加え、科特隊の総力戦は映画並みのスケールで、スクリーンで観たらかなりの迫力だったろうなと思いました。
とにかくエピソード選択のセンスが抜群。編集は難あれどナレーションを挟むことでぶつ切り感を控え目にし、違和感を持たせない工夫が上手いな、と…。素晴らしい総集編でした。
コメントする