うる星やつら オンリー・ユーのレビュー・感想・評価
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エルといってもかぼちゃワインではない
83年公開作品 劇場版第1作 同時上映は相米慎二監督の『ションベンライダー』 DVDで鑑賞 監督は『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『紅い眼鏡』『機動警察パトレイバー the Movie』『機動警察パトレイバー2 the Movie』『東京無国籍少女』の押井守 脚本は『うる星やつら3 リメンバー・マイ・ラブ』『うる星やつら 完結篇』『それいけ!アンパンマン アンパンマンとたのしい仲間たち』『それいけ!アンパンマン 人魚姫のなみだ』『それいけ!アンパンマン ルビーの願い』の金春智子 粗筋 幼少の頃の約束でエル星の女王と結婚することになった諸星あたる 断固阻止するためダーリンを奪い返すにエル星に乗り込むラムちゃん うる星やつらの主人公はラムちゃんではなく諸星あたるだった しかも第1回登場のゲストキャラのつもりだったらしい エルと言ってもかぼちゃワインではない ラムちゃんの幼馴染たちはよく覚えていない 冷凍庫でイケメンたちを氷漬けにして保存しコレクションするのが趣味のエル 流石の女好きのあたるもドン引きで結婚を断るあたる 結婚の条件だった影踏みも実際は踏んでなかったし さらにしても強引だなエルもラムも 高橋留美子先生の想いが投影してるのだろうか そういえば彼女は阪神ファンでプロデビュー前にもとんでもないアンチ巨人漫画を描き残すような熱い人だからなあ 声の配役 容姿が優れた女性が大好きで見かけたらすぐにナンパをしてしまう友引高校2年生の諸星あたるに古川登志夫 空を飛び電流攻撃を得意とする鬼族の宇宙人であたるに一目惚れしあたるの自宅に同居しているラムに平野文 あたるの幼馴染かつ元カノで怪力の持ち主の三宅しのぶに島津冴子 友引高校に転校してきた面堂財閥の跡取り息子の面堂終太郎に神谷明 ラムの従弟で鬼族の幼児のテンに杉山佳寿子 遊行僧の錯乱坊(チェリー)に永井一郎 チェリーの姪で友引高校の養護教諭のサクラに鷲尾真知子 ラム親衛隊のメガネに千葉繁 ラム親衛隊のパーマに村山明 ラム親衛隊のカクガリに野村信次 ラム親衛隊のチビに二又一成 あたるの父に緒方賢一 あたるの母に佐久間なつみ ラムの父に沢りつお ラムの母に山田礼子 ラムの幼馴染でキレると言葉が汚くなるランに井上瑤 海王星の女王のお雪に小原乃梨子 ラムの幼馴染で福の神族の宇宙人の弁天に三田ゆう子 クラマ星の鴉天狗一族の女王のクラマ姫に吉田理保子 ラムの元婚約者で鬼族のレイに玄田哲章 エル星の女王のエル・ド・ローゼンバッハに榊原良子 エルの幼少期に詩織 エルの乳母のババラに京田尚子 エルの教育係兼スパイのロゼに丸山裕子 エル星の軍司令官に青木和代 エル星の宇宙戦艦の艦長に松谷祐子 門衛Aに田中秀之 門衛Bに塩屋翼 緑色の海獣型の宇宙人で帽子とネクタイをしているバス型UFOの運転手に桜庭裕一 ドライバー助手に島田敏 ラム艦艦長に寺田誠 アナウンサーに伊沢弘 冒頭の子供に鈴木一輝 冒頭の子供に藤枝成子
うる星やつらのキャラを愛している者にはたまらない
この短い時間に、友引高校のお馴染みの面々に加え、面倒の私設軍隊。 さらにラムの友達の宇宙人たちに加え、ラム星の宇宙軍。 またさらに、新キャラを引っ張るに引っ張りエルという魅力的を生み出し、さらにエル星の艦隊まで。 深みにはかけるが、オールスターお祭り作品としては、大満足。
勿論、諸星 あたる は嫌い 僕はめぞん一刻の五代裕作が好きだった。ラムちゃんの良さが今でも分からない。頭が古い?!
押井守監督が失敗作って語るのは、暴力シーンが少ない事だと思う。40年前だし、テレビ局がスポンサーになっているので、仕方ないと思う。 僕は『ビューティフルドリーマー』しか見たことがなかった。でも、庵野監督と同じで、争いが始まる瞬間迄の安易さが面白く、彼の考えには共感出来る所がある。 ビューティフルドリーマーは実写版も見た。勿論、面白くなかったけどね。 やっばり、押井守監督ははじける面白さがある。 僕は勿論諸星 あたるは好きではない。今でもラムちゃんの良さも分からない。原作者が女性なのに、完全な男目線アニメ。
押井守自ら失敗作と語るが確かに
押井守自ら失敗作と語るが確かに。 間延びした時間空間に映画版ゆえフルキャストを並べる凡庸。 その反動で傑作次作では時間空間を極少に限定する。 その差を知る資料。 非協力的な共同体には押井節も。 金田伊巧系作画過多がテンポを削ぐ。 修行の為に見る類い。
「うる星やつら」のプロモーションビデオ
押井守監督の映画デビュー作。映画というより「うる星やつら」のプロモーション的な要素の濃い作品。押井監督は本作を失敗作と言ってるみたいだけど、メカニックの描写や冷凍人間のシーンとか随所に散りばめられたパロディなどにはやはり後年の押井イズムに通じるようなものが感じられる。
王道のウチだっちゃ!
宇宙一の浮気者・高校生のあたると、彼にゾッコンの宇宙鬼娘・ラム。 高橋留美子の代表作である人気漫画で、アニメも大好評。 リアルタイムではないが、一時期漫画もアニメも全て見たほどどっぷりハマった。 本作は劇場版第1作目。 今や世界に名を轟かせるアニメーションの鬼才、押井守の劇場アニメ監督デビュー作でもある。 ある日あたるやラムら友引町の面々に届いたのは、あたると“エル”と名乗る宇宙人少女の結婚式の招待状。 やがてエルの使者が現れ、あたるは連れ去られ…と言うか、ラムの束縛から逃れるように喜び勇んでエルの星へ。 ラムは愛するダーリンを取り戻そうとする…! 押井守自身は本作を、失敗作と語っているのは有名な話。 確かに展開が唐突であったり、説得不足であったり、書き込み不足であったり、所々破綻している点も見受けられる。 作品的にも内容的にも作画もクオリティー的にも次作と比べると…。 だけど、それは仕方ない。 押井は前任者の降板からの急遽の監督登板で、満足な準備期間も製作期間も無く、すでにキャラや主な話や設定は用意され、自由が利かなかった。 そんな厳しいスケジュールの中で、お馴染みのキャラを多く登場させ、メカニックなどに自分の趣味嗜好を滲ませ、上々の快作に仕上げていると思う。 一部ではTVアニメの延長と批判されてるようだが、これぞ『うる星やつら』の王道!…とでも言うべきドタバタ・ラブ&ギャグ・アニメ! ファンなら素直に楽しめる。 監督曰くこの“失敗”があったからこそ、次の大傑作に活かせたとも言えよう。 先にも述べた通り宇宙船やメカニックなどに押井のSFセンスが光る。 とあるドタバタ・シーンには、ゴ○ラやエ○リ○ンやマ○ン○ーZらしきキャラも。 あたるとエルの結婚式にラムが乱入するシーンは、ダスティン・ホフマンのかの名作のパロディー。 マニアックなパロディーやユーモアなど、きちんと押井色。 一惑星の女王であるエル。 11年前の出会いからずっとあたるを想い続けた可憐な美少女。 しかしその本性は、恐ろしや…。 が、その11年前の幼いあたるとエルが夕暮れの公園で遊ぶシーンや影踏みは、映像的にもノスタルジーを掻き立てる。 あたるの白状っぷり、いい加減っぷりには宇宙規模で呆れる。 そんなあたるに振り回され続けながらも、ダーリンの為に宇宙を追い掛けるラム。 ホント、あたるは果報者だ。 きっとあたるだって本当は分かってるだろう。 ラムが、一番…。 久し振りに『うる星やつら』を見たが、面白い。 そしてやっぱり、ラムちゃん可愛いっちゃ!
実は名作。ぜんぜん知らない人が観ても楽しめる内容となっているし、オ...
実は名作。ぜんぜん知らない人が観ても楽しめる内容となっているし、オチまでしっかりわかりやすすぎるくらいの起承転結。 男はどうしようもないアホで最低で、みたいな話になってるが、あたるがラムを心配するとこが救いというか、この作品の中で良かったところ。エルの声がハマーン様だったのも良かった。
ビューティフル・ドリーマーを観たいが為に鑑賞。 生まれる前の作品な...
ビューティフル・ドリーマーを観たいが為に鑑賞。 生まれる前の作品なんでうる星やつらはラムちゃんぐらいしか知りませんが、学園ものだと思ったらSFな世界観で受け付けなかった。ただ身体が疲れているだけなのか、鑑賞後かなり疲労した。 世代が違う大人が観るには辛いかと思う。 ラムちゃんの声と喋り方はかわいい(山口弁)
監督は気に入らないと言ってたけれど。
監督はこの映画のことを気に入らなかったと語っていますが、私としては 「うる星やつら」としてはとても”らしい”映画でした。 でもやっぱり「ビューティフル・ドリーマー」と比べてしまうので、イマイチな映画に思えます。
急遽押井監督にバトンタッチした作品。 ほとんど形が出来上がっていた...
急遽押井監督にバトンタッチした作品。 ほとんど形が出来上がっていたので、監督本来の力は出せていませんでしたが、「さすが!」と思わせるシーンもありました。
再鑑賞により感涙
あれは〜いつやったやろー学生時代に足運び映画館で観た。それなりには良かったのだがうる星やつらシリーズでは2のビューティフル・ドリーマーが良かったと頭の中で記憶していたのであまり思い出すこともなかったが久々に観直した私はやはり子供だったのだ脚本の素晴らしさに気がつかなかった大袈裟かも知れないが捨て台詞がない絡みに絡まる無限大留美ックスワールドシンプルな感じだが私の頭はジェットコースター素晴らしいの一言。今週はうる星やつらシリーズ鑑賞に浸りたい。
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