さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちのレビュー・感想・評価
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作品評価としては落とさざるを得ず、申し訳ない
リバイバル上映に大感謝。文化とはかくあるべき。実現した関係各位に敬意を表します。
当時小学生高学年、徹夜で初日に鑑賞。ものすごい衝撃を受けた。その時の自分なら星5。
しかし
ノスタルジー抜きで冷徹に映画作品として点数をつけるなら、星1。素晴らしいメカデザイン、楽曲、作画、声優で加点しての星1.5。
自分の原点となる作品故、辛辣な低評価をあえて残すことを許してほしい。
一作目TV版は26話への短縮を含めて、現代の視点でも傑作と考える。
対して、さらばは脚本が余りにも酷い。
ほぼ全てのキャラが「殺して泣かす」ためのコマにしかなっていない。特攻云々の問題ではなく、一作目で彫り込んだキャラクターたちを碌な描写もなく捨てることで泣かせる、雰囲気だけで作ったような作品を、この歳になるとどうしても評価できない。
恐らくはプロデューサーが雰囲気だけを求め、商業監督を呼んで作らせたのが原因だろうか。
雰囲気作りのために遅刻する島、死ぬ時の雰囲気作りで何故かいい奴っぽくなるデスラー、メソメソし過ぎな森雪、行動原理が謎で鬼畜過ぎるテレサ。などなど。
当時、松本先生が嘆いていた意味が、今ならよくわかる。
不朽の名作
本作品は宇宙戦艦ヤマトシリーズの中で最高であり、映画として傑作だと思います。今観ても神秘的で美しい絵や独創的なデザイン、効果的な音楽が観る人の感情を盛り上げますが、この作品を普遍的にしているのは、宇宙全体の平和が無くては地球も自分も幸せになれないという一貫したテーマにあると思います。
デスラーが復讐から白色彗星のウィークポイントを教えるまでに変化したのも、宇宙全体のために戦う者達の強さを認め、応援したくなったためでしょう。テレサも然りです。最後のシーンは自然と涙が流れました。コスモタイガーの山本、真田さんや斉藤、雪は自己犠牲の精神で亡くなりました。そして古代はヤマト艦長として宇宙の平和のために身を投げました。宇宙の平和のため犠牲となった古代と雪の2人のことを考えると胸が熱くなります。
想いは熱いが……。
今のアニメの基準で観てはいけないが、懐かしさを差し引いても、残念ながら完成度は高くはない。
総集編である一作目に比べれば、大分ましだが、残念な作品と言わざるをえない。
長いし、テンポがなく、レイトショーの時間帯だったため、眠気をもようしてしまった。
先に観た一作目では、少し堕ちた。
デスラー登場から最期までの内容が薄く、見せ場として物足りない。ヤマト側との関係性に説得力を持たない。途中雪も結構ほっとかれて
ラストの場面のセリフが活きてこない。
全体的に、大層なセリフと行動が融合しない。
想いは伝わってくるのだが……。
スターウォーズの影響が如実に表れている。
音楽は素晴らしい。さすが宮川泰!でも
ジュリーの歌で締めるのはどうかな?
最後の製作者側からのメッセージはなんだったのだろうか!? 直ぐに手のひら返しになってしまった。
大好きな人、ごめんなさい
せっかく、先日、「そうでない」映画(カラー及び白黒)を見たのに・・・。自己犠牲のオンパレード。
文民統制もなされてないような軍。上官の命令を無視する部下。波動砲のような強力な武器を積んだ戦艦を個人の意思で動かすことのできるセキュリティ。なんと恐ろしい組織だろう。
思い入れなきアラカンの感想
間違いなくドンピシャな世代ながら初回数話を見逃したからかあまり積極的に触れずに過ごしてきたヤマト。劇場版とか2とか3とか色々と見てはいるが、本作はなんと初見である。後にさらばのラストシークエンスご安彦良和によってなされたものと聞いており、そこを確認したく参上。したがって思い入れ加点はまったくないのである。
確かにラストの艦橋は舞台劇のように見ごたえがあったが、一本の映画として制作されたものとすると、スジの練り方がたりず、中間がどうしても退屈と言わざるを得ない。
そして最後に、もう二度とお目にかかることはないと断言されていることにも驚かされた。
それにしても40数年の日本のアニメ演出・技術の進化は恐ろしいものがある。
記憶を手繰る旅
今年初の映画はこれ。
「さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち-4Kリマスター」
かなり古い作品の為、ネタバレ有りの文章になってしまうので、ご注意ください。
1978公開のこの作品、大ヒットしたTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の続編。前年公開された映画はTVシリーズを再編集した作品だった。今回は全編オリジナル長編。当時子供だった僕も、勿論、まだ見ぬ物語にワクワクして観に行きました。そして子供ながら、とても感動したのを憶えています。
それから何度観た事か。勿論入替え制ではなかった当時、2回観て帰った。リバイバルで前作と二本同時公開も観に行った。テレビ放送も幾度となく観た。まだビデオのなかった当時、音声だけを収録した「ドラマ版」LPレコードは何度も聴いた。
しかし、それも10代の頃のまでだと思う。今で言うマルチバース手法で続編が繰り返されるヤマトに、やがて気持ちは離れていき、おそらく大学に入ってからは一度も観ていないと思う。
そして今回、あの時の感情は何だったのか?確かめたくなり、久し振りに観賞致しました。それは、40年以上前の自分の記憶への旅立ちだった。
自分でも驚くくらい、鮮明に憶えていた。特にレコードで何度も聴いた台詞はそのまま甦った。
以下、思った事をツラツラと。
腐敗した地球はまるで「キャプテン・ハーロック」のよう。
ヤマトの発進シークエンスは、やはり熱くなる!
2時間半の間に完結に纏められたストーリー。
圧倒的な絶望感!
ラストは、悲壮感漂う筈なのに、何故か爽やかな明るい表現(ここはスゴい!)からの、無駄のないシンプルな表現、そして、何もない宇宙空間に、全てを包み込むような沢田研二さんの歌声!
そうか、実写映画に足りなかったのは、突っ込む時のこの表現と沢田研二さんの歌声だ!何故その後の地球を描いたのか?何故海外の曲を使ったのか?
最後に出てくる1文。「ヤマトを愛したみなさん〜二度と会う事はないでしょう〜」。その後、TVシリーズで生き残ってシリーズが続いた事に批判も集まったけど、当時の子供達が望んだ事も確かなんだよね。
歴史に残る作品と言うのは、いつも時代の奇跡が起こっている。やはりこの映画も、確かに時代を変える奇跡が起こっていた。
余談ですが、よくヤマトは特攻を美化しているっていう人がいますが、やはりそれは違うと思う。これは守る為に命がけで戦う人の姿を描いた作品だ。
純米吟醸酒
純米大吟醸では無いw
BDも持っているが劇場含めて久しぶりの視聴。劇場で観たのはフェスティバルが最後?
150分も有るのに、こんなにサクサクと進むんだなぁと。まぁ、あの時代の作品なのでご都合主義な部分も説明足りないとかは有るけど、さして気になる事も無くアッと言う間にヤマトが発信、テレザート到着、デスラー戦、地球を後ろに守っての最終決戦。
余計なモノが無く、磨いた純米吟醸酒の様な出来。
始めて見た時、前情報として都市帝国が有る事は知っていたけど、超弩級戦艦が現れた時の絶望感、これどうすんだよ、もう無理じゃん。と思った後の「これは死ではない」。いや、死だよ!
あのラストが良かったのか。未だに分からない。あれ以外に締めようも無かっただろう。違う締め方をしたヤマト2は未来への希望は残されたがご都合主義で締まりも悪く、以降の商業主義的作りの始まりになってしまった。
良いか悪いかは分からない。それでも、あの日、劇場のあちこちから啜り泣きがした。あれほど、劇場が泣いた作品はその後一度も無い。
4Kリマスターとは言っても、画質は4Kではない。が、手書きアニメお約束のゴミ等は消えてかなり綺麗に見える。音声は何とか5.1chに出来なかったかなぁ。せめて、ステレオで。
まぁ、これ見ちゃうと余計に2202の酷さが際立つ。約45年前の作品よりツッコミ所満載って・・・・
絶望の物語…でも星5
1978年の真夏の東急レックスで、当時の中学生は何を観たのだろう?
2024年の年明けのTOHOシネマズ池袋で、還暦前の中年は何を観たのだろう?
あの日流した涙と、今日流した涙は同じなのか?
同じような気もする。違うような気もする。
あの夏の日と同じように、半ば呆然としながら4Kリマスター鑑賞後の帰路についた。
「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」は、私にとって単なる映画ではない。愛憎半ばする思春期の「体験」なのだ。
何年振りだろうか?劇場で追体験できた。
松本零士色が色濃い、序盤のストーリーと設定が素晴らしい。宮川泰の音楽も絶好調。安彦良和の絵コンテと瑞々しい作画は、実はこの映画の見所だろう。助演男優賞は伊武雅刀にあげたい。
誇らしく思うのは、46年間、同じ思いを持ち続けられたという事と、46年間、思い続けるに値する作品と出会えたという事。
ガンダムやエヴァンゲリオンに比べれば、世界的な知名度も、国内ファンからの評価も及ばない。
紛れもなく第一次アニメ革命の原点でありながら、その後エゲツない商業主義に取り憑かれ、晩節を汚した。
なので、名誉失墜やむ無しと受け入れもするが、内心悔しくてたまらない。
この気持ち、往年のヤマトファンになら、少なからず分かってもらえるか?
「さらば〜」で、終わっていれば…
偉大なる名作としてアニメ史に輝き続けただろうか?そんな平行宇宙が存在するのだろうか?
その宇宙でのヤマトファンは、幸せか?
実は、そうでもないだろう。
希望の物語「宇宙戦艦ヤマト」が、「さらば〜」によって絶望の物語に転じてしまったのだから。
中学生の私は、Part1(当時の通例に従って一作目をこう呼ぶ)が終わったあとの喪失感を、2200年の地球で幸せに暮らす古代たちを想像して補っていた。
それを打ち砕いてくれたのが「さらば〜」だ。
見事に遂になった続編で、人生の悲哀を表現したかったのだろうか?
「成功体験の後には、残酷な現実が待っている。最後の手段は死ぬことだ。」
およそ少年少女に向けたメッセージとは思えない。
後日「若者は死ぬべきではない」と言う松本零士の主張を知らなければ、私の人生は暗澹たるものになっていただろう。
しかし、ヤマト2におけるマルチエンディングが、その後の混迷シリーズを生むことになったのも皮肉である。
そんな場外戦を含めて、やっぱり「さらば〜」に対しては星5をつけざるを得ない。
いつか後世の歴史が、「宇宙戦艦ヤマト」という事象を、正当に評価してくれることを信じて。
愛の戦士
SFアニメ映画の地位を確立した作品。
なんて言うか、SFの知識も乏しい私が反物質が何か分かるわけもなく、だだお互いに触れたら爆発するんだという理由で一緒に行けませんで、最後あなた方の勇気に感動して私も一緒に巨大戦艦に突入してくれるなら、最初から付いて来てよということがある。けどね、味方キャラ皆死なせて行くことに涙し、デスラーの臥薪嘗胆にも涙し、なんてストーリーはあんまりそれまでなかったのでひとつの時代を確立した作品に称賛。
最後にもう会えませんってコメントまで流し、新たなる旅立ちを何かな?という感じが昔観た時と大きな今観た違いがあった。
大いなる愛が流れるラストは永遠に語り継がれる名シーン
絶望の中でも愛に囲まれる空間は常に暖かい。本当にヤマトに愛を感じる最高のラストは号泣なしでは語れない。戦士した仲間が艦橋に現れ雪が生き返る時に見せる笑顔は本当に悲しくも安らぎを感じる。2202では時代背景もありヤマトの最後の特攻シーンは曖昧だったし、艦橋に浮かび上がる仲間が笑ってなく棒立ちだったのが私は残念で泣けなかった。しかもヤマトが消えて爆発するまでの感覚がとても短く余韻すらなかった。色々考えるとやはり旧作のラストは本当に凄い。今の画像クオリティで旧作そのままを作成してもらいたい位だ。
「もう二度と姿を現わすことはありません」
大人気作品の続編にして、感動の『完結編』(だったと私は思う)。
空前のアニメブームの真っ只中、日本映画史上記録的な大ヒットを飛ばした名作が、45年の時を越えてスクリーンに甦る!
45年ぶりの劇場鑑賞で再び感涙!
終映後には、拍手が起きました。
私にとってオリジナルシリーズは劇場版映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』で潔くきれいに完結していました!
「2」以降は全く観ていませんでした。
(・・・そして、38年の歳月が過ぎ「宇宙戦艦ヤマト2199」から再び鑑賞しました。)
ヤマトの活躍で、地球に平和が訪れたのも束の間、新たな謎のメッセージをきっかけに、地球最大の危機が訪れ、ヤマトクルーたちは再び結集する。
早くも平和ボケ、最新強力な兵力への過信と奢りに満ちた地球。
役目を終えた「ヤマト」の廃艦と、とってかわる新造艦の就任など、クルーたちが時代の流れを感じつつも、地球のために戦う姿が心を打ちます。
クライマックスは涙なしには見られません。
沢田研二が歌う主題歌は、作詞・阿久悠、作曲・大野克夫、編曲・宮川泰という豪華スタッフによるもので、大人向けのバラードでこちらも必聴です。
最新鋭戦艦アンドロメダの「拡散波動砲」や、そのテーマ曲も懐かしい。
劇場用完全新作なので絵もきれいです。
本当のヤマトの最後を見届けてください。
(そしてその後のパラレルワールドは忘れましょう。)
今回の上映バージョンは、下記のテロップのものでした。
てっきり、もう一方のバージョン(ヤマトも永遠に生き続けるでしょう)と思ってましたが。
よく上映できたものです。
ヤマトを愛して下さった
皆さん・・・・さようなら
もう 二度と 姿を
現わすことはありません
でも きっと 永遠に
あなたの 胸に
心に
魂の中に
さすが…涙が…!!
さすがに名作です!
ヤマトファンになる原点…亡き親父に妹と一緒に連れていってもらった作品です。やはり、スクリーンで観るのも2回目です。富山敬の古代進に胸が熱くなります。麻上洋子の森雪も最高です。次々とキャラが死んでいき、最後に沢田研二の『ヤマトより愛をこめて』がながれる下りが最高です。
これからもヤマトファンを続けます!
4kリマスター
約40年前の封切り時に映画館に連れて行ってもらえずサントラとノベライズで代替していたが、今でもCDでサントラを聴くほどの思い入れ。遂に劇場で鑑賞することができた。こんなにテンポ早かったんだと改めて思ったがヤマトの出発シーン(司令長官の言葉)、森雪との別れ、真田さん・斉藤との別れ、沖田艦長と古代とのやり取り、やはり泣けてしまう。観客の多くは同世代の男性が多い。終了後拍手が鳴った。これタイムリーに事前に話を知らずに観たら、確かに嗚咽ものですね。当時すごかったそうで、小学校で読書感想文なのにこの映画で書いてきた人がいて、劇場で多くの人がすすり泣いていたそう。
白色彗星のテーマとアンドロメダ
白色彗星の話です。頑張っても頑張っても報われないあげくが特攻という... ちょっといただけないストーリー。
とにかく白色彗星のテーマが頭にこびりつきます。この曲は名曲です。
アンドロメダ、割とかっこいい。白色彗星のテーマと同じでこの映画で印象に残るものです。
生きている限り、燃やせ命
"宇宙戦艦ヤマト(劇場版)" シリーズ第2作。
DVDで鑑賞。
テレビシリーズは未見です。
作画が前作と比べて見違えるように良くなっていることに驚きました。ヤマトの形が歪んだりしないし、キャラの顔も変わったりしない。観易いことこの上無かったです。
それはさておき、クライマックスに向けての展開があまりにも壮絶で、度肝を抜かれました。とにかく重い、重過ぎる。メイン・キャラクターが次々戦死を遂げていくだなんて…
白色彗星帝国も質が悪い。いったい何段構えなのか。白色ガスを破ったと思ったら都市型要塞が現れるし、それを破壊したら超弩級戦艦が出て来るんだから堪ったもんじゃない。
強大な敵の前に満身創痍のヤマト。命を燃やした人々の想いが胸に迫りました。古代進が下した艦長としての、宇宙に生きるひとりの人間としての決断に感動の涙がこぼれました。
「死ぬためではなく、生きるために行く」。特攻賛美と受け取られかねない言葉だとは思いましたが、自分の命の使い途について考えさせられたし、とても胸に迫りました。
[余談]
主題歌を歌っているのが沢田研二だと知ってびっくり。当時としては、メジャーな歌手がアニメ映画の主題歌を歌うのは大変珍しいことではなかったのかなと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2024/01/20:MOVIXあまがさき(4Kリマスター)
※修正(2024/01/20)
大きな 大きな代償だった
【さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち:おすすめポイント】
1.主要メンバーの壮絶なシーンが泣ける!!!
2.やっぱりが古代進役富山敬と森雪役麻上洋子の絡みやセリフがいいなぁ!!
3.声優陣が凄すぎる!
4.最後の最後まで何が起こるかわからない展開はヤバイ!
【さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち:名言名セリフ】
1.古代進役富山敬の名言名セリフ
→「先生、地球はこれでいいのでしょうか」
→「大きな 大きな代償だった。艦長 真田さん 斉藤 コスモタイガー」
→「雪。やっと二人きりになれたね。君には苦しい思いばかりさせて、ごめんね。これからいつも一緒にいるよ。人間にとって一番大切なものは愛することだ。でも、僕が一番大切なものは君だ。君への愛だ!雪、好きだ。大好きだ。大きな声で言える。雪。僕たちはこの永遠の宇宙の中で、星になって結婚しよう。これが二人の結婚式だ」
2.森雪役麻上洋子の名言名セリフ
→「古代君、これからよ 本当の戦いは!勝ってね、古代君。きっと、勝ってね。それでこそ 古代進、私の夫」
3.真田志郎役青野武の名言名セリフ
→「古代、俺はおまえを実の弟の様に思ってきた」
4.沖田十三役納谷悟朗の名言名セリフ
→「お前にはまだ武器が残されているではないか、戦うための武器が。命だよ。お前にはまだ命が残っているじゃないか。なぁ古代。人間の命だけが、邪悪な暴力に立ち向かえる最後の武器なのだ。素手でどうやって勝てる?死んでしまって何になる?誰もがそう考えるだろう。わしもそう思う。なぁ古代。男はそういう時でも立ち向かっていかねばならない時もある。そうしてこそ初めて不可能が可能になってくるのだよ。古代。お前はまだ生きている。生きているじゃないか。ヤマトの命を生かすのは、お前の使命なんだ。命ある限り戦え!わかるな、古代」
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