「虚無と絶望感にこそヤマトあり」宇宙戦艦ヤマト サリ夫さんの映画レビュー(感想・評価)
虚無と絶望感にこそヤマトあり
クリックして本文を読む
小学生の頃はメカコレ作りまくってた少年が既に記憶の彼方のヤマト劇場版を観てまいりました。
初日だけあって客席には当時からのファンであろう年配ファンが並び、歴戦の宇宙戦士の如く醸し出すその雰囲気に、心で例のポーズで敬意を表しつつ末席にて鑑賞。
私自身はギリギリリアタイ世代でヤマトはその後も観てきてはいたのですが、ガチ勢ではなくヤマトの知識はそう更新する事なくきた手前、劇場版はうっすらスターシャは既に死んでいた記憶があるくらいで、今回はラストシーンどうなってるかなど、最後まで興味深く観れました。
総集編ならでは、ニョキニョキ生えてくる第三艦橋などツッコミどころ満載でしたが、デスラーもアッサリ退場などシンプル化されていて、故に最近のリメイク版で不足がちに感じた絶望的世界と虚無のなか希望を勝ち取るというプロットがわかりやすく見て取れ、ああヤマトってコレだよな的なモノは十分満喫できました。
こうなると後続上映など気にせず今回上映はあえてスターシャ死亡編だったなら、より無常感が際立ってたのにと少し感じました。
リファインされた画面はイメージを損なう事なく期待通りで満足です。自分的には大本命の4Kさらばにさらに期待が持てる出来でした😊
コメントする