「お盆だから」異人たちとの夏 いやよセブンさんの映画レビュー(感想・評価)
お盆だから
主人公(風間杜夫)は離婚したばかりで、一人暮らしとなったシナリオライター。
夏の夜、生まれ故郷の浅草で12歳の時に亡くなった父(片岡鶴太郎)と母(秋吉久美子)に出会う。
若いままの両親は何事もなかったかのように中年の息子を溺愛してくれる。
異常さには気が付いていたが、どうしても行きたくなり、そのうち少しやつれ始める。
ホラーではあるが、幽霊との逢瀬は切なく、どちらの気持ちもわかる年齢になり、何とも言えないノスタルジーにとらわれる。
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