居酒屋兆治のレビュー・感想・評価
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失われた時を求めて
この映画は伊丹十三パートと大原麗子パートの2つに腑分けできる。
伊丹パートは儒教的価値観を、大原パートは西洋的純愛価値観を表現しているが、これらはともに戦後日本の昭和という時代における大衆社会の基軸であり、本作が好評で迎えられた理由もそこにある。
しかし、これらの価値観から離れた平成、令和の時代には、本作はやや病的である。特に大原演ずる純愛に殉じる女性は異常だ。
結婚して旦那に大切にしてもらいながら、家出を繰り返し、自暴自棄になった挙句、アル中で衰弱死なんて女、誰だって嫌だ。だが、それをよしとしたのが昭和という時代だった。
伊丹パートにしたって同じである。ただ学校の先輩というだけで無理難題を唯々諾々と聞き続け、より強い上下関係や生き死にの問題が登場するまでひたすら耐え続けるというのは、今では日本社会の悪しき慣習としか見えないだろう。
結果論だが、その後の時の流れから、価値観が逆転するのがわかり、とても貴重な映画だと思う。
失われた時を求めて、何度も何度もこの映画を見てしまう。
北の大地に集う人々の、不器用な生き様が交差する。健さんを前にして、襟を正さない男はいないね。
函館の街で小さな居酒屋「兆治」を経営する藤野英治と、彼を取り巻く人々の人生を描いた人情ドラマ。
ガキ大将気質を持つ、英治の学生時代の先輩である河原を演じるのは『黒い十人の女』『細雪』の伊丹十三。
は〜るばるきたぜ函館へ〜♪
高倉健と田中邦衛という、北海道が似合う二大俳優がメインを張る健さん映画。
とはいえ舞台は網走でも富良野でもなく、函館。
男と女の悲恋ものって、やっぱり函館がよく似合う。
小樽でも釧路でもない。やっぱり函館なんですよね。
んで恋に破れた女がすすきのの寂れたスナックで水商売なんかしてね。
んで男が迎えに行くんだけど、女は酒の飲み過ぎで身体を壊しちゃってたりして。
んで男の胸の中で、幸せそうに死んでいったりしてね。んで男がううぅ…、なんて泣いちゃったりして。
今や懐かし昭和ロマンの世界ですね。
まぁ完全にこの映画はこのシナリオの通りで。ベタといやベタなお話。
でも、やっぱり主人公が高倉健だと、一段も二段も高級な作品になっちゃいます。
健さんが出ているだけで、その映画のジャンルが「恋愛」でも「人情」でもなく、「高倉健」になってしまうという凄み。
この当時の健さんって50代前半くらい。渋すぎるだろっ💦
今で言うと阿部サダヲとか福山雅治くらいの年齢だと考えると、人生2周目かっていうくらいの貫禄ですよね。
居酒屋の大将を中心とした人情ものだと、近年ヒットしたドラマ『深夜食堂』がぱっと思い付くんだけど、なんとなくヤクザっぽい主人公の雰囲気とか店内の様子とか、かなりこの映画からインスパイアされているだというのがわかる。
癖のある常連客もこの映画から影響を受けているんだろうな。
この映画も、連続ドラマにしたらいくらでも物語を作り出せそう。
『幸福の黄色いハンカチ』で共演していた武田鉄矢が常連客としてカメオ出演するなど、健さんの作品を殆ど観ていない自分のような人間でもニヤッと出来るところがある。
小松政夫だの大滝秀治(ちょっと若い!)だのと言った、今は亡き名優たちがお客として登場するのも嬉しいが、音楽好きの立場からすると細野晴臣の登場には驚いた。
デカデカと「市役所」と書いてあるタンクトップを着ているという意味分からなさ。
意外と80年代にはこういう活動もしていたんですね。
健さんと田中邦衛がイチャイチャするという、漫才コンビを組みたいとビートたけしに相談するくらい仲が良すぎるおっさん2人のブロマンスとしても萌える。
2人がいきなり渓流釣りに行くところなんか、ランドクルーザーのCMかなんかが始まったかと思っちゃった。
この2人のイチャイチャには癒されますが、クライマックスの会話には泣かされますね。
かつて英治を会社から追い出した憎き専務が癌で倒れたと聞き、「あの人にはいつまでも元気でいてもらいたかったけど、病気になったのがお前じゃなくて本当に良かった」と語る健さん…😢
英治の不器用さがよく表された名シーンですなぁ。
英治が不器用なのはもう健さんだから仕方ないんだけど、登場人物がみんな不器用な生き方しか出来ないっていうのがまたいいですね。
いつまでも英治のことを忘れることが出来ず身を堕としていくヒロインのさよ。幼なじみって設定だけど、どう考えても英治と年齢差あるだろ、とかは気にしたら負け。もっと上手く生きていくことだって出来ただろうに、ああなってしまうところに無常を感じる。
健さんにぶん殴られる河原だって、実は面倒見のいいおっちゃんなんですよね。本当に不器用な人たちだ。
結局「兆治」立退の件は有耶無耶になった気もするけど、まぁそれはいいや。
最後に健さんが「元気出して、いこうぜ」って言ってくれるんだから、そりゃ元気出していかないとダメっすよ。
プロ野球の夢も絶たれ、愛する人から自ら身を引き、会社からも追い出され、それでもなお前に進む健さんの姿こそ、日本男子の目指すべき姿が集約されているように思う。
健さんみたいな男になるため、今から修行しようと思います👍
大原麗子は高倉健の幼馴染みで恋人。 牧場に嫁いだのだが、高倉健への未練を捨てきれないで家出をして自暴自棄な生活をすることになる 。 高倉健には今は妻(加藤登紀子)がいてどうすることもできないでいる。
NHKBSプレミアムで映画「居酒屋兆治」を見た。
劇場公開日 1983年11月12日
1983年製作/125分/日本
原題:Love
配給:東宝
降旗康男(監督)49才
山口瞳(原作)57才
高倉健52才
大原麗子37才
田中邦衛51才
伊丹十三50才
ちあきなおみ35才
高倉健は函館で居酒屋をやっている。
プロ野球の村田兆治投手に憧れていたので屋号は兆治。
田中邦衛は同級生。
伊丹十三は学校の先輩。
大原麗子は高倉健の幼馴染みで恋人。
大きな牧場に嫁いだのだが、高倉健への未練を捨てきれないで家出をして自暴自棄な生活をすることになる
。
高倉健には今は妻(加藤登紀子)がいてどうすることもできないでいる。
いつものように寡黙で不器用な男を演じている。
125分と長めの映画だが、
見終わってから考えた。
この映画が伝えたいものは何なのか?
登場人物の多くが何かしら人生で上手くいかないことあって、
もどかしい思いで日常を過ごしているということなのか。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
大原麗子やばい!
終盤の加藤登紀子の女房の台詞で涙がこぼれました
それなりの歳にもなって、仕事にもみくちゃになって、単身赴任とか経験もすれば誰でも馴染みの居酒屋ができるものです
毎週末どころか、気がつくと週五で通っていたりします
そんなお店はチェーン店ではなく、兆治みたいなカウンターだけのこじんまりした、というより狭苦しいお店です
気のいい大将と女将さん、いつも同じ顔ぶれの常連さん
テレビを観ながら四方山話を隣あった人や大将や女将さんと会話する
時にはお店全体で一つの話題で盛り上がったりする
それだけで孤独は癒やされ、疲れは吹き飛ぶものです
どこにでもありそうで、兆治のようなお店はどこにも無いものです
単身赴任先で通った店は正に兆治のような店でした
単身赴任が終わって家族の元に返っても、やっぱりその雰囲気が恋しくて地元で探したりしましたが、散々探しても見つからないものなのです
高倉健52歳、大原麗子37歳、加藤登紀子40歳
役での年齢は藤野英治がおそらく42歳くらい、さよも茂子も40歳くらいの設定だろうか
英治とさよが別れたのは15年前くらいだろうか
愛しているから別れる
幸せになって欲しいから身を引く
刑事の言うように馬鹿げているかもしれない
でもその時はそれが正しいと信じていたし、それからもそれで良かったのだと信じてきた
でもそれがどれほど残酷なことか
相手の心の奥底までを傷つけていたことか
自分もまた傷ついてはいても、比較にならないほどの地獄に彼女を追いやっていたかも知れないことを全く分かっていなかった
真夜中の無言電話は彼女の悲鳴だったのだ
肩を壊して行けなかった甲子園
有るべき未来、そうなるはずだった将来の夢
肩を壊してもあきらめ切れない野球少年
あきらめ切れない結婚の夢を追いかけて続ける女
誰もが願いが遂げられることはない
それが運不運、巡り合わせが妨げてならまだいい
なんだか本人にもわからない、後になってみれば何故自分でもそうしたのか、今なら間違いだったと分かる決断が理由だったならばどうだろう
いつまでも心の奥底で痛み続けて失血し続けていくに違いない
それは5年経とうと、10年経とうと、15年でも、30年でも消えない後悔になってしまう
ふとした時に思い出して心が痛む
最後には血を吐いて死んでしまうのかも知れない
そんな悲劇は、もし時間を遡ることができるならば、間違いを正すこともできるかも知れない
しかし何十年の年月が経って、今の自分には家族がいる
かわいい小さな子供達、飯を作って待ってる女房がいるのだ
終盤の加藤登紀子の女房の台詞
夢を追いかけて行ってしまう人を止めることはできないわ
私、あんたも行ってしまうかと思ってた
彼女の不安と、旦那が自分のところに戻ってきた安堵
私、居酒屋の女房で悔いは無いわ
薄々感じていたことを全てを知っても亭主の過去を飲み込むその姿
このシーンのセリフに涙がこぼれました
そして二人はこれまでと何も変わらず暮らしていくのです
未だに捨てられずに持っていた、さよとの写真を遂に英治はやっと燃やす事ができたのです
心のなかに仕舞いこんで隠し持っていた、さよへの想いにやっと葬式を出せたのです
灰皿の中の火葬をしているときに、電話がなります
無論間違い電話です
直ぐに鳴り止みます
しかし、それは本当のさようならをやっとお互いに言えた瞬間だったのです
元気だして、行こうぜ!オッス!
夢をあきらめた野球少年の気合いです
店も移転することになるでしょう
やっと本当のスタートラインに立ったのです
名作です
よかった
大原麗子が自宅の火事を傍観して逃げ出すようなメンタルのケアが必要なタイプなのに、ヒロインとして成立しているのがすごい。健さんが一日4万円でいいと言っていたのは売上なのか、利益なのか、どう見てもいつも満席で4万円以上の売り上げがありそうで、だとすると利益なら、人件費は夫婦の経営でほぼ0だし、めちゃくちゃ商売上手。
ススキノのキャバレーはホステスがトップレスで大変な乱痴気ぶりで、楽しそう。
昔、テレビで見て小松政夫が奥さんと死別して、金属バットを足にからませて寝ていると語る場面は印象深くて記憶に強く残っていた。
大原麗子美しいや…
健さん居酒屋になる。
この映画は公開前に劇場で流れる長い予告編が、結構印象に残っている作品だった。
上司からのリストラ指示に嫌気がさして大手造船所を辞めた健さんが、居酒屋稼業に入り、軌道乗り始めた頃、昔の彼女の大原麗子から連絡が・・
大原麗子の元彼女は、結婚して子供もいるが、健さんが忘れられずにいる。
しかも少し心を病んでいる雰囲気も漂わせる。
突然健さん店に現れて、思い詰めた様子で恨めしそうに「あなたが悪いのよ〜」と一言!ちょっと怖いよ。
この映画の背景に流れる曲が、カラオケや店舗の有線から無造作に選んでいるのか、麗子が病気で吐血しながら死ぬ場面で、背景に流れる曲が杏里の「キャツアイ」なのは、無神経なのかギャグなのか?ここは理解に苦しむ。
だけど大原麗子当時37歳、首回りのたるみも目立つ熟女だが、はっとするほど美しい。
そういえば、健さん初のテレビドラマシリーズ「あにき」で兄妹役で共演してたな。
健さんと田中邦衛は私生活でも仲良しらしいので、二人の絡みは健さんの素が出ている。
冒頭の邦衛との絡みは、ホントに仲の良い仔犬がじゃれてるようだ。
大滝秀治(当時58歳)が劇中で石野真子を嫁にしている?!石野真子は当時、長渕と離婚したばかりの当時23歳だが、めちゃくちゃかわいいくて、10代に見えるので、犯罪だー!ホントは羨ましいけど。
左とん平が麗子の旦那。抑えた演技で好演。
気になるところは、大した証拠もないのに6日間も健さんを拘留する警察は無能では?
失踪した大原麗子が働くキャバレーはどう見て風俗。
小松政夫さんのパートは、どうしてもギャグコント風に見えてしまう。
伊丹十三扮する社長の行動は、鉄拳制裁が多くてほとんど暴力団。それに付随する殴る蹴るの効果音がタイミングを含めてヒドイ。コントか!
初代三菱パジェロに乗った健さんと邦衛が、川の中を爆走!環境破壊だ!
全体的には降旗康男監督の正統派の職人芸と木村大作キャメラマンの映像はさすがの素晴らしさで楽しめます。
大原麗子
いつも文句ばかりで喧嘩っ早い河原(伊丹十三)が印象的。居酒屋の常連客をもっといっぱい描いてほしい気もするが、メインは高倉健と大原麗子の物語。
2人は若い頃から付き合っていて肉体関係もあったのだが、お互い貧乏で結婚できず、さよ(大原)は神谷牧場の経営者(左とん平)と結婚した。しかし英治(高倉)のことが忘れられず、何度も家出する。そして、さよが原因で牧場が火事となる。そこから終盤までずっと行方不明となっていた。実はススキノのキャバレーで働いていたのだが、何度も英治に無言電話をしていた。英治がかつて働いていた造船所の社員、越智(平田満)が店で知り合い、2人は深い仲となってしまうのだ・・・
最後は孤独死。酒の飲み過ぎで食道静脈瘤で喀血していた。実際の大原麗子のことを思うと、涙が出てきてしまう。これならもっと若い頃のエピソードを入れてくれれば、感動もできたのに・・・惜しい。
いい男といい女と熱い酒と
函館にある小さな居酒屋“兆治”。
無口だが真面目な英治と妻が切り盛りするこの店には、毎夜毎夜常連客で賑わう。
ある日、近くの牧場で火事が。
火事の中、悲観に暮れる牧場主の妻・さよを見て、英治は複雑な思いに駆られる。
かつて英治とさよは恋人であった。
貧しかった英治はさよの為を思い、身を引いた。
さよは金持ちだが愛してもない男と結婚、ずっと英治の事を忘れられずにいる。
さよには放火の疑いが…。
監督・降旗康男×撮影・木村大作×主演・高倉健の名トリオによる情感たっぷりの人間ドラマ。
寡黙で不器用で、横暴な先輩にただただ頭を下げ、理不尽に殴られても堪え忍ぶ英治は高倉健のイメージそのもの。
何かと気にかけてくれる旧友・田中邦衛、先輩・伊丹十三、小松政夫や池部良ら店に集う豪華な常連客の人間模様も乙な味。
中でも一際…いや、本作最大の魅力を放っているのは、やはり大原麗子だろう。
正直、彼女が演じるさよは面倒臭い女だ。
昔の男に未練たらたら。
今の夫から逃げ出そうとする事しばしば。(決して暴力を振るうとか悪い夫ではない)
悲しみを売りに、薄幸の女を演じているかのよう。
言い寄る男を虜にする。
今なら間違いなく女が嫌いな女だろう。
でも、その儚げなさが堪らなく色っぽいのだ。
男ならイチコロになってしまうのも無理はない。
儚げないい女には不幸が似合うとは言わないが、大原麗子が死去した際の状況を思うと、妙なシンクロさにドキリとする。
結ばれなかった男と女。
その行く末に、熱い酒で思いに耽りたくなる。
それも人生
ただただ傍観していた。
脚本も色んなトコに飛んでくし、登場人物も濃い。
割には…どうという事はないお話。
物語とも呼ばない、とある時間を断続的に見ていく。
ダルい映画だな。
そう思ってた。
最後の台詞を聞くまでは。
「元気だしていこうぜ…押忍」
その一言を聞いた時に、このダルい映画の中に生きてる不器用で不恰好な人物たちが自分達の片割れなんだと思えた。
定年を迎えた後にみると、また違う感想を持つのかなとも思える。
…にしても、我慢を美徳とする慣習は高倉健さんから世襲されているのかと思うほどで、他国ではマネ出来ないヒーロー像でもあるなあと、考えたりする。
それほど耐え忍ぶ姿が絵になる。
後は…当時の女優さんというか、美形と称される人は奇跡の産物ではないのかと思えるほど美しい。
その他大勢の中に紛れている大原麗子さんの神々しいまでの美しさったらない!
時代遅れの酒場。
ウィスキー飲み放題・奈んこつ80・高級キャバレー
映画「居酒屋兆治」(降旗康男監督)から。
劇場公開日(1983年11月12日)30年以上前の作品だけど、
主演の高倉健さんだけではなく、私の大好きだった、
故・大原麗子さんの顔を観るだけでも嬉しかった。(汗)
内容は、現在の2時間テレビドラマって感じだけれど、
画面に登場するお店の風景、看板などは面白い。
まず何度も登場するアルコールは、ウィスキー。(通称・ダルマ)
「ウィスキー飲み放題」という看板を見つけ笑い、
さらに、素敵な大原麗子さんが、ストレートでガブ飲みをする。
焼き鳥屋のメニュー「奈んこつ80」も、笑えた。
「軟骨(なんこつ)1本80円」なんだろうけれど、洒落ている。
そして極めつけは、下着姿で大騒ぎする「高級キャバレー」。
お店の外には「サロンB館 ロンドンキャバレー」の文字。
何もかもがレトロで、こんな時代があったんだなぁ、と思わせた。
映画って、当時の文化を映像で残しているとも言えるな。
わざと古い映画、探して観てみようかな。
前作「駅/STATION」よりも落ちる
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:65点|音楽:65点 )
「駅/STATION」と同じ降旗康男監督と寡黙で不器用な高倉健主演で設定を居酒屋に変えただけといったところ。悪くはないけれど、「駅/STATION」に比較すると内容は落ちる。劇中に登場するそれぞれの人々の生き様と悲哀が、酒を飲みながら語られる程度のどこにでもある普通の話になったかなという感じ。
ただし大原麗子演じる神谷さよの、過去の不幸な別れから逃げられずに絶望的になって身を持ち崩していく姿は印象に残った。酒を浴びて自分を落として早く死にたいと思う彼女は、兆治と結ばれて一緒に居酒屋を始めていれば全く別の人生になっただろうにと思うと憐みを感じる。
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