嵐の中のイチゴたち

劇場公開日:

解説

とある公立中学校を舞台に校内暴力、いじめ、登校拒否などの学内問題を描く。後藤竜二原作『14歳・Fight』の映画化で、脚本・監督は「風のあるぺじお」のプロデューサー・吉井憲一、撮影は古山正がそれぞれ担当。

1989年製作/102分/日本
劇場公開日:1989年11月18日

ストーリー

横浜市立布川中学校は市内でも有名な悪ガキが幅をきかせている札付き学校で、学内では、街の暴力団・国士連合をバックに付けて暴れまくる平石を中心にする番長グループと源誠を頭とするモズグループが対立していた。こんな中学校で気弱な少年・白瀬櫂が生徒会長に選ばれた。全校生徒会の日、櫂が会長初挨拶のためステージに上がったが、悪ガキ共のヤジによってすっかり動揺してしまい生徒総会は全く収拾のつかぬまま終わってしまった。そんな櫂だったが、ある日、生徒会で学内でのいじめや暴力をなくそうと提案、自分達の手で暴力追放のポスターを貼ろうと呼び掛けた。ポスター貼りは悪ガキ共の反発がすぐ表われた。櫂は彼らが注目していてくれたということは、これは成功だと思った。剥がされるとすぐ貼り返す、そうしているうちに生徒達にも協力者が増えてきて、次第にポスター運動は盛り上がってきた。平石ら番長グループは、遂に生徒会と対決する決意を決め、授業妨害をしようと企てる。しかし、教室には誰もいなかった。体育館に乗り込んだ平石らは、そこで生徒が一体となって暴力に立ち向かおうとする姿を目の前にし、心を入れ替えるのだった。

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