もっともあぶない刑事のレビュー・感想・評価
全2件を表示
【”僕達、運がいいんです。”と序盤からタカ&ユージが、矢鱈に言う意味がラストシーンで分かった作品。あの状況で・・、本当に運が良いんだね!】
■星会の銃密造工場に踏み込んだタカ&ユージは、主犯の宮坂を追い詰めるも取り逃がしてしまう。
その後ふたりは、15年前の貿易商殺人事件の担当にされた。
時効が4日後に迫る中、当時、事件を担当したエリート、神奈川県警警察本部警備局長、本多の元を訪ねる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・タカ&ユージには、銃弾が当たらない。偶に、ユージの腕をかすったりするが、兎に角当たらない。運が良いんだね。クスクス。
・今作も、二人の息の合った会話や、二人を支える仲間達の奮闘も、ナカナカである。特に胆の据わった近藤課長(中条静夫)には、流石の二人も頭が上がらない。
・ストーリー展開は、宿敵・銀星会と癒着して来た県警本部のエリート、神奈川県警警察本部警備局長、本多を敵に回して孤軍奮闘する二人の姿を描いているのだが、このシリーズの特徴である悲壮感は、特に今作では漂わない。
<今作のラスト、不死身の殺し屋(苅谷俊介:少し驚く)が死に際に二人の足元に転がした爆薬。
あれで、助かるって、本当に運が良いのだね。クスクス。痛快娯楽アクション映画だからね!>
運がいいから、このふたり
"あぶない刑事(映画)" シリーズ第3作。
マガジンの付録DVDで2回目の鑑賞。
銀星会との戦いが遂に決着。激闘に終止符が打たれました。
ふたりを追い詰める包囲網が狭まる中、仲間たちの助けを借りながら、決死の戦いに挑む姿に釘づけになりました。
一応の区切りと云うことで、ラスト感満載の演出がちらほらありました。結果的には終わりませんでしたけれども(笑)。
殺し屋役の苅谷俊介のインパクトが強烈でした。007シリーズのシャークを彷彿とさせるような強さとタフさを誇っており、タカとユージの前に立ち塞がる最後の敵としての貫禄充分だと思いました(結局最後ではありませんでしたが)。
四面楚歌的状況でも慌てることなく、常にふたりらしさを維持して、唇にジョークを忘れずにいるだなんて。とってもダンディでセクシーで、めちゃくちゃカッコ良かったです。
冒頭から「俺たち、運がいいから」を頻繁に口にしていましたが、それがラスト・シーンへの伏線になっていたとは(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2019/08/12:マガジンの付録DVD
2024/05/17:Amazon Prime Video
※修正(2024/05/17)
全2件を表示