新網走番外地 吹雪の大脱走のレビュー・感想・評価
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最後の30分かなあ。
前作までずっと感じていてようやく行き着いたのは水戸黄門か。それまでのドラマも、仲間たちがみんな死んでいくお話も悪くはないけど、ラストの殺陣シーンの長い序章でしかない。どうして馬に乗って登場するのか、その移動シーンの長さといい、それまでに積み上げたのは何だったのかな、と思ってしまう。
星さんとか黒沢さんとか除くと、まだまだ皆さん大部屋から這い上がろうと苦労していたんだなあ。初井言枝さんのこの時代でもお母さん役にちょっと感動した。
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脱走した?
ほぼ全編務所内という原点回帰がなぜか斬新。が、悪役は毎度おなじみの...
大脱走、してなくない?
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"網走番外地" シリーズ第17作。
マガジンの付録DVDで鑑賞。
東映任侠映画の定番ストーリーだったが、こう云うのが日本人の琴線に迫って来るのは、もはや自明であろう。
サブタイトルにあるような「大脱走」は特にしていないのでかなり肩透かしである。何故こんな題をつけたのか。
末広の母や妹への想いに篤いところや、与えてくれた恩を絶対に忘れないところの人間の良さには惚れるしか無い。
我慢に我慢を重ねるも、敵の極悪非道な所業に堪忍袋の緒が切れた末広が殴り込みを掛けるクライマックスは、高倉健の太刀捌きが絶品で、血湧き肉躍り大満足のカタルシスだ。
[余談]
星由里子の美しさは至宝である。
※修正(2025/05/25)
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