続・網走番外地のレビュー・感想・評価
全6件を表示
前作のヒットにつられ、俄かで作った続編。 せっかくカラーになったの...
前作のヒットにつられ、俄かで作った続編。
せっかくカラーになったのに緊張感がまるでない。網走でもない。ラストの格闘がまるでドリフのコントのようにすら感じてしまう。
ただただ健さんのカッコよさのみを見るしかない(笑)
BS12
【任侠ある男達の姿も印象的な、シリーズ第二弾。物語構成も面白く、賭場でのイカサマを見破るシーンなど見所も満載である。女スリの存在も、華を添えている作品である。】
ー 資料によると、第一作の大ヒットを受け、今作はナント、脚本を含めて、3週間で製作されたそうである。そんな短期間でありながら、このレベルの高さ。驚きである。-
■網走刑務所を出所した橘真一(高倉健)は、仲間の大槻と共に青函連絡船に乗り込む。
だが、船内で盗難事件が発生、乗客は全員検査を受けることに。
その際、大槻は修道尼のトランクから転がり出たマリモをひとつ持ち帰る。実はそのマリモの中にはダイヤが隠されており…。
<任侠アクションとして、刑期を終え網走刑務所を出所した橘を始めとした男たちが、盗まれたダイヤをめぐる争奪戦に巻き込まれていく様を、女スリを重要なポジションに据えて描き出す。
このような作品を観ると。邦画全盛期の熱気を感じる気がするなあ・・。>
前作の登場人物がシャバで繰り広げる人情ストーリー
舞台を網走から函館、青森へと移し、シャバでの人情ストーリーが繰り広げられます。
前作であった場面場面が別の形で映し出されています。
前作になかったこととしては、ずばり恋愛。
ユミの一途な想いと、橘の不器用さが高倉健映画の醍醐味ですね。
立花が寅さんのように的屋をやっていたシーンが面白かった。
前作ゆりかなり面白い。
続編には珍しく前作より実に上手く作られてます。と言うのは前作が脱走劇で続編にはどのようなストーリーになるか見当もつかなかったのですが真新しいストーリーなのに前作に出てくる独房のメンバーを上手く登場させてます。ストーリーは出所した橘がとある宝石強盗に巻き込まれるストーリーなのですがその内容もオーシャンズなみの複雑になってます。しかも前作はモノクロで続編はカラーなのでより観やすくなっています。
やっぱ当時の日本映画を観ると風景や文化、生活感が本当の日本風景なんだな~と当時を知らない自分は知ってる世代が羨ましく思う。こうやって観ると今現代色んな国の文化が入り交じって日本らしさが薄れてちょっとさびしい気持ちにもなる。
全6件を表示