劇場公開日 1965年7月10日

「【任侠ある男達の姿も印象的な、シリーズ第二弾。物語構成も面白く、賭場でのイカサマを見破るシーンなど見所も満載である。女スリの存在も、華を添えている作品である。】」続・網走番外地 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【任侠ある男達の姿も印象的な、シリーズ第二弾。物語構成も面白く、賭場でのイカサマを見破るシーンなど見所も満載である。女スリの存在も、華を添えている作品である。】

2022年8月2日
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ー 資料によると、第一作の大ヒットを受け、今作はナント、脚本を含めて、3週間で製作されたそうである。そんな短期間でありながら、このレベルの高さ。驚きである。-

■網走刑務所を出所した橘真一(高倉健)は、仲間の大槻と共に青函連絡船に乗り込む。
 だが、船内で盗難事件が発生、乗客は全員検査を受けることに。
 その際、大槻は修道尼のトランクから転がり出たマリモをひとつ持ち帰る。実はそのマリモの中にはダイヤが隠されており…。

<任侠アクションとして、刑期を終え網走刑務所を出所した橘を始めとした男たちが、盗まれたダイヤをめぐる争奪戦に巻き込まれていく様を、女スリを重要なポジションに据えて描き出す。
 このような作品を観ると。邦画全盛期の熱気を感じる気がするなあ・・。>

NOBU