「もう、始まっているからね」AKIRA 奇妙鳥さんの映画レビュー(感想・評価)
もう、始まっているからね
連載開始当時はまったく知らず、単行本(と呼んで良いのだろうか?)発売でド肝抜かれて、そこから惹き込まれて行ったのは、忘れられない。
当時、劇場でワクワクした割になんだか裏切られた氣持ちだったのも覚えてる。
あらゆる分野に波紋を投じた作品となったが、原作コミックで感じた、映画的な高揚感は、当の劇場版ではスケールダウンに感じていたのかも…。
今回限定配信での視聴で、スクリーンからサブスクで音響もかなりレベル下がってるはずなのに、悪くなかった。
35年の間に、制作秘話や裏設定など吸収した分、ストーリーの流れが視えてきたからかも。
あの時既に“始まっていた”のかもしれない。
機会があればもう一度スクリーンで観直したい。
そして、コミックも読み返してみなければ!
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