「【日本が誇るサイバーパンクSF漫画の”AKIRA”を、原作者大友克洋氏の監督・脚本により映像化した作品。今作が世界に与えた影響は計り知れない・・。】」AKIRA NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【日本が誇るサイバーパンクSF漫画の”AKIRA”を、原作者大友克洋氏の監督・脚本により映像化した作品。今作が世界に与えた影響は計り知れない・・。】
■近未来のネオ東京をバイクで爆走する金田たち。
ある日、メンバーの一人、鉄雄が事故を起こし、突如現れたへリで軍のラボに運ばれ、不思議な力が覚醒する。
やがて、反政府ゲリラと暴走族、軍の抗争が始まる中、謎の存在「アキラ」の覚醒が予言され…。
◆感想
・今作は、確か”AIKIRA”が完結する前に公開された記憶がある。
そして、学生だった私は、原作を買うお金もなく、今作を映画館では観ていない。
その後、、原作を大人買いして(それにしても、大友克洋氏の漫画は、「童夢」を含めて、文庫にはならない。大友克洋氏の気概を感じる。)
・今作が面白いのは、完結前であるにも関わらず、大友克洋氏が自身で、監督・脚本を担当した事に尽きると思う。
<内容は、多くの方が言及しているので敢えて語らないが、大友監督の独自の世界観が見事に描かれた作品であると思う。>
■今冬、”スラムダンク”が公開されるが、私はとても期待している。
何故ならば原作者が監督・脚本を担当しているからである。
漫画家が、映画界に売って出て、成功した今作の様になればなあ・・、と思っている。
> スラムダンク、(中略)息子の高等戦略に嵌り、全巻購入・・。
あはは。息子さん、めっちゃナイス!
> で、読んだらこれがまた面白くって・・。期待値MAXでございます。
ですよね。俺はコミックス持っていないので、3か月に一度、会社近所の中華料理屋で真っ茶色になっているラスト10巻を立ち読み?して、店主の前でぼろぼろ涙を流しています。
その中でも、最後の最後、数十頁に渡る無音部分は、もう…。これ書いてるだけで泣けてきた。
あのシーンに代表されるように、既に映画的というか、映画超えすらしている本作が、実際の映画でどんな風になっているのか?いや、めちゃくちゃ楽しみですね。