「1988年上映依頼の映画館鑑賞」AKIRA t.kokubunさんの映画レビュー(感想・評価)
1988年上映依頼の映画館鑑賞
つい出た「すげぇなぁ」が、
エンドロール終わった直後の素直な感想でした。
記憶ではかつてこれを映画館で鑑賞しているはずで、
そうだとすると30数年ぶりの再鑑賞になります。
ところどころのシーンは覚えているものの、
AKIRAがどんな人物だったかなどは忘れていたので
最後までドキドキしながら鑑賞できました。
今回はIMAXシアターだったので、音響がよく、
音で時々ドキっとすることもありましたね。
アニメゆえ、どこまでも自由に表現したい事が
表現出来るとは思いますが、思慮深さもあって
これは大人のアニメですね。権力と実行、
優しさとポリコレ、集団と思想、様々な社会問題が
実は練り込まれています。
これ、30年以上前に作られてるんですよね〜。
2019年の社会にはもはや公衆電話を使う人は
天然記念物でスマホが一般的ですが、さすがに
そこまでの未来予測は難しかったかな。
でも東京オリンピックを予想したのはすごい
ですね!しかもあの様子だと少なくとも2020には
開催されないでしょうから、そこも正解です。
まさかコビット戦争まで予想していたのかな?
40過ぎの大人が再発見できる良作です。
ぜひ今一度映画館でご覧あれ。
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