「「もう始まっているからね」最後は圧巻」AKIRA アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
「もう始まっているからね」最後は圧巻
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ジャパニメーションの金字塔と言われる「AKIRA 」。ストーリーはともかく確かに作画は圧巻でした。これ手書きってメチャクチャ大変そう。頑張ったなぁ。
1988年なので30年前の作品です。当時の人が思い描いてた30年後と実際とはずいぶん違ってますね。バイクとか空飛ぶ乗り物は未来っぽいですが、コンピューターや通信機器の発達は現実の方がスゴいかも。現実は地味な方が良く発展したようです。最初の街の風景はモロに「ブレードランナー(1982年)」でアメリカからの逆輸入かぁと思ったのですが、後半になればなるほど独自のインパクトが物凄かったです。
見所は超能力のバトルかと思いきや金田くんが動く動く。金田くんの動きだけはやたらとアニメっぽくって面白かったです。見せ方が意外とグロいというか不気味というか、音楽にせよ人の生理的に嫌な所を突いてきてますね。勿論狙ってやってる事でしょうけど。
残念ながら人間は30年じゃ大して変わりませんでしたね。現代の人でも超能力手に入れちゃったらてんやわんやする事でしょう。あまりアニメは観ないのですが、本作はきっと当時映画館で観てたら凄かっただろうなぁっと思わせてくれる作品でした。
しかし、金田くん達は学生みたいですがいったいいくつなんだ?そして鉄雄くんの彼女カオリちゃんが悲惨過ぎる~!
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