あゝ零戦
劇場公開日:1965年9月4日
解説
「太平洋奇跡の作戦 キスカ」の須崎勝弥がオリジナル・シナリオを執筆、「大捜査網」の村山三男が監督した戦記もの。撮影もコンビの石田博。
1965年製作/87分/日本
原題または英題:Zero-Fighters
配給:大映
劇場公開日:1965年9月4日
あらすじ
最強を誇るラエ基地・海軍航空隊に若い夏堀中尉と峯岸二飛曹が着任して来た。隊長の梶大尉とその列機の徳永兵曹は、海空にその人ありと知られた零戦乗りだ。此の二人に夏堀と峯岸は実戦の厳しさを骨のズイまで叩きこまれ、逞ましく勇ましい露戦パイロットとして成長していった。激しい出撃が毎日続いた。戦局の切迫は、零戦を戦闘爆撃機として使用せよという命令が下った。戦闘機が爆弾を載んだらどうなるか。結果は余りにもひどかった。梶大尉徳永兵曹というベテランを失ってしまった。そんな中で夏堀は大尉に昇進、セブ島基地の隊長として比島に着任した。そこで海兵同期の小関大尉と逢った。二人は再会を喜んだが、その小関大尉も翌日の出撃で戦死してしまった。セブでも毎日戦闘が続いた。飛行機と飛行機の消耗戦である。墜しても墜しても米軍の反撃があった。そのうち、零戦に勝る新鋭機グラマンが南方の空に出現した。明らかに日本は受身の戦いに追いこまれた。この戦局の逼迫は、体当り攻撃“神風特別攻撃隊”を生んだ。夏堀は南九州基地に呼びかえされ、特攻の護衛戦闘機隊の隊長に任命された。連日、連夜、特攻出撃がくり返された。夏堀、峯岸は特攻を志顔したが、ベテラン・パイロットとしての腕を惜しまれた二人には特攻は許されなかった。しかし、兵力の不足は、遂に二人を特攻に編入させざるを得なかった。“南方海上に、有力なる機動部隊を発見す”の飛電に、夏堀は十数機を率いて飛び立った。峯岸も夏堀隊長の二番機として二五〇キロを腹に抱いて出撃した。やがて基地無電室に“グラマンと交戦中”という無電音波が入ったまま消息がとぎれた。
スタッフ・キャスト
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梶大尉本郷功次郎
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夏畑中尉長谷川明男
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小関大尉大橋一元
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徳永上飛曹早川雄三
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峯岸二飛曹小柳徹
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山県一飛曹青山良彦
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高田中佐根上淳
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八木少佐成田三樹夫
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森上飛曹藤山浩二
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横井一飛曹当銀長次郎
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基地のA兵曹佐山真次
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基地のB兵長南堂正樹
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基地の要務士三夏伸
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基地の見張員喜多大八
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基地の通信士松山新一
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基地の司令原田玄
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基地の見張員藤井竜史
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基地の通信士加川東一郎
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基地の従兵一ノ瀬賢
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早川中尉網中一郎
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大島少尉九段吾郎
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中林少尉森矢雄二
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松本上飛曹石黒三郎
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竹内上飛曹吉葉千郎
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太田上飛曹荒木康夫
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近藤一飛曹佐原新治
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田中二飛曹伊奈久男
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古川二飛曹島譲治
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整備長浜口喜博
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整備員A後藤武彦
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整備員B井上大吾
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補充兵A蛍雪太郎
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補充兵B志保京助
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補充兵C竹内哲郎
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補充兵D杉山明
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南九州基地の従兵宗近一
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徳永しづ浜世津子
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日高智子二木てるみ
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日高しげ乃平井岐代子
大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
大怪獣決闘ガメラ対バルゴン
大魔神怒る
トップガン マーヴェリック
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
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