「正義とは何か」ゴーン・ベイビー・ゴーン m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
正義とは何か
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エド・ハリスと、モーガン・フリーマンが出演している時点で、初めから胡散臭さが漂いまくってましたね。
ケイシー・アフレックはやっぱり好きだなー!この独特の空気感が良い。
一人の幼女を巡ったこの事件。
現実とは なんて残酷なんだろう…。
女の子の幸せを願っても、ジャンキーな母親の子供にとっての現実は、そんなに甘美なものではないと気付かされる。
あの子を保護するにしても、他にもっと良い方法があったはずだとも思うし、モーガン・フリーマン演じる元警部のドイルも、きっと陪審員からの心証も良いだろうから、重い罪には問われないだろうと想像できる。
例え子供が不幸な道を歩もうが、実の母親と暮らすことがその子にとって幸せなのか
クソな母親と離し 子供の幸せだけを願う養父母と暮らすことが最善なのか
レミー(エド・ハリス)の台詞にもあるように、「子供は大人を裁かない。打たれても恨まない。だが、見返りは?」
確かにその通りだと思う。でもパトリックが言うことも一理ある。
例えどんな暮らしでも、実の母親と暮らすことが最善なんだと。
女の子の笑顔の全くないラストシーンには考えさせられる。
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