30デイズ・ナイト

劇場公開日:

30デイズ・ナイト

解説

ジョシュ・ハートネット主演のバンパイア・アクション。製作を「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ、監督を「ハードキャンディ」のデビッド・スレイドが務める。アラスカ州に位置するアメリカ最北端の街バロウの冬には、太陽が24時間昇らない日々が30日間続く白夜の反対現象の極夜が訪れる。その期間に狙いを定めて襲来した吸血鬼と、保安官エバンとステラ率いる住人との壮絶なるサバイバルが展開する。

2007年製作/113分/R15+/アメリカ
原題または英題:30 Days of Night
配給:ブロードメディア・スタジオ
劇場公開日:2009年8月22日

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映画レビュー

3.0シネマミラノで鑑賞

2024年6月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

これは敵わないと思わせる辺りは上手い。

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ムーラン

4.0エンタメ性も忘れないホラー大作

2022年12月18日
Androidアプリから投稿

漫画が原作という本作は、マーベルコミックスさながらの展開を迎えるアクションホラーだ。最後の最後で''彼らは帰ってくる"なんてメッセージを残してくれても良いくらいだ。「30デイズ・ナイト 訳:30日間の夜」というタイトルの様に、1ヶ月太陽が顔を出さない極夜が舞台となる訳だが、永遠と続く暗闇と、真っ白な雪に飛び散る血飛沫や肉片という対比が際立って見えるシーンがあり、混沌とした世界の中で美しさすら感じる瞬間が多く、非常に印象に残っている。どうもオタク気質が伺える作品だったが、製作はあのサム・ライミ。やはり彼はこういうマニアックな作品がホームグラウンドなのだろう。
ゾンビとヴァンパイアは似て非なるものだが、本作を観るとそれがより分かりやすい。彼らは言葉でコミュニケーションをとり、彼らの伝統を重んじているのだ。かなり暴力的なシーンは多いが、どこか肩身の狭い思いをしているヴァンパイア族のバックグラウンドも気になる所だ。本編113分というそれなりの長さを誇る作品だが、本作の弱点は映画にしては長い「30日間の夜」を描くという事だ。どうしても建物に籠り、数日経過してしまうシーンもある為、生存者が極限の30日間を生きている恐怖感や絶望感が持続しないのである。
ラスボスキャラに魅力が少ないのもやや寂しいが、どう見ても異形の者である彼らのデザインはこだわりを感じる部分でもある。
本作のベストシーンは、ヴァンパイアの襲撃を受けるバロウの街を垂直に撮った俯瞰映像で表現しているシーン。個人的には「タイタニック」の"あの"シーンより好きである。
部分的な注文はあるが、ヴァンパイアホラーの中では本作は上位に値するだろう。

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Mina

3.5極夜(白夜の逆)→アラスカの30日

2022年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2007年。サム・ライミ・製作。ジョシュ・ハーネッと主演。
スティーヴ・ナイルズの同名コミックが原作の映画です。

アラスカの人口だった152人の町・バロウは1年にたった30日間ある極夜(太陽が全く上がらない)を翌日に控えていた。
その夜、飼い犬数10頭が殺され更に停電と電話・ネットが不通になる。
保安官のエバン(ジョシュ・ハーネット)は町にただならぬ危機が訪れてるのを感じるのだった。
なんか頭の良いヴァンパイアが敵!!
発電所を破壊したり、最後には石油パイプラインまで壊します。
そしてヴァンパイア言語を話す。宗教家みたいなヴァンパイアのボス。
極夜の小さい町。
住民がひとり、またひとり・・・残酷に咬み殺されて行く。
お楽しみはまったく無かったです。
30日リミットの設定が生かされてない。
30日も必要だったのかな?
もっと早く除雪車10台連ねて、ガガガーっと踏み潰しちゃえば?
とかね!!
仕掛けが遅くないんかい?
待ってる間にどんどん殺されてしまうんだもん。

保安官のエバンと元妻ステラとの絡みも特に印象的ではない。
ただしお目当てのジョシュ君は渋くて格好良かったので、そこは満足でした(笑)
暗い画面に血まみれのクチのヴァンパイアが、強くて怖かった。
ラストの決断は、こう来たか!!って感じでしたね。

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琥珀糖

2.5非日常空間の非常事態

2021年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

映画のストーリーは大別すると、「日常」または「非日常」の舞台で起きた「いつもの事」または「異常事態」を描いたものだ。
この映画は、30日間夜が明けない極北の極夜という「非日常空間」を舞台に一見普通の出来事を描くようなスタンスで始まり、ヴァンパイアとの戦いという「超異常事態」に突入していく。
それだけに、すごくリアルで出来のいい映画になってもおかしくないと思うのだが、さにあらず。
いろいろと突っ込みどころは多いけど、ラストのあれはないだろう…と思う。
一見の価値ありです。
ネタばらしはなしで。

2013.7.27

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うそつきカモメ

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