「クロスボンバー。」スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 マロピさんの映画レビュー(感想・評価)
クロスボンバー。
ティム・バートンとジョニーデップ。
いい加減にマンネリと言うかうんざり?のコンビと言われるけども、僕は本作においてもナイスコンビネーションと良い意味で捉えたい。
ネプチューンマンとビッグ・ザ・武道のクロスボンバーのように両者の阿吽の呼吸が見てとれるデップの映画というよりティム・バートンの映画に仕上がりました。
色調を極力抑えた画面は、「コープスブライド」からの流れでバートン色。ロンドンの町並みは「バットマン」のゴッサムシティのよう。
デップもこういう街によく似合う。
「フロム・ヘル」もロンドンが舞台で、今回と同様にクラシカルな衣装。こういう衣装が、もっとも映える俳優さんだ。
映画のストーリーや音楽については実績あるミュージカルが主体ゆえに、一見さんお断りな部分が少なからずあるものの、総じてキレイにストーリーをまとめ上げることが出来てると思う。
血しぶきに関しては、R指定も仕方ないかなという感じですが、トッドの「感情の発露」という表現上外すわけには行かないでしょう。
おまけ。
劇中に「ミスターTさん」と呼ばれ始めるトッドですが、どうも「ミスターT」だと、Aチームの「コング」の顔が出てきてしまう・・。
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