「女エリザベス」エリザベス ゴールデン・エイジ The Dudeさんの映画レビュー(感想・評価)
女エリザベス
偉大なる黄金時代の女王になってるかと思いきや、描かれるのは未だに空閨に煩悶する「女」エリザベス。どろどろとした情念で迷走する話は辛気くさいが、捨て難い味があるのも事実。ケイトが上手いからでしょう。反面相手役のC.オーウェンは退屈な芝居。出番は少ないがフェリペ二世役のジョルディ・モリャが憎々しく上手い。見直した。
しかし、クライマックスの盛り下がりはどうにかならなかったのか。海戦はしょぼく、オーウェンはトロいし嘘臭い活躍ぶり、有名な女王の甲冑演説シーンは従う兵が少なすぎ!(『ブレイブハート』程度の人は集めろよ)
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